ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ドラマ「14才の母」にオイオイ・・

2006-11-29 00:39:08 | Weblog
水曜日10時のドラマ「14歳の母」
6話くらい見たでしょうか、途中経過の感想です。

多くの中高生がこのドラマ見ているらしいですね。興味津々なことでしょう。

しかし、今のところ避妊の方法については触れられないまま、
どんどん話は進んで行ってるように思うのですが大丈夫なんでしょうか?

「十代で妊娠したら面倒なことになるぞ!」
そのことだけがしっかり発信されているように思うのです。

学校に妊娠がばれて大騒ぎとなり教師たちは退学と言い、
友情もひったくれも無い友達からの仕打ちにも耐え、
親や社会から中絶しろと言われても「私は出産する!」と
彼女は別次元で覚悟を決めていくのです。

こんな調子で人と違うことに果敢に立ち向かう話へと、どんどん話が進んで
いって・・性教育的な情報はほとんど出てこないのです。

本人たちは何をしたから妊娠したのか、本当に分かっているのかも不明な気
がしてきます。

目の前に起きたことに精一杯で、妊娠検査器は万引きしちゃうし
(特にそのことでお咎めもないのにはびっくり)

周りの状況を見れば、クラスの様子なんて、やっぱり他人事で
妊娠はやっぱり運の悪かった人の話といった感じ。

自分たち中学生でもエッチする人いるんだ~と汚いことをした人のよう?

そこに週刊誌にまでとりあげられ・・と妙な方向に話はどんどん進む。
なんかホント妙な具合なんです。

政治的な性教育バッシングがあるおかげで、最近は学校教育では
ほとんど性のことを教えられていないと言うことを聞きます。

とりあえず恋愛をしなければ妊娠しないのでしょうか?

子供たちは何も知らないまま、愛し合いたかったから愛し合い、
自然な流れで妊娠までしてしまう。

そりゃ何も知らないのだから・・こんなことで妊娠するのか?
とそりゃ驚くでしょうね。

ドラマの中では彼らは、ただ一晩肩を寄せてすごしただけなんですもん・・
うーむ。

親も中学生がまさか・・と繰り返すのみ。

まあこれが日本における一般的な姿なのかもしれないけれど。

このドラマ、中高生たちには相当見られているドラマらしいのに、
その視聴者に重要な情報が発信されていないままでいいのかな?
せっかくのいい機会なのに

このドラマを機会に家庭で話し合われたり、クラスで取り上げられたりすれば
いいけれど、その情報も正しく良い情報発信になるものかどうか。

だいたい親子でこのドラマ見てる家庭って少ないでしょう?
そんな話題もできるものか?

この番組のBBSでも妊娠してしまったらあなたならどうする?でケンケンガクガク
とやってますが、そんな話より、妊娠しないようにするには、や性感染症に注意
するための方法が先でしょう?

そもそも中高生がエッチするなんて!その年代での性交を許してはならない!
なんて意見もありますが、そんなこと言って追いつく時代じゃない。

だいたい、中高生で出来ない性教育が、18歳以上においていつできるの?
実践的な方法の理解が足りないから大人になっても望まぬ妊娠、堕胎が減らない。

高校を卒業した後で社会が教えるの?何も出来ないじゃん
んじゃどこで教育を受けるの??

小学生高学年ともなれば妊娠できる体を持っていながら、何も教えていない。
自分の子供を守るために親が一番に話して聞かさないといけないだろうに。
人任せに出来るはずもないことだろうに。

しかし、このドラマのように授かってしまった命をどうするか?
なんて段階の話をするなんて・・・。順番がおかしすぎます。

性のことを汚いものとタブー視して、何も本質を理解できない様は
よく描かれてますね。
社会の偏見に立ち向かうという設定は共感できなくも無いけど・・。

「人と違った生き方をする人にはね、世間はおっそろしく冷たいんだから!」
by彼氏の母 室井滋、鬼の言葉


そんなことで俺はこのドラマ、ヤキモキしながら見ています。

さてさ~、中学生の彼氏役の彼(三浦 春馬くん)いいですねえ。
青田刈りだ!!彼は今後も要チェックだよ~。
http://www.amuse.co.jp/haruma/
背も高いんだね~

ドラマ見ながら彼のことを「いいねえ~」って溜息ついてたら・・・
一緒にドラマを見てた彼氏くんが発狂しました!!(怖)

「14才の母」
http://www.ntv.co.jp/14/
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愛媛県の人権対策課にも行ってきた!

2006-11-27 00:37:15 | Weblog
松山市役所に引き続き、愛媛県の人権対策課にも行って来ました。

担当の男性と係長さんが応対してくれました。
愛媛県では愛媛県人権施策基本方針で性的マイノリティについても重要項目で
上げられています。

どういった啓発活動が行われるのか、俺たち当事者に協力できることは無いのか
懇談してきました。

またまた1時間半、充実した会話。
やはり、重要事項に上げられているとはいえ、どのように行政として行動したら
よいのか分からないでいたようでした。

当事者からの声も上がらないし、今回はいい機会になった様子。

松山市役所での活動なども説明しながら、ひととおりの同性愛者などの立場を
説明し、行政の立場で明確に「同性愛者への偏見は人権問題である」ことを
アピールしてほしいことをお願いしました。

啓発の方法では人を集めたセミナーなどもありますが、それもひとつの方法。
全般的にはチラシやネットでのアピールではないかと思うが、
「人に優しく」といったイメージ選考の伝え方ではなく、性的マイノリティを
はじめとした様々な人権問題を事例を挙げて伝える努力がいるとお願いした。

そのさまざまな人権問題を伝える方法として教育現場でも人権教育としての
性的マイノリティの説明がなされるようになれば・・などと話しました。

性的マイノリティにかかわらず様々な人権問題はまだまだ認知が低い。

さまざまな人権問題を知ってもらう過程で、性的マイノリティのことも
同性愛者などの言葉を使って正しく明確に伝えていけばどうか?と要望した。

まず、対策課や行政関係者への勉強会への協力を申し出ました。
そこで、まずは知っていただくことから始め、皆さん行政の立場で出来ることを
考えていただけるのではないかと思っています。

松山市役所と違うのは、すでに基本方針で重要項目にあげられていることので、
このことをアピールしていくことに躊躇は無い様子だったのが心強いことでした。

県の立場は各市町村を指導する立場ではなく同等で、それぞれ協力できることは
しながら啓発活動をしているらしいです。

それぞれの活動が啓発しあって良いものに変化していくと素敵だな。

こんな調子で先週も怒涛の忙しさでありました~
でも楽しいですよ。仕事にも少し張りが出ます!
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ハッテン場でもHIV予防啓発!

2006-11-26 01:29:53 | Weblog
今回のHIV予防啓発のお願い訪問は有料ハッテン場。

松山に唯一ある会館へL.s.Eの代表の一人と行ってきました。

営業時間前に時間を頂戴して説明。
用意してきたLSEパンフレット付のゴムを入場時に必ず渡してもらうように
お願いして快く引き受けてもらった。

それ以外でもなるたけお客さんの手に入りやすく使いやすい環境でゴムを
サービスで置いてもらえないか?お願いしたが経費の問題もあるかなあ。

箱で自由にどうぞ!と置くことがあるらしいが、そうすると鷲掴みに持って
いかれたりするのだそうです。置き方工夫がいるかなあ。

本当はティッシュの横とかに必ず置いてあればいいサービスなのだろうけど。

まずは入場時に渡していって、お客さんに毎回渡すことの意味を考えてもらう
ところからかなあ。

あのパンフレットを入り口で渡されたら、小さいし読みやすいので
着替えの間に読んで、意味が分かってくれるのじゃないかと思う。

100個ほど持って行ったけれど、10日かそこらで無くなってしまうとのこと。
しばらく続けるには、ちょっと相当数の用意をしなきゃなりません。
用意するのも大変です。

客層が30代から50代のハッテン場だけれど、50代以上の人でセイファーセックス
の意識が薄いことがこの活動でも把握されていることなので、この活動でその人
たちにも伝わると良いな。

ハッテン場にくる人たちは、ここだけで活動している人も多いので、
啓発イベントとかでの詳しい説明は出来ない。

ずいぶんコンドームはつけているようだ、とのことだけれど
一部には危険な行為も耳にするらしい。

性感染症なんてどうでもよいという自暴自棄になっている人もいる。
相手への思いやりも絶対必要だけれど、なにより自分の身を守るという意識は
大変重要だ。

こういう場所のことをどーのこーのと言う人もいます。
ハッテン場に行かず、特定の人とエッチしていれば大丈夫だ、なんてことを
言ってる人もいます。

こんな考えは「のん気過ぎ!!」だと思う。

感染は検査に行かない限り分かりません。見た目では何も分からない。

愛しているならゴムなしでも良いはずだ!などと言うカップルもあると聞くけど
とても危険な考え方だと思います。
相手を信じるとか、信じないとかいう話ではないんだ。

どんな場所でも場合でもセイファーにね!

このことは禁欲的な考えで解決できる問題じゃないもんね。
他人事に考えないことが、重要なんですよね。


愛媛のゲイ向けHIV/AIDS/STD予防啓発グループ
Loving safer in Ehime(L.s.E)
http://www.ls-ehime.jp/
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高松で多様な性を集めた映画祭が開催!

2006-11-25 00:20:28 | Weblog
今週末、高松では「香川レインボー映画祭」が開催されます。

第2回香川レインボー映画祭
2006.11.25(土)・26(日)
http://www.kagawa-rff.org/

そう、高松でも映画祭やるんですねー!すごい!!

2回目の今回はさらにパワーアップ!
こんなにたくさんの作品を一度に見ることが出来るめったに無い機会です。

俺が見たことがあるものでおすすめは、

「誓いますか?/誓います」
恋人の死後、残された俺たちの尊厳が次々踏みにじられていく姿を
強烈に見せつけるドキュメントです。衝撃と虚しさに震えが止まりません。
必見!
俺の過去記事も参考 http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/7565506.html

「プリカちゃん」
ビアンのプリカちゃん、すんげーよく出来たアニメです。かわいいです!
俺大好きこれ。

「パレード」
保守的な田舎町でパレードが開催されるまでのドキュメントです

他にも「100%ウーマン」などトランスジェンダーを描く映画も興味深いですよ。

いやあ、そうそうたるラインナップです。
こんなに立派な映画祭が開催できるなんて、本当にすごい。

それに、ナント!高松市や高松市教育委員会の後援もついてますね!
このことはコミニティの中でもプライドを高揚させるでしょうね。

俺たち自信の意識も変わってくるでしょう。
当然、社会に向けてもすばらしい影響を与えるでしょうね!!

あ~~松山でもこんなイベントが開催できるといいだろうなあ。
ここまで立ち上げる香川の組織力、行動力、すばらしい。

ホント松山も頑張らないとなー!!

俺は都合で伺えませんが、お近くの方、めったにないチャンスです!
今週末はぜひぜひ。
もちろん当事者以外の人も入場できるイベントですよ!
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松山でゲイコミニティ向けHIV予防啓発イベント

2006-11-24 00:35:23 | Weblog
定期的に松山のゲイバーで開催してもらっているイベントです。
ゲイバー初めての若い人も行きやすいと思いますよん。
楽しく分かりやすくセイファーセックスのことを学べます。
良い機会ですのでどうぞ~!

LIFE GAURD 2006 (セーファーセックスワークショップ)
日時: 2006年11月24日(金)
場所: [愛媛県松山市]BAR SEEK
時間: 21:00~

●ゲイが集まるMen Onlyのイベント「ライフガード」は、約2時間の
イベントで参加費は無料!!ゲームの参加でオリジナルグッズもプレゼント。
さらに、新しい「ねるとん」システムで、友達や彼氏もゲットできちゃう!!
内容は昨年から大幅リニューアルしています。セーファーセックスとエイズ
のことを楽しいストーリー仕立てで紹介しちゃいます。

【ライフガード'06の3つのリアル】
リアル1)3つのストーリーを体験!!日ごろ気になるセックスライフやエイズ
のことを楽しみながら知ろう!!

リアル2)知って得する!!ゲイのセーファーセックスや検査/感染した後のこと

リアル3)友達や彼氏を作ろう!!今年のライフガードは「ねるとんタイム」を設置

LIFE GAURD 2006
http://plaza.rakuten.co.jp/gaylifeguard/
http://plaza.rakuten.co.jp/gaylifeguard/2000
http://www.occur.or.jp/lifeguard/index.html
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ゲイとして差別なんて受けてないって本当?

2006-11-23 02:17:04 | Weblog
ゲイライフを謳歌しているだろう仲間に、自分たちの人権問題を聞くと
「とりたてて差別なんて受けてないよ」
「重大な人権侵害は無いと思う」
「差別があっても気にしてないし」という意見を聞くことがある。

確かに、今のところこの国ではゲイが日常的に歩いているだけで撲殺され
たりすることはありませんよね。

その人自身の強さと、切り開いて生きてきた自信によって、
差別を跳ね除けて生きて来た人も多いでしょう。

「偏見なんて気にしてたらゲイなんてやってられないじゃん・・」
心強い言葉ですよね。

多くのゲイは、ゲイコミニティの中ではカミングアウトしていても、社会的に
カミングアウトをしてない。
社会的には異性愛者を演じて(ノンケぶって、ノンケきって)いますから、
何とか差別や偏見から避けられているだけかもしれません。

でも、このような方法も俺たちゲイの生きる知恵であって、責められる筋合い
のものではないですよね。

しかし、自分に対する差別を、面と向き合わないというのは、本当のところに
目を逸らし避けているだけではあったりはします。

そんなことはそれぞれ自覚していることで、仕方が無いことだと、何とか何とか
と自分を説き伏せていることだと思います。


なぜ、カミングアウト出来ないのか?
この状況こそが差別の存在を表していますよね。

2重生活を強いられるし、2重人格を装わねばなりません。
いざ、人権侵害や事件に巻き込まれたとき、カミングアウトが必要となれば
被害を届けることも援助を求めることも出来ません。

ただ、この2重生活に慣れてくると、それはそれで不便は感じなくなり、
偏見に対しても自分のことではないという、妙な切り替えがスムーズに出来る
ようになってきて、その場をしのげるようになってきます。

ゲイライフを謳歌できるようになっている人には、昔、自分が行動を起こせず
ウジウジしていた頃のことも忘れてしまうかもしれません。

これが、ゲイして生きることの宿命だ!
ぜーんぶ引っさげて自分の中だけにしまって生きていくんだ!!

そういう生き方を俺も40歳以上の先輩がたあたりからは聞かされてきました。

その頑なさ?が自分に向けられる不当な偏見や差別まで
受け入れてしまうようになってしまうのか・・。まさか・・


一人でも多くの人が、そろそろカミングアウトしてみようかな?
なんて思えるような社会に変化しないものかなあ、などと夢見ながら
活動しています。

ゲイコミニティにデビューできている人はそれだけでも勇気があって、
強く生きられる人なのかもしれません。

幸せにゲイライフを過ごせるようになっているのも、自己肯定できる
ようになれたのも、出会ってきた多くの仲間のおかげだろうし。

今度は俺たちが引っ張っていく番かな?
俺たちの世代でどこまで切り開くことが出来るだろう(^^♪
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松山市人権啓発課で性的マイノリティ研修会

2006-11-22 00:38:23 | Weblog
松山市の人権啓発課での研修会の講師?を無事務めて来ました。

25名位いらしたでしょうか。
松山市人権啓発課の人権指導員・ふれあいセンター主事の皆さんを集めた
課の定例会の後に時間をいただいて、同性愛者をはじめとする性的マイノリティ
の立場を一通り説明し、行政への要望を話してきました。

10月末に行った座談会を規模を大きくした感じです。
皆さん熱心に聴いていただき、質問も多く頂きました。
俺自身の説明を30分、残り40分質疑応答といったところでしょうか?

今回は俺自身が質問を想定できていたのもあって、答えにくいものはありません
でした。前回と同じような一通りの疑問を聞かれたように思います。

人数が多いので皆さん全員からご意見や質問はいただけませんし、
少し反応を見るのにも苦労しました。

だんだん慣れてくるものですね。
こういった多くの人前でもペラペラしゃべれるもんですよ俺も(笑)

興味深い質問としては、前と同じく本当に同性を好きなのか?という基本的な
ことから(本人目の前にしても、本当かなって思うのでしょうね)
どうしてカミングアウトして行こうと思ったか?
同性愛者の割合について、子孫を残さないことに対する家の問題のこと。

どうしてもゲイである俺の話のためゲイの話が多くを占めるけれど、
レズビアンの場合はどうであるか?人数は減るのか?などなど。

レズビアンの場合もほぼ同じような境遇にあるが、さらに女性問題も絡んで
くるので男性以上に行動は抑制される、その分行動的な人は少ないだろう。
でも同性愛者としての実態割合は男女の差は無いはずだと説明しておいた。

全国規模の団体があるのか?というのもよく聞かれる話。
横の連携は出来ているのじゃないかと思うけれど、人権としての主張は
まだ始まったばかりだろう。

他に、人権啓発課のはからいで、松山市保健所のHIV関係の担当の方も2人
参加していただけていました。

近々にHIV予防啓発グループ「LSE」の設立ご挨拶に行きたいと思っていた
ところだったので挨拶をすることが出来ました。有難いことです。

保健所の方は俺がメールで松山の感染状況を問い合わせたことを覚えていて
くださってました。
こちらもうまく顔つなぎさせていただく機会を得たので、近くL.s.Eの代表と
挨拶に行くつもりです。

今後のことで啓発課の方と話をしましたが、NPO法人格を取った方がよい
とのこと。

いづれはと思っていましたが、行政と関わる上では急いだ方が良いみたいでした。

これまたどうしたものか(笑)
いろいろ調べなくちゃいけないですね。誰か詳しい人いないかな~。

俺たちの活動としては啓発できるところにはどこへでも出かけていってやりたい
と思いますが、行政にはその啓発先を紹介してもらうだけを期待しているのでは
ありません。

やっぱり大上段に構えた部分の「同性愛者への偏見は人権問題である」ということ
の情報発信を行政としてやって欲しい。

ホームページやチラシから出来るところから、さまざまな人権問題を今あるような
曖昧でない表現で知らせて啓発してほしいと思う。

このことを再度お願いしておいた。

でも、同性愛のことを知らせていくことは刺激的と思っているようで
躊躇しているように感じます。
だんだん理解が広がるようにとは考えてくれているようですが・・

国としても人権問題と認識しているのだから、堂々と啓発してよいはず。
市民の理解が広がった後でなんて順番じゃあ無いでしょう?
理解が無いから人権問題なわけで。

まあ、センセーショナルな取り上げ方をされても困るので、やり方はあるでしょうけど。

NPOが取れたらまた顔出して・・?
そりゃ後回しにする為のていのいい応対じゃあないでしょうね?!
という意味で念を押してはおいたつもりだけど。
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同性愛ペンギンの絵本

2006-11-21 00:22:21 | Weblog
通常、こんなことで目くじらを立てる大人と言うのは、自らの器の小ささや
自らの意識の低さを公言するようなもので、みっともないと言ったらありゃ
しないのだけど。宗教的な後ろ盾で言っているのだからタチが悪い。

同性愛:ペンギンの絵本、保護者が撤去要請 米イリノイ州
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061120k0000e040017000c.html

世の中のすべての人を愛せよと博愛を説くならいざ知らず、宗教が差別を助長
するなんて・・。

この絵本は、同性愛権利擁護の一環で書かれたものであることは十分推測で
きるけどでも、こういった絵本で多様性を持った器の大きな人に育って欲しい
と思う気持ちは純粋なものだ。

絵本とは効果的なやり方だなあと思っていた。

今回も、その絵本を取り上げて撤去せよ!と言う一部の保護者の偏った思想で
騒ぐのも、世の中の問題点をより明らかにさせる意味で有効だろう。

子供たちの間でも大人の世界の鏡のように、ホモは笑いの対象。忌むべきものと
の情報が氾濫し、ホモはいじめても良いのだ!という意識を幼子から植え付けて
いる。

子供のうちから差別に加担する育ち方をさせない為にも、こういう絵本に触れる
ことはよいことだろうな。

このような差別的な保護者の言動をいさめている校長は、本当に立派だ。

さて、気になるのはこの毎日新聞記事の最終段落(怒)

この絵本の雄ペンギンは別れてしまってて、片方はメスと一緒になり
片方は独り者のまま・・・。

なんとなく悪意を感じるこの書き方じゃない?

そもそも両性愛を普通のものとすれば、いたっておかしなことではないし
片方がメスを求め始め「まとも」に戻ったわけでもない。

一人残された方のペンギン・・・それを笑うなんてことは到底出来ない話。

このような記事の書き方を吹き出して大笑いしながら読む輩もいる。

それを狙う毎日新聞の見識を疑うよ。

しかし、実際はそのまま人間のゲイの話にも持ってこれそうな話の結末では
ありますね。さまざまなプレッシャーにより女性との結婚を選択して別れる
彼氏・・残される彼。

笑える話じゃないです。
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彼氏くんのお母さんと一緒にボージョレ!

2006-11-19 00:46:33 | Weblog
今日は天気良かったら、お城山(松山城)に登りたい!って思ってたのに
天気悪くて残念。

それでも昼から彼氏くんとバスに乗って街中をうろつきデート。

今日のメインは夜にJALシティホテルで行われた、ボージョレヌーボー
飲み放題に行くことでした!

ワイン好きなんで、もうずっと前から楽しみにしてたんだ。
彼氏のお母さんもワインが好きだって話になって、今日は俺がご馳走する
ことにしました!俺と彼氏と彼氏のお母さんという3人での飲み会!!

彼氏のお母さんとしっかりお話が出来たのが今日がはじめて。

それはそれは3人でぺちゃくちゃおしゃべりをしながらボージョレに
食事に大満足。良い酔い心地だ~。

お母さんとは彼氏のワガママ?なところとかの話で馬が合って??
10のうち1を話したくらいで、分かる分かる!!ってな具合でお母さんと
同士の契りを結び!?彼氏くんを二人して酒の肴に!?楽しみました。

俺の両親と違って、器の大きなお母さんで。もうざっくばらんに楽しめて
俺は彼氏の母さんと何を話そうか?などと少し緊張してたのですが・・(笑)

こういう関係って素敵だよね~
一気に打ち解けたよ。良い機会が出来てよかったー。

ふりかえれば俺の親のことを思えば、夢のような今晩でした。
彼氏くんも俺がお母さんと楽しく会話できたことが嬉しかったみたいで。

で、このホテルの企画。なかなか良かったんです。食べ物もビュッフェスタイル
でオシャレなホテルメニューがたくさん用意されてて、さらに出来立てのパスタも
テーブルに出してくれてね。チーズも美味しいし、デザートもいっぱいで
ボージョレが飲み放題のこれで3500円!お得でした。


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ゲイ活動?次々企み中!!

2006-11-18 01:27:03 | Weblog
今日も仕事に活動に忙しい一日だった~

2時間半ぶっ通しの会社の会議も方向性を見つけられ充実。
明日から2連休だったから今日はご機嫌だったのです(笑)

仕事しながら、HIV予防啓発グループで考えている企画を妄想しまくったり
実現化にどう調べてみようか?と整理したり。

昼休みに散歩しながら考えて歩いてたら、もう激しく夢が広がってさ・・
一人興奮しまくってました。

夕方からは
「松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト」
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05
のメンバー一人と会って1時間半しゃべりまくり!!

彼も幅広く活動しているから話のねたが尽きない。
こんなこともできないかなーって話しまくり。

この調査プロジェクトの活動としては、
来週に市役所人権啓発課と性的マイノリティに関する研修会というのをやるので
講師?をしてきます。

また、愛媛県の人権対策課ともコンタクト取れたので、一度懇談してこようと思ってます。

そして、年明け早々に愛媛県知事選挙があるのでそろそろ知事選候補者に
アンケート調査を送付し始めなければなりません。

近々に挨拶文やアンケートの質問をまとめて決めなければ!

知事選は、現在はっきりしている立候補者は2名
現職と共産。

このままでは最低の投票率になってしまうし
県民も意思表示が出来ない状況で、ちょっとしっかりして欲しいよ(泣)
ってな状況です。

こういうことするから県民も諦めてしまうよね。
それが目的か・・トホホ

アンケートについては是非、現職からも回答をいただきたいところですが、
どうなることやら。
こういうのをちゃんと答えてくれるだけでも人権啓発に役立つんですけど。

とりあえず調査の準備にかかりますよー!!


そんなことで今日は忙しく、帰るのも遅かったのですが、
彼氏くんは飯も食わずに待ってくれてて(ごめん)

9時過ぎに帰って、二人で大急ぎに簡単な鍋を作ったんですが
それが、旨かったんです!!!もう!

どうみても4人分はあろうという鍋を二人で完食しちゃいました!
出来合いの鍋スープってさ、スンゲー美味しいのね~(爆)

久しぶりに元気でパワー全開の一日で、我ながらご機嫌な一日でした

(今日の画像は発売中のターザン表紙、野村選手のスジ筋 このカラダをくれ!)
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