詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

詩   断章

2022年04月11日 | 四要素論

自動現金支払い化した属国属領日本から

総資産強奪の目論見が米国からムクムク立ち上がる

 

・・秘密保護法や集団的自衛権で

言論弾圧国家や世界悪役にして

十数年毎の侵略戦争(在庫武器一掃セールスと新武器宣伝)に

日本軍を弾除け傭兵にしようというのだろう

坂口安吾が大好きな頭のいかれた先輩に出会って以来
人生は廃市のようなセピア色に暗転した
それは誰かに強制されたものではなく
ディック「ブレードランナー」のような雨降りの映像と
キング『バトルランナー』のように血まみれの閃光

窓を全部開け放つても
先輩のベットの下からはは処女たちの血糊
ぷーんと血の匂いが漂うの晩春の
もうお別れの季節だというのに

それでいて酒場へ着くなり
「この空を飛べたら」「酒場にて」を
ギターを弾きながら歌いだす

ぼくらは真昼のデパート屋上でユダのようだった
ウィスキーのポッケット瓶を回し飲みしながら
「お前は全然道産子らしくない野郎だな」
「あんたこそ道産子の面汚しだよ」

ぐらぐらとゆれる水平線の向こうには荒海と孤独な島
「わたしは海を抱きしめていたい」という古い詩句が
胆汁のように込み上