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詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

税金を納めにない大銀行・大企業・高給官僚・NHKよりも、子供や老人や路上生活者の方が発言権がある!

2011年09月05日 | 物語
日本一劣化と腐敗の速度が速いのはNHK(報道・解説・娯楽部門)ではと思う。

子供だって、老人だって、路上生活者だって・・きちんと消費税等を払っているのだから、税金を一円も払っていないという大銀行や大企業(バブル後の住専問題等では数十兆円の税金からの援助を受けながら)や高給官僚やNHKよりも、はるかに発言する権利があるはずだ!(政治家は国民主権の源の選挙で選ばれているので政治屋を選ぶかどうかは選挙民の責任)

大震災・原発事故後の報道も格段と民放に劣るものだったけど・・最近また小泉時弱肉強食時代のような新自由主義や「自己責任論」の内容の番組が増えつつある。

今までは恐る恐る電通支配のお笑い芸人やAKB番組を作っていたのが、野田首相の登場で、官僚もNHK(報道・解説・娯楽部門)も一気に大暴走を開始し始めた。

二分社化して、報道・解説・娯楽部門の悪い影響が教育・教養番組にも染み込んでいかないようにすべきと思う。(受信料や税金は平等に二分割)
もっと子供や老人や生活者等の弱者の意見を反映する教育・教養番組部門さえあれば十分と思う。

企業利益第一の民放よりもはるかに劣る報道・解説・娯楽部門などは必要があるはずもない。

フェチとアイヌ民族についてー

2011年09月04日 | 物語
昨日はバチュラーの『アイヌの伝承と民族』(安田一郎訳)を読み出したら止まらなくなって、もうこんな時間。二段組の本は倍時間がかかる。そろそろ寝ないと・・

このバチュラー博士の養女になったアイヌ民族の歌人バチュラー八重子についての検索が不調だったので、面白い内容が多い『アイヌ資料蔵』はー「ここ」

フェチについてーもともとポルトガル語らしい。鹿とトナカイは人間の尿フェチで、オシッコに寄ってくるので簡単に捕まえられるんだとか。犬が狼から家畜化したのも、人間の肛門フェチだったからではと思う。大麻の原料の麻は、数千年前の縄文時代からずっと網や衣服に利用してきたと読んだ気がするけど

飴細工テキヤについての古いブログ記事『「間道ー見世物とテキヤ」(坂入尚文)』

2011年09月02日 | 物語
《白糠がアイヌ人の多い町だとは複数の見世物屋やテキヤから聞いていた。・・
私の店にも、澄んだ、目の大きな小学生の姉と三、四歳の弟が三日間、一日に幾度もやって来た。そんな時もいつの間にか二人は楽しそうに飴細工を見ている。
私は三日目の日中、とうとう一本ずつの飴細工をやってしまった。以前に室蘭の高市で苦い思いをしていたからだ。

室蘭は大都会・・
「なんだい、今日はお祭りだよ。せっかくの一年一回、今日は暇人と貧乏人しかいないのか、お兄さんだって焼酎代くらい稼がなくっちゃ今夜はどうすればいいんだ、頼む教えてちょうだい」などと啖呵をかませていた。
ところがこの時、ひとりの少女が目に涙を一杯ためている。そしてこのように言った。
「おじさん貧乏人って馬鹿にしているっしょ、あたいは買いたくても買えないの馬鹿にしてるっしょ」
白糠の二人に飴細工をやったのは、この時の苦い思い出が残っていたからだった。》(「間道ー見世物とテキヤ」より)

「間道ー見世物とテキヤ」(坂入尚文)は、去年読んだ本の中でも、故郷北海道に関しての本の中でも、ベスト3に入れたい本。
特に後半の、テキヤ(飴細工)になっての・・テキヤ仲間や各地の親分衆や極道との付き合いは、誰か映画にでもしてくれんもんだべか。僕が転々とした北海道の故郷も観られるし。
泣いて、笑って、歯軋りして、頷いて一気に読了した。
すっかり・・北見を舞台の「プリズンホテル」(浅田次郎の抱腹絶倒の傑作!)みたいな廃墟や、釧路や小樽や夕張のかっての廃墟に帰りたくなってしまったな・・

5年振りくらいに、今日読み返した「琉球共和国ー汝、花を武器とせよ!」の中で、著者の竹中労人自身が「三馬鹿トリオ」の一人と書いてたのが大田竜という思想家だった。
詳しくは「アイヌ民族関連報道クリップ」ー「ここ」

部分的に引用するとー
《思想家故太田竜氏の「革命」一代  「妄想家か、辺境の擁護者か」
太田竜氏
 5月19日に78歳で亡くなった思想家・太田竜氏は、その振幅の大きい活動で人々を戸惑わせてきた。新左翼の革命理論家から、「ユダヤの支配」を糾弾し、「爬虫(はちゅう)類的異星人が地球を支配している」と説いた陰謀論者へ。変転を突き動かしたものは「妄想」か、それとも「辺境」への視点だったのだろうか。

 10代から左翼運動に身を投じた太田氏は1957年、革命的共産主義者同盟結成に参加する。中核派、革マル派などの前身である。その後、第4インターナショナル日本支部委員長に、さらに分派し、それも脱退した。創設した組織を次々と割っては新組織を立ち上げ、主張はそのたびに過激に先鋭になった。

 70年頃からは琉球、アイヌといった「辺境」に着目し独自の革命論を追究し始めた。三菱重工ビル爆破事件を起こした東アジア反日武装戦線にも思想的影響を与え(詳しくは戦後最高のドキメンタリー作家松下竜一「狼煙をみよ」参照をー)、70年代半ばに、マルクス主義は「帝国主義美化の反革命的思想体系である」として決別。80年代には自然食やエコロジー運動に傾倒し、参院選や都知事選に出馬。90年代以降の著作は、陰謀論や国粋主義の立場のもので占められていた。

 めまぐるしい思想遍歴。太田氏とともにアイヌ像損壊事件で指名手配されたこともある元日本赤軍の足立正生氏は「あいつほど、組織を作っては壊し、決別を繰り返してきたやつはいない」と振り返る。教育学者の五十嵐良雄氏も突然「おまえは反革命だ。今後一切の関係を絶つ」と絶縁された。しかし五十嵐氏は「琉球もアイヌも、存在はしているが問題として認識されていなかった。彼は問題を発見する天才だった」と太田氏をなお評価する。

一方、陰謀論やオカルトに詳しい作家の唐沢俊一氏は「常に新しいことを言わねばならぬという強迫観念があったのでは」とみる。新左翼時代から、誰も取り上げない問題を理論化し先端を切り開いてきた自負が強く、過激さを追求していった結果が「陰謀論」だったというのだ。第4インター時代の元同志も、立川米軍基地襲撃など極端に過激な方針を指揮した太田氏は、当時から「壮大なる妄想家」だったと回想する。

 代表的著作に『辺境最深部に向って退却せよ!』がある。見方を変えれば、正統マルクス主義から「辺境」をめざし、さらに動物実験反対、家畜制度全廃論など、常に代弁者のいない弱者へと寄り添おうとした点で、軌跡は一貫していたとも言える。

 70年代から交友を続けた新右翼の鈴木邦男氏は「日本の左翼を作った人で、しかもそこに満足せず、変化し続けた。中途半端な僕のずるさをしかられているみたいで恥ずかしい」としのんだ。(樋口大二)》

◆漢字文明圏(中国、アジアの華僑、日本、朝鮮半島)の中心に、江戸時代までは独立国としてアジア交易の中心だった沖縄を再び独立共和国(日本列島先住民のアイヌ民族と沖縄にはその資格がある)として考えるべき時代なのではと思う。
恐らくここにしか、アメリカの属国的境遇や、将来の中国の属国的立場からの脱出口はないのではと思う。

今日は関東大震災の日なので大震災と差別についての以前の日記をー

2011年09月01日 | 物語
(1)「比嘉春潮ー沖縄の歳月、自伝的回想録から」日本図書センター読了。
タイトルの本はー
著者が明治16年に生誕してからの約百年間の実に貴重な日本・沖縄の歴史的な証言だ。
明治後の沖縄と戦前日本を理解するキーマンのような位置にいた人の貴重な回想録だ。
出版社生活が長かったので、その頃の文学者のほとんどや、伊波普ユウ・柳田國男・折口信夫等の民族学者のほとんどや歴史学者のかなりの人々との交流も興味深い。
沖縄知事の秘書官的立場だったので、そこで後の警保局長・内務大臣になったエリート内務官僚に貸しがあったので(沖縄の辻と呼ばれる遊郭&社交場&宴会場で妓を紹介)その裏側にも詳しい。

特に興味深かったのは、関東大震災の後に、彼を含めて訛のきつい沖縄人の多くが、暴行を加えられたり、何度も殺されそうになったというエピソードだ。
反体制的と見なされたほとんど労働運動家や社会主義者のほとんどもまた拘束されて、大杉栄一家や亀戸の労働組合員等が軍隊に銃殺されたりした。
相当数の沖縄人や日本人でも言語障害のある人々や漂泊民的人々が、自警団の検問の際に「君が代」がうまく歌えずに、殺されたとも書かれている。

この頃東京で、浮浪者一歩手前の生活をしていた・・日本を代表する詩人の山之口獏や宮沢賢治もまた、そのような目にあったり、目撃したのではないかと想像できる。

(2)「間道ー見世物とテキヤ」坂入尚文(新宿書房2006年)という本は本当に面白い。芸大中退の著者の最初の見世物小屋がなんと、北海道・・

この国最大のタブー「聖と賤、差別と被差別」構造の秘密とは?
昨日やっと読了した「白の民俗学」のテーマを要約すると上記か。
けれども、それが沖縄やアイヌや日本海沿岸に共通するどころか・・
北陸・関東以北の被差別に特に多い白山信仰や、それとは反対に信州以西に多いシャクジ神・ミシャグジ神・宿神・魔多羅神等というより始原に近い信仰へとも遡りうるものだと感じた。

そして、このような日本史上最大の謎に初めて気がついたのが、昨日日記に書いたロシアの天才的民族学者ネフスキーだったのではと思う。
「海上の道」という最晩年の傑作を書いた柳田國男や折口信夫もまた当然、彼の話しや著作から当然気がついていながら・・天皇制や被差別という、この国最大のタブーの前で、身がすくんでしまったのかもしれない。

「四天王寺の鷹」にも、権力争いに負けた物部氏の半分は諏訪神社や信州以北へと敗走し、残りは四天王寺の奴隷(ここから今流行の雅楽の東儀氏が出てきた)にされ・・
というように負けた側の人々が次々と、寺社・天皇等の奴隷的身分に落とされ、それがまた近世には被差別等へという歴史の流れなのではないかと思う。

「白の民俗学」前田速夫(河出書房新社、2006年)から、差別についての柳田國男の慧眼を一部分だけ紹介したい。
《関東地方はエタの氏神は、例の浅草新谷町を始めとして、多くは白山神社を祇れり。
此点はすこぶる興味ある事実にして、他の特殊にもこの神を崇祇する例少なからず。
讃州木田郡下高岡村の白山相人は極めて卑賤なる陰陽師にて白山に仕ふ。生計の為に箕のを作る。
奥州地方の「モリコ」又は、「イタコ」と名づくる一種の巫女は口寄せを為すに、白山明神の名を唱へて祈る。
また甲州に昔日神筋と称する特殊ありしがごとき、何れも遇合には非ざるべし》(所謂特殊の種類」 柳田國男(大正二年『国家学会雑誌』より) 》

沖浦氏のサンカの起源への説明(徳川末期の凶天明等の大飢饉)が最も説得力があるのではと思った。
そして日本史上、最も似たものとしては北海道のアイヌではないかと思った。
サンカが関東以北で存在しないという理由もまた、古代以来の被差別というマージナル(境界)がなかったせいではと思う。

来る者は・・ライ病者だろうとなんだろうと拒まないという自由でアナーキーな漂泊民サンカ。
そして、現在とっくに幻の民となってしまったサンカが、僕らの関心を集めるのもまた
古代以来の生活の智恵や文化が、生きるために必要な時代になったからではないかと思う。
貧富差拡大の二極分解社会を生きる現代の智恵は、とっくに失われたサンカにあるのではとも思える。

この本を読んで何故サンカに魅せられてきたかという理由がやっとわかった。
それは一言で言うとー
「自由でアナーキーな漂泊民」だったからではないかと思う。
それを支えたものは、彼等の技術(夏の川魚漁や冬の竹細工等)だったのではと思う。
ライ病者を唯一暖かく受け入れた人々だったという事も特筆すべき特徴だったのかも。
ライ病者がその境内に多かった・・物部守屋の霊を祭った日本最古の仏教施設「四天王寺」(聖徳太子=秦河勝建立)と同様に、最も日本史では美しいエピソードの一つではないかと思う。
広島三次盆地にある日本唯一の「サンカ民俗資料館」を是非訪れてみたいものだ。

久しぶりに花火を満喫。縁日や寅さんや日本特産品・工芸品フェスティバルを!

2011年09月01日 | 物語
今日はテレビで隅田川花火大会を満喫だった。花火が大好きだった・・日本中を放浪して歩いた画家で貼り絵作家の故山下清さん連想を。

世界中の国々や地方で、この日本の花火や、日本特産品・伝統工芸品や、屋台や寅さんのような香具師・職人を紹介して歩いてはとそうかな思う。

ただこれは、他の官庁同様に利権第一の腐敗堕落した外務省では無理なので、新設『復興・災救・海外援助・原発管理省』に任せた方がいい。

日本にしかない紙くずを入れるとトイレットペーパーができる機械等の宣伝をかねてもいい。
原発や車・電気製品ばかりではなく、もっともっと世界の環境のために貢献できる素晴らしい機械や道具があることを宣伝しなければならない。
環境のためや、エコロジーのためのそれらこそ、人類や日本の未来を切り開く物たちだからだ。

20世紀最大の青髭・強姦魔はー

2011年08月31日 | 物語
20世紀最大の青髭・強姦魔は、旧ソ連スターリン時代の秘密警察長官のベリヤと思う。
彼の取調べ時に、住所氏名リストの少女だけでも百人以上とか・・

彼の好み(二十歳未満の処女でぽっちゃり色白タイプ)。「家族を強制収容所へ送るぞ」という決まり文句。強姦され自殺した少女も多数とか(ベリヤは重症の性病だったとか)

◆ソ連秘密警察長官ベリヤついては、戦後最高エッセイスト米原万里の抱腹絶倒の物語『オリガ・モリソヴナの反語法』に詳しい。 三度目の再読というのに十回くらい涙をー《七面鳥もね、考えはあったらしいんだ。でもね、結局スープの出汁(だし)になっちまったんだよ》(日本人への警句なのかも・・)

◆歴史好きにはー「ここ」

泉谷しげる『国旗はためく下に (横浜国立大学)』

2011年08月31日 | 物語

疲れすぎ、飲みすぎると過激な歌が聞きたくなる。
今日は、国宝級(米原万里『オリガ・モリソブナの反語法』クラスの反語法の・・)泉谷しげる『国旗はためく下に (横浜国立大学)』ー「ここ」

詩  衝動

2011年08月28日 | 物語
衝動がいつもある
この世に生まれついて以来ずっと

誰かを殺したい衝動
誰かに殺されたい衝動
誰かを守りたい衝動
でも誰にも頼りたくない衝動

腹が裂けるまで食べたい衝動
札びらでお前たちを叩きのめしたい衝動
お前と抱き合いながら
死んでゆきたい衝動

『詩 五分五分』

2011年08月27日 | 物語
ぼくは生まれて以来
猿でも神さまでもないので五分五分がいい

天国じゃなければ地獄とは思わない
敵じゃなければ味方とも思わない
希望でなければ絶望とも・・ 

ぼくらが世界と対峙できるのは
五分五分で生きるしかない

詩  貧乏

2011年08月27日 | 物語
貧乏もまた
子供時代からの長い友だちだ

パン屋でパンのミミの安さに感動した夕方
近所の畑や果樹園に盗みに行った深夜
バイトの毎日だった休日

お金はいくらでも欲しい
その金で何でも好きなことをやりたい
ラスコリーニコフのように思う日もある

でもそうなると
僕は僕でなくなり
すべては雲散霧消してしまう


腐った毒饅頭前原と経産官僚のマスコット人形海江田の戦いでは・・どうしようもない!

2011年08月26日 | 物語
小沢氏が海江田支持とは驚いた。
原発に関しては、管よりもはるかに官僚寄りで何ひとつ期待できない。

それでも、”腐った毒饅頭”(なんで暴力団を野田氏やレンホウ氏に紹介するんだ!住所・会社名を偽ったり最悪!)以下の前原よりははるかにまし・・というのがこの国のどうしようもないところだ。

埋蔵金とは、「天皇」というタブーを利用して管理人が好き放題に運用してきた天皇家財産の事か?(2)

2011年08月23日 | 物語
とても膨大な時間がかかりそうな上に、右翼からも命を狙われそうな『埋蔵金とは、「天皇」というタブーを利用して管理人が好き放題に運用してきた天皇家財産の事か?』シリーズだが・・

銀行・預金についてだけ書くと、昭和天皇時代での一年間の預金利息が千億円。
天皇家の銀行は伝統的に「りそな」。(マッカーサーが天皇家の特別口座を認めたので他の銀行でも右に倣えだったと思う)・・
天皇家はその他の大銀行や大企業の大株主、特に財閥系や国策系企業の・・でもある。
戦前の天皇家は世界一の大財閥だったが、戦後は日本一の大財閥(でもその管理人は別人で、自分では一円も動かせない)なのかもしれない。

つくづく財務省や宮内庁は、なんでもありの・・なんと薄汚い官庁かなと思う。

麻薬・売春公認の上に、格闘技大国オランダ

2011年08月21日 | 物語

このサイトのオランダについての詳しさには仰天!!!
『オランダ学入門』はー「ここ」

◆格闘大国オランダ・についてはー「ここ」

◆「アメリカ・モデル」と「オランダ・モデル」との違いについてはー「ここ」
麻薬や売春は決してなくならないので、それがマフィア等の闇勢力の資金源になったり・・犯罪・性病等の温床にしないという大人の国の対応だなと感心した。