ぼくのかつてのアメブログの壁紙は
米国のように侵略戦争に熱中したローマ軍が
食料用にブリテン島に持ち込んだ
食料用にブリテン島に持ち込んだ
ピーターラビット（穴ウサギ）に似ている
かつてニコルさんが孤島で銃を担いで
ウサギと格闘したのを思い出す
兎は狐のように穴を開けるので地主に憎悪される一方で
かつての英国人の貴重なタンパク源だった
僕は今でもときどき
かつてニコルさんが孤島で銃を担いで
ウサギと格闘したのを思い出す
兎は狐のように穴を開けるので地主に憎悪される一方で
かつての英国人の貴重なタンパク源だった
僕は今でもときどき
兎の夢をみることがある
「羊たちの沈黙」のように汗びっしょりで目が覚める
子供時代のぼくの担当は動物飼育だったのだ
夕焼けに染まった坂道を下ってくと
中州の町営住宅に押し込まれてしまった
アイヌの少女が絶壁の上に立ち
いつも僕を睨みつけていた
どうしてだかいつもわざわざ
「羊たちの沈黙」のように汗びっしょりで目が覚める
子供時代のぼくの担当は動物飼育だったのだ
夕焼けに染まった坂道を下ってくと
中州の町営住宅に押し込まれてしまった
アイヌの少女が絶壁の上に立ち
いつも僕を睨みつけていた
どうしてだかいつもわざわざ
遠い小学校へと兎の草を採りにいったのは
その娘が好きだったのかもしれない
餌をやりにゆくと
その娘が好きだったのかもしれない
餌をやりにゆくと
目を狙ってくる鶏とは違って
兎はほんとにおとなしくて
めんこくてふかふかと暖かかった
父と母とが
兎はほんとにおとなしくて
めんこくてふかふかと暖かかった
父と母とが
明日兎を殺して鍋にするべと聞いた夜
兎小屋の鍵を外してやった
それから毎年冬になり
カケスの罠の季節が終わって
兎の罠を仕掛けにゆく途中
兎小屋の鍵を外してやった
それから毎年冬になり
カケスの罠の季節が終わって
兎の罠を仕掛けにゆく途中
雪原の兎の足跡を見かけると
あの時に逃がしてやった
兎の子孫なんだべかなと思った
