ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ゲイへの礼賛・レディー・ガガ「アレハンドロ」

2010-06-17 01:30:24 | Weblog
レディー・ガガ、あの退廃的で爆発的な感じがいいです。
ゲイはガガ好きが多いですね。
自分も車で低音効かせてガンガンにかけて走ってます。

最新PV「アレハンドロ」
少々遅れぎみな気がしますが、ようやく昨日日本解禁だったとか。
これですカッコイイです。
http://www.youtube.com/watch?v=niqrrmev4mA&feature=PlayList&p=D6FD1829229EBF01&playnext_from=PL&index=9

毎度の刺激的な映像に、ゲイ男を多数従えて、大叉開きのガガ
ロザリオ(十字架)を食べてしまう尼僧さんの登場など、クールな演出に
宗教への冒涜だとか騒がれてますます注目浴びてます。

バイセクシャルを公言しているレディー・ガガですが、このビデオについて
「これは私とゲイの友達とのピュアな友情についての歌なの。そして、この友情は決してストレートの
男性との間には築くことが出来ないわ。私のゲイへの愛情の歌よ。また、ゲイ同士が一緒になることに
彼らが見せる勇気への礼賛でもあるの」とコメントしてます。

保守的な人々には恐るべき悪魔のような彼女でしょうか?
既成概念をメガトン級でぶち壊してくれるレディー・ガガの存在は、自分まで開放されるようでスカッとする~!


■レディー・ガガ、アーティストとしての誇り高き「アレハンドロ」PV
http://www.barks.jp/news/?id=1000061918
■UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/lady_gaga/
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先生方に性的マイノリティへの理解を(新居浜高専)

2010-06-16 00:50:55 | Weblog
今日は新居浜まで講演に行ってきました。

新居浜工業高等専門学校の先生方が、教職員向けの学生相談研修として
性的マイノリティをテーマに取り上げてくれたのでした。
http://www.niihama-nct.ac.jp/

「人権問題としての性的マイノリティ(同性愛・性同一性障害について)」
という題で、基礎知識から先生方に意識してほしいことをお願いしてきました。

先生方40名強集まっていただけたでしょうか、とても熱心に聴かれて、1時間ほどの
講演後、質疑応答では4,5人の方が挙手していただけるなど、より理解を深めていただける
ような濃い時間になりました。

気になった質問に、生徒に人気の行事として「おかまコンテスト」なるものがあるのだそうで
生徒が大変楽しみにしている企画なんだそうです。
こういうものはどう思うか?どうしていくべきだろうか?というものでした。

ホモネタ、オカマネタというものは根が深く、簡単に禁止出来にくいものでもあります。
日本古来から場を和ませる?余興としてあるし、天岩戸に隠れた天照大神でさえ、その騒ぎに
つられて出てきたという神話があるくらいですもん・・。

喜んで楽しんでいる人々に水を差すというのは本当に難しい
お笑いの文化?まで否定するのか?という点は自分も分からないところがある。

とはいえ、その行事がどのような笑いに満ちていくか、ステージ上でどんな態度がされるか?を
思うと、当事者にとってはいたたまれないものになる部分が多いにあることは十分想像できる。

とりあえず、自分からの回答として
今回の学習会をいい機会としてもらって、次回その行事を実施するにあたっては
生徒に性的マイノリティのことを伝え、どのような行事であれば思いやりを持ちながら
みんなが楽しめるものになるか、ということを考えさせてみては?と答えました。

最近は深夜番組などで、オカマをアピールする趣旨ということではなく
男性がいかに綺麗な女子に化けられるか?ということを競うものもありますから。

実際に生徒との関係を日々されている先生方の思いや悩み、戸惑いを真摯に話してくださって
自分にとっても学ぶことが出来た会になりました。

レインボープライド愛媛では、教職員向けの人権研修の一環として
性的マイノリティをとりあげてもらうように要望をしているところです。

熱心な先生方から声が上がりはじめてて、今年も何校か希望が来ています。
自分もできる限り訪問して話をしていきたいと思っていますので、ぜひ検討いただきたいです。

愛媛県の人権研修講師紹介に性的マイノリティの話が出来ることになっていますので
学校にとっても呼びやすい、企画しやすいように県もバックアップを整えてくれているんですよ。

新居浜高専でこのような研修が実現したこと、本当に嬉しい出来事でした。
こうやって少しづつ愛媛に伝わっていくんですね!

来週は西条で小学校PTAの皆さんに講演してきますよ~。


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
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小惑星探査機「はやぶさ」地球をひと目・・涙

2010-06-15 01:43:41 | Weblog
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に際してどこのテレビ局も生中継されなかった。
翌朝のワイドショーは一斉にその偉業を称えたが・・・。

今日一日称えたくらいでは足りないよ。
はやぶさに国民栄誉賞を送ってはどうか?という声があるらしいけど賛成だ

今回のプロジェクト、200億円も満たない経費でやり遂げたらしい。
そんなもので良いのなら、菅首相は次のミッションを提示して、国民に夢と希望を示せばいいかも。

もう大変なトラブルを次々と乗り越えて、よくぞ帰ってきてくれた。
話を聞けば聞くほど、その大変な頑張りに涙が出てくる。

人間が宇宙に行かなくても、こんなにロマン掻き立てる挑戦、大冒険を
日本人の技術者たちが見せ付けてくれたこと、誇りに思う。

地球に帰還し、最後「はやぶさ」を回転させて見せてあげた地球
その地球を最後のエネルギーを使って撮影してくれたその写真は、まるで涙にかすむ中で
取り上げた写真のようで・・(涙)

息絶え絶えに、画像も途中で切れていて
http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100614-OYO8T00279.htm?from=sub

最後まで、本当に最後まで「はやぶさ」魅せてくれました。

カプセル放出後、はやぶさは見事に散華した。
その荘厳なこと・・
http://www.youtube.com/watch?v=NoSpRoGNr5M&feature=player_embedded

俺もあきらめない!頑張るよ。ありがとう。

カプセルに何が入っているか、期待はしたいとここだけど
イトカワから持ち帰ったはやぶさのメッセージはまた心憎いものかもしれないね。

まだまだ取り上げて欲しい
映画化するなら、本気で作って欲しいな~。


■JAXAはやぶさ物語
http://spaceinfo.jaxa.jp/hayabusa/index.html
■はやぶさ君の冒険日誌
http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/fun/adv/index.shtml
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れいんぼ~ティーサロン盛況でした!!

2010-06-13 03:42:31 | Weblog
あ~楽しかった!!ようやく落ち着いたところです。

12日のティーサロン
たくさんの同性愛者や性同一性障がいの仲間たちが集まってくれました。
17人!!賑やかでしたよー

いろんな話を聞かせてもらいました
いつものように13:30から17:00までたっぷり

みんなが見る見る友達になってくのが嬉しかったです

17時に終わった後は、ビアガーデンの場所に移動して・・
入れ替わりはあっても17人も来てくれました。

21時の閉店まで、こちらもたっぷり!
いっぱい食べたし飲んだし、席もどんどん変わったりして
みんなすっかり打ち解けてね!!

いや~良かった~

今回はFTMの方々が4人も集まってくれたんですよ。
その後も、GIDチームは当事者とそのパートナーさんたちとでお茶に
ゲイチームはゲイバーへと分かれて、さらにワイワイやったのでした

参加の皆さんありがとうございました。
ほんと、ま~んまる一日、素敵な一日になりました
会えて良かったね!!

来月は7月24日(土)に開催します。またいらしてくださいね。
来れなかった皆さんも次回にぜひぜひ

また土曜日だし、楽しい食事会の計画が出来たらいいなと思います!!
やっぱ飲みが入ると面白いことになるね(笑)

ではでは!


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/















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リンダ・・そんな!同性愛と自殺(素直になれなくて9話)

2010-06-12 03:39:03 | Weblog
ヘテロの男性に恋をしてしまうゲイは多いと思うけど、はまり過ぎると危険だ
でも恋ってもんは・・調整したりして距離感を持てるものでもなく

ドラマ「素直になれなくて9話」では、玉山鉄二が扮するリンダがナカジ(瑛太)を好きで
あることが明確になったのでした。その悩みにより、とうとう・・

寝入ったナカジに衝動的に寄ってしまうリンダ
驚いて起きたナカジの当惑顔にいたたまれなくリンダ

彼はピーチにその気持ちを知られますが、ゲイだとは言いません

同性愛を理由とした自殺・・・
自分自身を受け入れられない悩みは、自分を見失ってしまう。

見るものを、持て遊んでいるかのようにも感じる北川悦吏子の脚本ですが
こんな衝撃のシーンを残して次週へと続くという。

虚しくなる


■素直になれなくて(フジテレビ 木曜10時)
http://wwwz.fujitv.co.jp/sunao/index.html
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今週12日のティーサロンではビアガーデンも!

2010-06-11 01:21:21 | Weblog
今週末6月12日(土)に松山で行われるLGBT交流会
「れいんぼ~ティーサロン」もうすぐですね。

同性愛者も性同一性障がいもみんなで集まってワイワイおしゃべりします。

今回は土曜日開催ということで、13時半から17時の定例のおしゃべり会の後
ビアガーデン企画を実現出来ることになりました!!

松山市内のとあるビアガーデンで、会費3000円で18時から21時まで飲み食い放題!!

やっぱり参加したいな~と思いつくかもしれない方、ティーサロンで当日に申し出ででもダイジョウブ~
なんて参加しやすい企画なんでしょう!!(笑)
うまく手配してくれた方がいます。ありがとですー。

当日の天気は最高に良いみたいです。
開放感たっぷりの中、仲間同士で気兼ねなく自分を発散しましょ!!

ビアガーデンも少々穴場のところを選んでいるのと、自分たち自身も男女混合しまくりですので
集団でいれば、そんなに目立ちはしないですから安心していいと思いますよ。

仕事などで昼間のティーサロンへの参加は難しいけど、ビアガーデンには間に合うぞという方
ドシドシ参加ください~

予め連絡の上、18時前に会場に集合ということでよろしくお願いします。
場所が分かってない方は、直接メールでお問い合わせくださいね。

そして、昼間のティーサロンのテーマ ~仕事や生活、家族・・困っちゃうこと~ ですが、
参加予定の皆さんは、自分自身のセクシャリティが原因で困っちゃった思い出や
実際今もなお困ってることなどをなんとなく考えてきてくださいね。

ゲームみたいに順番に書き出してもらいながらおしゃべりを進めていく予定です。
あっそうそう、今回の会場コムズはいつもと違って和室になります。

さあて、もうすぐティーサロンの土曜日! 楽しみにして、もうひと頑張りしましょ~!!


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
「れいんぼ~ティーサロン」vol.31
  ~仕事や生活、家族・・困っちゃうこと~
  ~未来の夢~

日時 6月12日(土)13:30~17:00
場所 コムズ http://www.coms.or.jp/
(松山市男女共同参画推進センター 松山市三番町6-4-20)
国道56号から三番町通りに曲がってすぐ、読売旅行の前

参加費 500円(お茶・お菓子代) 

サロン後は行ける方でビアガーデンに行きます!参加費3000円(飲み食い放題)
この食事会が参加のみんなとドンドン仲良くなれる楽しい場だったりします。

LGBT当事者と思う方なら誰でも参加いただけます。
様々な年齢層の皆さんにお越しいただいて、いろいろなお話が聞けて自由に話せる場になれば
良いなと思っています。年齢も問いませんよ。

初めての方はどんなところだろ?って不安があると思います。
ご安心いただけるようお一人で参加でもあらかじめメールなどから詳しくご案内
しますのでお問い合わせください。

皆さんの参加をお待ちしています!


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org
れいんぼ~ティーサロン 
http://blogs.yahoo.co.jp/rainbow_tea_salon
お問い合わせ deep8822@yahoo.co.jp @半角に
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ゲイ目線で「中田英寿×本田圭佑」対談

2010-06-10 03:06:57 | Weblog
サッカー詳しくないのでノーマークだったのですが、本田圭佑ってイケメンですね(笑)

先日テレビ朝日で放送された中田英寿×本田圭佑の対談
分からないままでもなんかすごい迫力で見入りました。二人の様子が気になったのもある(笑)

二人ともすごい我があるふたりで、活きの良い本田圭佑の怖いものなしの発言や顔つきに
このメンタルの上げ方はすごいもんだなあ~と感心してました。
中田相手にして動じてなかったですもんね。

どこか似たもの同士なんでしょうね、すごく熱い会話がされてて
ロマンを目指す二人の男の世界に、何ともうっとり来ちゃいました。

本田圭佑、まだ23歳、かっこいい盛りですよね。
なんかこういう顔って好きだなあ俺・・としみじみ。体格も何もかもいいなあ~
[[attached(2,left)]]
[[attached(3,left)]]
[[attached(4,left)]]

まっすぐキラキラしながらぶつかってくる本田に、
なにか一線引きながら冷静にドンと構えておこうとするヒデの様子ってのは、
ゲイが興味あるノンケに対し、興味なさげにそっけなく対応しいてしまうあの感じに似てて、
なんとなくいじらしく思ってしまったのは俺の勝手な妄想ですけどー

日本での戦いと世界での戦いでの違いを話しているのを聞いていると
日本では必要とされる人間関係といったことのエネルギーが、世界では何の役にも立たないといった
世界を知るものと知らないものとの差は、本当に大きくあるのだなと思えた。

その差を埋め合わせることの難しさは
グローバルで日本経済が生き残れるかどうかにもつながるんだろうな・・なんてよぎった。


本田圭佑オフィシャルサイト
http://www.keisuke-honda.com/index.php
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10983633
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同性愛って何?今月の出張講演

2010-06-09 02:35:12 | Weblog
レインボープライド愛媛では同性愛や性同一性障がいなど性的マイノリティについて
知っていただくために出張講演活動をしています。

「人権問題としての性的マイノリティ ~同性愛・性同一性障害について~」
といったようなテーマで自分が話しに行かせてもらってます。

愛媛県人権対策課では人権問題の研修をするにあたっての講師を紹介しているのですが
県の重要課題になっている性的マイノリティについても当然案内してくれています。

今年もいろいろ声がかかり始めておりまして、今月は学校やPTAからの依頼で伺う予定です。

ひとつは6月15日に新居浜工業高等専門学校で教職員向け研修会
http://www.niihama-nct.ac.jp/index.html

学校の先生へ理解を広げることは重要なことと考えてますので、力を入れています。
人権学習として学校ごとに研修の機会を用意していると思いますので、ぜひ性的マイノリティも
取り上げてほしいものだと思っています。

そしてもうひとつは、西条市内の小学校PTAの皆さんからの依頼です。(6月23日の予定)
PTAのお父さんたちで作る「親父の会」さんたちが企画してくれたんですよ。
すごいですよね、なかなかの柔軟性です。

親父の会!?なんて理解しあえるの~?
なんとも尻込みしそうではありますが、どんなやりとりになるか楽しみですよね。

小学生の親御さんということで、早いうちから親御さんが想像力を高めてもらえてたらいいでしょうね。

若干、一人で行って大丈夫かな?と不安もなくもありませんが!?(笑)
自分にとってもいい経験になりそうです。

PTA向けも今後やっていかねばならないので、初挑戦頑張ってみます。

結果報告楽しみにしててください~


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
(講演の依頼はこちらまで)


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リンダ・・ゲイ心が切な過ぎる!(素直になれなくて)

2010-06-07 01:42:21 | Weblog
木曜22時のドラマ「素直になれなくて」
リンダ役の玉鉄がゲイと思われる設定でして、非常に切なく見ています。

先週の8話では、こみ上げる気持ちがあふれ出てしまい、ナカジ(瑛太)に抱きついてしまいます。
その涙目といい今回の玉鉄の演技は、ゲイ自身が見て納得するものがあります。
すごいなあ!と感心しながら、玉鉄に吸い込まれるように見てるのでした・・(爆)

何気ないしぐさとか、よく出来てますよ。
8話の胸バクバク張り裂けそうなシーンにお邪魔虫ピーチの登場で台無し(笑)
またもやリンダ、一人抱えたままに

ナカジの為にセクハラ女上司の相手もし・・
親には見捨てられ、いつも仲間のことばかりでリンダは辛い辛すぎる!

最初、リンダの設定はEDで悩んでいるとなってました。
女性に欲情しないのでEDということにまでなってしまうんですが、ゲイである自分をリンダは
自覚というか、受け入れてないのではないかと思ってみてました。

ナカジとの出会いで、性欲とかそういうものを超えて愛してしまっている自分に驚き
どうしようもなく自分がゲイであることを思い知らされてしまったのではないかと思うのです。

誰にも相談できない。本当は泣きついて頼りたいナカジなのに素直になれるはずもなく。
無理して女性とエッチするなんて、ヘテロの男性が同性愛なんて信じられない!と思う気持ちと一緒

親に無理に進められた見合いも出る羽目になるわ、自分に素直になれないまま周りが・・

Twitterで出会った仲間たちそれぞれが素直になれないでいるのですが
このリンダはどうしようもなく追い込まれた立場で、基本的に自分のことより周りのことを気遣うだけに
本当に彼に光ある未来はあるのか、なんとか、なんとかどうにか切り開けたらと祈るばかり。

他人事とは思えないで、胸苦しく見ている人は多いだろうな~


■素直になれなくて(フジテレビ 木曜10時)
http://wwwz.fujitv.co.jp/sunao/index.html
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男女共同参画基本計画に同性愛の意見いろいろ

2010-06-06 03:32:47 | Weblog
男女共同参画の第3次基本計画を策定するにあたって、広く意見募集していました。

男女共同参画社会・・

なんとも分かりにくいですよね
男と女が共同して社会つくりをするということ?
男女が仲良く社会を支えあおうということ?
女性の社会進出を男は妨げるな?とか男女間の問題? 
なんか自分には関係ない難しい話に思う人も多いでしょう。

男女共同参画というのは、結局のところ
国民一人ひとりが自分らしく生きられる社会にしましょうということなんです。

ですので、同性愛者や性同一性障がいの者も、誰だって自分らしく堂々と生きられる社会にしましょうよ!
ということなんですね。

そういった男女共同参画社会の推進において、これからどのように進めていきましょうか?と
国民に意見募集していたのです。

その意見募集に13000もの意見が集まってまして、先ほど公開されました。
LGBT関係の意見もたくさん載っています。

■男女共同参画局
「第3次男女共同参画基本計画策定に向けて(中間整理)」意見募集の結果について
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/boshukekka.html
公聴会及び意見募集のまとめ[PDF]
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/siryo/ki60-2.pdf

↑読んでみていただけると分かると思いますが
男らしさ、女らしさを求める社会を望む方の意見(ジェンダーフリー社会への反対)が
ある程度寄せられているのが見当たると思います。

組織的に動いてて、性教育バッシングとか、純血教育、ジェンダーフリー反対、
最近では男女別姓反対、自主憲法策定、家制度、伝統を守るなど、引いては靖国擁護・・と
非常に右翼的な思想につながっている人々が中心に動いて煽っているようです。

そもそも、この考え方を持つ人は
男女共同参画社会というもの自体を望んでないのではないかと思える節があります。

男らしさ、女らしさを大切にしたいと思う人たちがいる
そのことによって生きづらくなる(されてきた)自分たちLGBTがいる。

自分たちは思想や生き方で同性愛者や性同一性障がいを選んでいるのではありません。
男らしさ、女らしさを大切にしたいというのは思想や考え方です。

考えや生き方はそれぞれに尊重されるべきことですが、それは個人の内面のこと
少数者が生き辛くなることで、その人たちが望む社会が達成するなんておかしいことなのです。

今回の意見募集は5月中旬まで受け付けてたのですが、このブログでも自分たちの意見を
上げておこうよ!と呼びかけておけばよかったな~と少々後悔。

でも、ちゃんとLGBTとしての意見も上げられていたのは良かったです。

男女共同参画社会って、分かりにくいけれど
実は国民みんなの生き方にとっても関係する大切なことを進めていると思いませんか?

まったくもって他人事にするわけにはいかないというか、
今後の日本社会をどうするか?というようなことでもある訳ですよね。
個人を大切にするか、家や組織、国を大切にするような社会か・・

現代は多様な価値観があり「自分らしさ」というものを、ある意味確認できにくい社会です。
だからこそ、伝統的な価値観に頼りたいと思う人もいます。

同性愛者が堂々と市民権を得られるような社会なんて、社会や家族を壊すような不安な社会だ!
と酷いことを大きな声で言う人もいるのです。

自分たちはしっかり足をつけて毅然と立ち向かわなければならない訳ですが
隠れている人が大半ですから声の多さを見せにくいし、こんな恐ろしい社会では隠れていたい・・
ということもかみあって、結果的にLGBTが市民として社会的に認められにくい状況が続いています。

本当に簡単に割り切れない複雑でつらい事情があるわけです
多くのLGBT当事者は家族を思い、生活の為に自分の身を隠しているのです。

でもそのことによって、妙な共犯関係があるとも言えて何とも辛いところなのです。

さて、男女共同参画の担当大臣は先ほどまでは社民党の福島さんがやってられました。
LGBTのことも積極的に応援してくれた方でしたので安心してましたが、今回の一連の
政変で内閣が変わります。誰が任命されるでしょうか。

誰にせよ、こうやって自分たちのことは国レベルでも話し合われているし
自分たち自身も、
声を上げれば伝えられる状況に、この社会は既にあるということなのです。

■内閣府 男女共同参画室
http://www.gender.go.jp/



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