詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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新しい時代が始まりつつある予感

2008年06月17日 | 政治
アメリカ人よりも、日本人の方が大統領選に関心があるという。それも世界の他の国々よりも異常に高い関心度なのには驚き。これは単に、日本人の火事場見物や有名人好きという性格以上の意味があるのかもしれない。日本国内での変革が全くなされないことへの欲求不満の表れなのかもしれない。

アメリカのブッシュ大統領の弾劾決議については、下院の決議可決ではなく、司法委員会で下院に送付する事が議決された段階でらしい。その内容はー

「イラクとの戦いを擁護する間違った論拠を捏造した」「イラクを米国に対する差し迫った脅威と思わせて国民、議会をミスリードした」「大量破壊兵器を所有したと信じ込ませた」「国連憲章に違反して主権国家イラクを攻撃した」「イラクに米国の永久的な軍事基地を設立した」「捕虜を拷問した」「国民の税金を浪費した」等の・・イラク戦争に関してこれまでに明らかにされた不正、犯罪の数々を、35項目にわたって弾劾の理由にあげている。

その中でも極めつけは弾劾理由の2番目に、9・11は不正に、組織的に犯罪的意図をもって実行されたと、内部犯罪説を匂わせている点で、中学校の教師が「9・11は内部犯行だったという説もある」と述べただけで、捏造的内容の新聞沙汰になる日本とは大違いだ。

イラク戦争を正しいと言った小泉を持ち上げた大メディアや、小泉、安倍、福田と続く自民党政権やその自民党政権を支持し続けてきた「平和と弱者の政党」公明党にとって、決定的に不利な出来事や、弁解できない不都合な事態を隠し続けることが彼らにとって最大の関心事なのだろう。

経済についても、新しい事態が進行中のように思える。月刊誌リベラルタイムの7月号でのハドソン研究所首席研究員の日高美樹氏の「洞爺湖サミットの議題にあきれる米政府」という論評では、《ブッシュ政権が今あらたな金融体制づくりに努力中である》とか。アメリカは延命策に懸命らしい。日本はその際に、またどんなピエロ的役割や肩代わり的役割を与えられるのだろうか?

この日記で参考にした元外務官僚天木氏のブログではー《ブッシュ政権は国民に知らせることなくあらたな試みを始めている。それは北米大陸の統合だ。今北米大陸のど真ん中をカナダからメキシコを一直線に縦断する16車線の一大高速道路を建設しようとしている。そして、ドルに替わるあらたな統一通貨をつくり、北米大陸を統合しようとしている》

ブッシュ政権が目指しているあらたな金融体制について参考になるのは、最も信頼できる国際政治学者田中宇氏のーhttp://tanakanews.com/080609bank.htmhttp://tanakanews.com/080609bank.htm

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