ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

NHK「女と男」第3回は同性愛カップルが登場!

2009-01-31 08:36:06 | Weblog
NHKスペシャル「女と男」3回シリーズの最終回を見ました。
この番組ろくなもんじゃない!と以前ブログに書いたとおりですが
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/58062485.html
3回目の最終回は、2回目までにあった気分の悪さが吹き飛ばされる、
思ってもみないような、すんごい大どんでん返しがあったのです。

男は!女は!と男と女の性差を語ってきた番組からは想像できない、
えっ!!と驚く嬉しい展開。それは

子作りをする同性愛カップルが登場したんです~ ワオ!

■第3回 男が消える? 人類が消える?
http://www.nhk.or.jp/woman-man/about/about03.html
性染色体がXXなら女、XYなら男。1億7千万年前に獲得したこの性システムのおかげで私たちは命を脈々と受け継いできが、この基本システムは、大きく揺らいでいる。男をつくるY染色体は滅びつつあって、専門家は「500万年以内には消滅する確率が高い」という。なかには、来週になって消えても不思議ではないとする意見さえある。X染色体は二本ペアになっていて、片方に欠損があっても、もう一方で補修できるが、Y染色体は誕生以来、ずっと一本のままで父から息子へと伝えられるので欠損を補修する仕組みがない。長い間でY染色体は欠損が蓄積され、X染色体のじつに14分の1の大きさにまで小さくなってしまっている。
ほかの生物はメスだけで子孫を残せる仕組みを持っているが、ほ乳類はそうはできない。独自のシステムで繁栄してきたほ乳類は、いよいよその寿命が尽きようとしている。さらに人間の場合、Y染色体を運ぶ精子の劣化も著しい。これは生物学的に一夫一婦が長くなった影響だという。こうした性システムの危機に私たちはどう対応すべきなのか。自然任せに委ねるのか、あるいは人間の手で介入するのか。いわゆる人類初の試験管ベイビーが生まれてすでに30年、私たちは生殖補助技術をさまざまに開発してきた。そうした技術で将来、解決を図るという選択肢もありえるかもしれない。いずれにせよ、私たちは科学技術によって自然の仕組みを詳しく知ったことで、将来に横たわる危機を予め知る存在となった。それは、同時に自己決定をしなくてはならない生物になったことを意味しているのである。
シリーズ最終回では、生殖技術をめぐる最前線もたどりながら、現在、性の揺らぎが引き起こしているさまざまな影響を追う。


やがて消え行く男の定め!
刺激的な番組の展開にY染色体、男の精子の危うさを思い知らされます。

Y染色体も心配ですが、そもそも精子の能力が相当に劣ってきているのです。
チンパンジーの精子と比べたら、人間のは・・・これは衝撃的でした。

健康な男性の精子です。とテレビに映ったものは
もう、これはいかんやろ?というほどクッタクタに疲れ、たるんだ人間の精子たち
ほとんど使い物にならないのでは?というような有様で・・

そこで思う。
俺の精子なんて、子作りするつもりがないのだから酷いものだろうなと想像するけど
でも、もし少しでも元気な精子であるなら、ゲイだからと自分が子作りをしないことは
人類にとって申し訳ないことかも!?なんてことが一瞬よぎるほど悲惨な人類の精子だったのです。

元気な精子にするには、精子に競争させるためにサルのように乱交しなければならない?とか
無理だろうなという話ばかりで、自然妊娠というやりかたはもう限界にきてるという
ことみたいなのです。人類の生き残りにはテクノロジーにかけるしかない。
もうどうにもならないところまで人類は来てしまっている
そういうことみたいなのです。

そうして話題はアメリカの精子バンクに移ります。
結婚しないで、好みのタイプの良好な精子を買って、シングルマザーで子作りする人の話に展開

こんなモデルのような顔立ちの男性の精子をよろしくお願いします!
赤毛でお願いします!と注文する女性たちに笑顔で答える精子バンク

少子化をというのなら、こういうのもいいかもしれない
アレルギーの塊である俺のろくでもない遺伝子を残すより良いかもしれないぞ!?

そして、登場するのが同性愛カップル

レズビアンカップルの二人は、知り合いのゲイカップルの片方から精子を
それぞれ分けてもらって、女性それぞれが妊娠して2人の子供がいる。

レズビアンカップルは週末に子供をつれてゲイカップルを尋ねるなど、
ゲイカップルとともに育てている。

ゲイカップルの家にも子供用の部屋が用意されていて、子供は行き来している。

子供たちを男女4人の親と二人の子供の大家族とでもいう新たな家族の形で
とても良好な関係の家族の様子が描かれてました。
すばらしい。

少子化をというのなら、こういうのもいいかもしれない(でしょ?)

○○家の子孫はどうする?孫の顔が見たい!という俺の両親に
こんな未来があったらどうする?って番組見せて聞いてみようかしらん。

番組では、このような不妊治療以外に利用する方法に自然の摂理に反する!
家族の崩壊だ!との意見として、バチカンがドーンと登場しますが、
そんなことをいってられる状況にはないのです!と
ほとんど一蹴するかのような編集で話が進んでいきます(ここはもうスカッとした!)

テクノロジーを使うのか?使わないのか?
自然のままに滅びるのか?
テクノロジーを使うことが人間の進化なのか?

そういう問いかけの番組でした。

この「女と男」シリーズ
第2回目までは、ジェンダーフリーバッシングをする方々、男女の性差を明確に
したい人々には好評で、NHKよくやった!との意見がみられたんですけど
この方々がこの3回目を見たら、それは複雑だったでしょうね。
でも、そういってられない状況も身に染みたのではないかと思います。

こんな展開の番組だったとは!やられた!!(笑)

録画した番組を見るのが遅くて、ネットで3回目の展開のことを聞いちゃったのよ
少し悔やまれるのは、早めに見て、何も知らずに見て仰け反りたかったかな(笑)
分かっててみてもすごかったから。

登場する同性愛カップルのそれぞれが、幸せな良い感じでテレビに映っているんだよね
いやあ、すばらしかった!!


■NHK「女と男」
http://www.nhk.or.jp/woman-man/index.html
■ビデオ発売されるそうです。
http://www.nhk-ep.com/shop/commodity_param/ctc/+/shc/0/cmc/13191AA/backURL/http%28++www.nhk-ep.com+shop+main/detail.html

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お友達に宣伝して欲しいのよ~

2009-01-29 03:58:35 | Weblog
2月7日(土)コムズフェスティバルの講演会企画
「性的少数者、HIV感染者支援から見る『自分らしく生きることのできる社会』」
(第10回記念コムズフェスティバル市民企画分科会)のこと

JapanGayNewsさんがニュースとして取り上げてくれました。
http://www.stag.jp/xc/bbs/art/news/1432
地元愛媛のゲイサイト(Ehime Gay Walker)でもトップページで宣伝してくれてます。

このように宣伝などもいろいろ協力いただきながら、また直接にも声をかけて
参加者を集めるべく奔走しているところですが、絶対いきますよ!と連絡をくれる
人数は予定人数にまだまだ足りず!!

一般市民の方にも多く参加してもらいたいなと思って声をかけていますが
当事者の皆さんにも、ぜひとも参加いただけたらなと期待しています。

そこで皆さんにお願いなんですが。
以下の文を参考にしていただいて、お友達にお知らせくださいませんか~

それと、ゲイサイト以外のところは俺が入りにくいので、ネットの投稿欄などで
宣伝できそうなところがあって、書き込みに協力するよ!という方がいらっしゃれば
連絡くださいませ!!

どうかよろしくお願いしますです。

#############
講演会
~性的少数者、HIV感染者支援から見る「自分らしく生きることのできる社会」~
講演は性感染症予防啓発ボランティアBASE KOBE代表 繁内幸治さん。

2月7日(土)AM10:00~12:00

同性愛、性同一性障がいなど性的少数者のサポートや、エイズ対策への取り組みを
お伺いしながら、男女共同参画社会の目的である「自分らしく生きていくこと」の
大切さを市民の皆さんとともに考えます。

■第10回記念コムズフェスティバル
http://www.coms.or.jp/kouza/comfes20/comfes.htm

このような公のイベントの中で、堂々と性的少数者とHIVのことを取り上げ、
市民の皆さんと共に考えよう!というイベントの開催は愛媛では初めてです。
ぜひ参加くださいますようお願い申し上げます。

レインボープライド愛媛 講演会詳しくは↓
http://blogs.yahoo.co.jp/rainbowpride_ehime/48211401.html

■BASE KOBEさんについて
http://www.basekobe.net/base/
 BASE KOBEは1987年1月17日に、日本で最初に日本国籍の女性エイズ患者が確認され、神戸パニックという社会的現象を起こし、また1995年1月17日に阪神淡路大震災という未曾有の被害を受けた神戸から、それらの経験を活かした草の根の活動をしているNGOです。地方における感染者支援の活動から、性
的少数者への人権擁護の重要性を強く感じられています。

レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
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松山市人権教育研究会で性的マイノリティ

2009-01-28 04:34:30 | Weblog
27日、松山市人権教育研究会が開催されました。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/ICSFiles/afieldfile/2009/01/08/kenkyutaikaikaisaiyoukou.pdf

①就学前・PTAにおける人権・同和教育の研修と実践
②地域における人権教育の取り組み
③企業における人権教育・啓発の取り組み
④心の健康と社会のつながり
⑤同和問題解決のためにどう行動するか

といった5つの分科会に分かれて会議が行われ
午後からは全体会と拉致被害者家族会の横田滋さん早紀江さんの講演会と
松山市内の人権に取り組む地域の人々・教職員・PTA・企業・行政とが
集まった大きな研究会でした。

今回の研究会でレインボープライド愛媛が2月7日に企画する
講演会のことを、市の人権啓発課の計らいで宣伝していただきました。

参加者に配る全員の資料の中、目立つところに講演のチラシを入れてくれました。

そして、一番大きな分科会①の最後に数分説明をさせていただける時間を
いただけて、昼休みに抜けて話してきました。

100人くらい集まってたでしょうか、

同性愛者や性同一性障がいなどの性的少数者の人権啓発に取り組んでいることや
相当数の当事者がともに生きているが隠れているので分からないこと
社会の取り組みを進めていただきたいこと
コムズフェスティバルの分科会企画での講演会の案内と
簡単ではあるけれど要点ついて説明してきました。

この講演会企画が実現することをきっかけに
自分たちの活動のことや、さまざまな人権問題のなかで性的マイノリティの
ことも意識していっていただけるよう精一杯啓発の機会にも利用しておかねば!
と考えて頑張って話してきましたよ(緊張)

市内で行われる人権に関するイベントでも大きな部類であり
その会議の中でちゃんと時間をとっていただいたり、チラシを配布して
もらえたりと、自分たちのことを紹介していただいたことはありがたいことでした。

同性愛も人権問題か~
いろんな人権問題があるんだな
松山市でも取り組み始めているんだな・・

それくらいを伝えるくらいの3,4分の持ち時間でしたけどね

今回の講演会にもぜひ来てほしいなと思いますが、さてどうでしょうね~

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本日NHKハートをつなごう「LGBT第2弾」

2009-01-26 02:30:29 | Weblog
NHK教育の「ハートをつなごう」
LGBTの第2弾の放送が今日明日です!

LGBTは、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの頭文字を並べた
いわゆる性的少数者全般を示す言葉です。

去年からテーマに取り上げられ、LGBT情報がNHK教育からどんどん発信されるようになりました。

教育テレビ 1月26日(月)27日(火)20:00~ 放送です。
そう、今晩からです。おっとあぶない、俺も見忘れるところでした。

■NHKハートをつなごう
http://www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/

今回は去年11月放送のETVワイド「LGBT」に届いた沢山のメッセージを元に
その反響を地方に暮らす仲間たちの声を中心に考えてみるそうです。

実はレインボープライド愛媛にもティーサロンの様子を取材にいきたいと
電話のやりとりがありましたが、ボカシだらけになるよと保留にしたことが
あります。地方での取り組みの様子をいつかは紹介してもらおうと思いますけど。

それと、NHKWebページの「LGBT特設サイト -虹色-」が
どんどん充実してますよ!
http://www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt/index.html

ということで、今晩は要チェックですね!
お知らせするのが遅くなったけど、録画の準備忘れずに出勤だよ~
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お詫びは載せられたけれど・・同性愛嫌悪の日本財団会長

2009-01-25 04:12:49 | Weblog
笹川陽平氏のブログ記事で、同性愛嫌悪の記事によるコメントの数々に対し
「お詫び」が別記事で立ち上がっています。
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/1755

火に油をそそいだ「同性愛は身の毛もよだつ・・」発言は
お詫びによれば本人による投稿ではないと説明されています。

本当かどうか分かりません。文面が本人の表現に似ていたこともあり
問題の記事の嫌悪感がより明確になったので騒ぎを広げていました。

その投稿が本人のものでないにしても、本文自体の表現が
同性愛に対する社会的認知が進んでいる事実を紹介したもの・・
とは思えないから騒ぎとなったのです。

多くの反論コメントにより、本人のお詫びへとつながったのは
とりあえず良いことでしたが、これで終われるか?というと
そういうわけには・・到底

はじまりとなったこの記事に書かれてある表現は
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/1734
お詫びにさらっと書かれて納得できるものでは到底無いのです。

今後、同性愛者らとの面談を実現してもらい、交流しながら意識を深めて欲しいし
今後の活動によって、性的少数者ほか様々な人権の問題への支援をして欲しい

もし笹川さんが自分たちと話を持つことができ、意識が変わって
そのことを彼の言葉で発言してくれたら・・
これはまた大きな味方になっていったりしてね!妄想だけど(笑)

でも俺はあながち夢と思ってないんよ
世の中が同性愛者と異性愛者に別れて理解しあうことはありえない・・
なんて未来を理想にしたくないじゃん~!! 人って変わるから

そしてなにより思うことは、今回のことはネット上のやりとりだけで
終わるべきことではないのだと思います。

笹川氏のような立場ある方が、このような発言をしたことで起こった出来事を
マスコミで取り上げてもらいたいと思います。

立ち上がる隠れた当事者たち・・みたいな記事を書いてもらえないかなあ。

ネットの当事者たちの怒り心頭したコメントのやりとりだけでなく
もっと世の中で議論されるべきことだなって思います。

社会で話し合うためのきっかけにしていかねば
ただの言い合いで終わってしまうもんね!

多くの方が書き込んだコメントを読んで、勇気を与えられる部分も多かったですね。
これはどうだろう・・という書き込みに考えさせられることも多かったと思います。

日常生活で、当事者がいないと思って今回のような発言をする人に出くわすって
ことはありますよね。そのときに今回と同じような意見ができるか・・

そういうことが到底出来そうに無いと思うだけに
今回のように反論できるチャンスではしておきたいし
社会にもこのことを知らせておかねばと思うのです。

さあ、どうできるか!!
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同性愛は身の毛もよだつ・・日本財団会長ブログが炎上?

2009-01-24 04:04:30 | Weblog
インパクトある同性愛嫌悪を露に書かれたブログ記事を公開中として
前回紹介した日本財団会長・笹川陽平氏のことですが
その笹川氏のブログが今、プチ炎上中?といった状況になっています。

あれからあのブログには、同性愛者の当事者をはじめ多くの人から
記事を非難する内容のコメントが次々と書かれていて、今なおそのコメントは
増え続けていて驚くべき状態になっています。

まさか、こんなに多くの同性愛者たちや応援する人がコメントを寄せるなんて
思ってもみない展開を前に正直驚いています。

自分たち同性愛者は、隠れて生活しているので自己主張出来ず、不当な発言を
受けても言い返すことも出来ない・・そういった姿を長く見てきた自分としては、
今回のようにしっかり堂々と言い返す当事者がこんなにたくさん集まっているということに、
とても頼もしく新鮮な驚きも感じています。

今回のように多くの同性愛者が次々と反論をして自己主張していく・・
そんな姿を俺は始めてみたような気がしているのです。

こういうのって、言い返すのにしても自分自身と向き合わないと書き返せないですもんね。
これはすごい変化だぞ・・と感慨深い気持ちにもなっています。


自分たちはどうせ何を言われても仕方がないんだ・・とか
同性愛否定な言葉を投げかけられることに慣れてしまっている人も多いでしょう。

こういうことを言われたら、ちゃんと反論してもいいんだ!
見えない、いないと思ってた同性愛者はちゃんと存在していて、反応もするんだ!

そんな重大で当たり前のことを、このブログのコメントのやりとりで気が付けるなら
今回自分が槍玉に挙げるような形で紹介をしたことも、悪いことではなかったなと
思えたりしています。

ただし、次々と書かれた非難の羅列を眺めていると、中には2ch級切り捨ての暴言
異性愛者全般までも否定するようなコメントも見受けられ、いわゆるネット炎上という
状態への火付け扇動に、自分も関わっていることに複雑な気持ちになったりもしていたのですが、
そんなことも吹っ飛ぶような展開がまた起こったのです。

今晩日付が変わってすぐ、笹川氏本人が回答コメントを寄せたようなのですが、
これがまた恐ろしい反論をされていて、衝撃的で闘争を煽る発言がされているのです。


以下記録のため残しつつ紹介します。

###########
みなさまのご意見を拝聴しました。こんなに沢山のコメントが寄せられるとは思ってもみませんでした。コメントが沢山寄せられた為、回答のコメントをします。


性同一性障害について

性同一性障害の方が、不幸と思われていない事、また、私が不幸であると書いた事に憤慨されている事は判りました。気分を害された方には謝ります。


同性愛について

残念ながら、私は異性愛者です。この為、同性愛という物がどうしても理解できません。理解できないと言うか、受け入れられません。

考えてもみて下さい。1つのベッドに大の大人が二人、寝ている。それも男同士。だきついていたりもしたら、身の毛もよだつ事です。この感覚は判っていただけますでしょうか?それがへんでないとおっしゃるのなら、そう思っていればいいのです。しかし、この世のほとんどの人は口に出さないだけで、実際は軽蔑し、生命倫理に背く行為か、気持ち悪いと思っているでしょう。

同性愛が自由だとおっしゃるのは自由です。でも、それと同様に私が同性愛が理解出来ないとブログで書く事も自由です。

その点は反論させていただきます。

私は絶対に同性愛は指示しません。

Posted by: 笹川 陽平  at 2009
####################

同性愛が理解出来ないとブログで書く事の自由・・??

心の中で理解ができない、気持ちが悪いと思う自由というのは当然あります。
でも、その嫌悪を公然と表し、人権無視な発言を社会に放出する自由、なんて
ことは有り得無いのです。

同性愛への考え方で、笹川氏のような考えを持っている人は多いと思います。
人権問題との意識がない為に起こる間違った考え方だと思います。

やはり今回の出来事は、笹川氏の社会的立場を思えば幅広く社会に知ってもらい
同性愛と人権というものを大いに啓発し、また議論する機会とすべきじゃないかな~?
と思うのですが、皆さんはどう思われますでしょうか?

コメントの中にはとても参考になる意見も多いですので
多くの方が見ていただければ良いなと思います。


■日本財団会長 笹川陽平ブログ ↓本記事はこちら
(「同性愛!! 二大超大国 アメリカと中国」 [2009年01月21日(水)])
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/1734

■日本財団
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html
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同性愛者嫌悪を公言する日本財団会長

2009-01-22 04:10:55 | Weblog
同性愛者へ向けられる差別的な嫌悪・・
ネット上では思っていることが自由に言えると思ってか、たまに見かけます。

2chであれこれ書かれていることは、その差別心の本性が沸いて出たようで
それはひどいものであっても、いちいちかまってもいられないことですが、
今回あえて実名を上げて紹介したいブログ記事があるのです。

日本財団の現会長 笹川陽一さんが日々書いているブログに
下記ような記事を書かれていて、現在公開中なのです。
あえてここに記事全文を残したいと思います。

あの有名な財団の会長であり、公な活動をされている方が
堂々と差別肯定発言を公言するって、ふーんで済まされるものではないでしょう。

同性愛者差別は日本でも人権問題ですが、社会の人権への取り組みを否定し
恥ずかしくもなく私は差別主義者です!と言いふらし世間を煽っていることの意識がない

このような会長をたてる日本財団が、今後社会と関わっていても良いものなのか
そう問われても仕方がないほどの、大問題な記事ではないかと思います・・・

##########

「同性愛!! 二大超大国 アメリカと中国」 [2009年01月21日(水)]

派手な大統領選挙に隠れてあまり目立たなかったが、同時に行われたカリフォルニア州の同性婚禁止をめぐる住民投票は、大方の予想に反し、小差ながら賛成多数で可決された。

カリフォルニア州の最高裁は今年5月、結婚を男女間に限定した州法を違憲と判断した。これに対し、憲法に同性婚禁止条項を盛り込もうとするのが今回の住民投票であった。

賛否両者への寄付金は総額6000万ドルにもなり、壮烈な戦いを展開した。「圧倒的に民主党・オバマ有利のカリフォルニア州で逆転現象が起こったのは、米国社会に着実に進行している保守化の波が衰えていない」と、産経新聞・松尾記者は伝えている。しかし小差の可決であり、ことがそう簡単であるとも思えない。

アメリカでは、今から50年近く前でも同性愛は珍しいものではなく、「アメリカ訪問時は同性愛に気をつけろ」と注意されたものである。バス停で待っているとキャデラックが停まり「どこに行くんだ? 送ってやるよ」としばしば誘われた。また知人の家を訪問した折には大の男が二人、一つのベッドに寝ているのを見て気分を悪くしたこともある。

当時は1ドル360円時代である。日本からの貧しい留学生は、保証人や住宅の確保を善意のアメリカ人に頼らざるを得なかった。そうした善意のアメリカ人の中にも同性愛者がおり、興味本位か経済的理由であったのかは知らないが、彼らによって、その道に入った日本人留学生もいた。

サンフランシスコでは随分前から、市長選挙は同性愛者の支持なくしては絶対当選しないといわれ、強い影響力を持っている。

私自身は、性同一性障害という不幸な病気を背負った人のいることは承知しているが、同性愛はどうしても理解できない。

現在、中国の同性愛者は約3000万人といわれ、最近までは精神的障害者として精神疾患の公式一覧表に掲載されていた。ところが中国社会科学院の李 銀河研究員の調査によると、「同性愛者であることが職業選択にあたって不利な条件になるか?」との調査で「ならない」と答えた人が米国の86%を超えて90%であるという。この結果「中国社会が、同性愛により寛容になったことは大きな進歩だ」としている。

近頃は公共の場で抱き合ったりキスをする姿も珍しくはない。一人っ子政策の結果、男女の比率は男130に対し女100。この数字は将来更に同性愛者が増加することを意味している。

同性愛者が異性愛者と人格的に平等で、雇用も平等の機会を持つ社会になったというアメリカと中国は、同性愛者の二大超大国である。

Posted by 笹川 陽平

##############

最後の中国の男女比率には、腹を立てるを超えて爆笑してしまいました・・
けど、笑い事ではやっぱり済まされないです。


本記事はこちらです↓ 
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/1734

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報道発表しておいた~性的少数者、HIV感染者支援の講演会

2009-01-21 02:33:26 | Weblog
ここのところ取り組み中の講演会の準備ですが、報道資料にまとめて
地元の記者クラブにニュースリリースしてきました。

NHKや地元のテレビ局、地元新聞他全国紙などに配ってもらいました。
どこかが取り上げてくれるといいのですが・・・

以下報道発表資料から

~コムズフェスティバルの市民企画分科会で
 性的少数者・HIV感染者支援で講演会を開催~

愛媛で同性愛者や性同一性障がいなどの性的少数者の人権啓発活動をしている
NPO レインボープライド愛媛は、このたび2月7日に開催されるコムズフェス
ティバル(松山市男女共同参画推進センター)の市民企画分科会において、性的
少数者・HIV感染者支援から見る「自分らしく生きることのできる社会」と題
した講演会を開催いたします。

云々って感じです。
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/58109291.html
どこかが取材に来てくれたりすると良いんですけどね。

それと、松山にあるケーブルテレビ局にも取材依頼を出しておきました。
講演会をそのまま放送してもらえないか?とお願いを出してみています。

さあて、どうなるか分からないけれど・・
せっかくの講演会だし、広く聞いてもらいたい内容だもんね~

実際の取材のときは、参観者を映さないようにとお願いしますので
ご安心くださいね!!

いろいろやらなくちゃいけないことがいっぱいだけど。
参加者集まるかなあ?それが何より心配です。
コメント (1)
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本当の自分を話せるってこんなに素敵なんだよね!

2009-01-19 04:30:41 | Weblog
松山で開催した同性愛者や性同一性障がいの仲間たちが集まる交流会
「れいんぼ~ティーサロン」

17回目となる今回ですが、もう想像以上の大盛況だったんです!(泣)

新しい参加者が4名も予め連絡をくれてて、それだけでも張り切ってたのに
スタートしてみれば、なんと飛び入りの新規参加者が+3名!!

常連??6名に、新しい方7名の合計13名
ティーサロン始まって以来の参加人数になってました。

次々増えていく参加者に、椅子を新たに用意するほどで
参加してたみんなもびっくりでした。

遠くは徳島から参加してくれた彼
カップルでラブリー参加の人たち
6年ぶりにティーサロンで出会えて驚く懐かしい友達たち
緊張して来てくれた19歳の彼
松山に帰ってきてくれた人
彼女と離れ単身赴任で松山に来てるのという彼女
自分が講演した時の参加者の中にしっかりいてくれた当事者の彼女

顔ぶれも、ゲイ(7)、レズビアン(4)、GID(2)と幅広く
皆さん穏やかに楽しく打ち解けてくれて、まあそれは素敵なひと時だったですよ!

テーマに用意してた「オネエタレントについて」では
オネエタレント一覧なるものをむっちゃんが用意してくれて、それを参考に
ワイワイ話が出来ました。

そんな話をきっかけにしながら、日頃できない話や仲間同士だから出来る相談を
参加されているそれぞれが話してくれて

みんなが輪になって、活き活きと自分のことを気兼ねなく話して
どんどんと話が盛り上がっていく様子を眺めながら
「これは最高に素敵なときだよ!!」と俺は胸がいっぱいになってました。

ここのところ体力が弱ってた俺で、参加者ももう少し増えるといいのだけどとか
活動ももっとやれたらいいのに体がしんどくやる気が出ない・・とか
弱気になってたんですね。

そんな悶々な年末年始だったところもあったのですけど
撒いてた種は、俺の思った以上に飛び広がってたみたいで・・・

こんなに多くの人との出会うことがまたできました。

参加の皆さん本当にありがとうございました。
とても楽しい会になりましたね!

帰ってからも、俺と彼氏くんは今日一日の興奮を遅くまで話してました。
またこんな時間ですが、少しウトッと休んでから書いてますからね(いや、もう寝ろよ?笑)

本当に今日は最良の日だったです!感謝感謝です。

今日の写真は、ティーサロンの後にいける人(11人も!)で行った食事会
それも食事後の様子(笑)

本当はティーサロンの様子を撮りたかったんですが忘れてしまいました。
いつも書いてもらう自己紹介用の三角柱が何本も並ぶ様を見せたかったんだけど。

せめて、食事会の料理が並んだところでも撮れば良かったんですが
それも忘れちゃってました!!


さて、今度は2月7日(土)10:00からあるコムズフェスティバルの市民企画分科会で
レインボープライド愛媛が企画挑戦する講演会イベントに集まってもらえそうなのと
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/58109291.html

2月のティーサロンは、2月22日(日)13:30からやろう!ということで
みんなで決めました。

都合が合わずまだ会えてない皆さんも
また次回、いつか必ずお会いできるといいですね!!

ではまたね~


■レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/

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今日はLGBTティーサロンだ

2009-01-18 03:43:49 | Weblog
気になること、やらなくちゃいけないことがたくさんあるのに、
このところ年またぎの体調不良のでいでヒドクしんどくていけませんでした。

まったくやる気が起きなくて焦るのと困ってたのですが
昨日あたりから少しやる気が戻ってきた・・!

これは今のうちに用事を進めてしまわねば!!と
調子にのって、また夜更かししていろいろやってます(悪循環かも 汗)

今さっき2月の講演会のことをニュースリリースできるように
報道発表資料を書き上げました。ヨシヨシ

そして、今日は地元松山で開催のLGBT当事者交流会
「れいんぼ~ティーサロン」の開催日です。

今回は新しい参加者も来てくれそうで、ワクワクしています。
テーマが「オネエタレントについて」なので、みんなで面白い話ができると思います。

みんなと会えるのが楽しみです。
今日は楽しめそうだ!!

ふと時間が空いたあなた!途中参加も気兼ねなく来てね~(笑)

そうそう、
今晩は先日憤って記事書いてたNHKスペシャル「女と男」の最終回ですよ。


テレビに登場するオネエキャラについて語ろう!
●「れいんぼ~ティーサロンvol.17」1月お茶会 のお知らせ●
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/archive/2009/01/07
コメント
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