ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

大学生たちと虹力(にじから)スペースで研修

2016-11-27 01:15:46 | Weblog
昨日は虹力(にじから)スペースに立教大学のゼミ学生たちがぞろっと8名もやってきてくれました。
わざわざ東京からです。

性的マイノリティのことやレインボープライド愛媛の活動について、細かな質問をたくさん用意されてました。2時から6時までみっちり(笑)非常に熱心でした。

LGBTのみんなも結構集まってくれた土曜日になって、LGBTに学生にと16人もが二手に分かれながら賑やかにやりました。

後半には自分以外の当事者にも加わってもらって、学生さんたちと座談会
仲間のみんなも楽しんだみたいです!!学生たちも面白く聞いていたようでした。

熱心な学生さんたちと、当事者性を隠さないでも大丈夫だと感じる場で自分を出して語っている仲間たちがとても輝いていました。

素敵な座談会になってたなー

今回は授業の一環として来ていただけたみたいです。
自分たちにとっても虹力(にじから)スペースを研修の場に使っていただいて有り難い機会になりました。

さて、来週12月4日(日)は18時から家族の会があります。
性的マイノリティの子どもたちの親御さんや家族の皆さん同士で語り合っていただけます。
親子での参加などもOK 初めての方もお気軽にお越しください。

その日は特別に16時から虹力(にじから)スペースを開きます。
LGBTのみんなも来てくださいね。夜は500円の夕ご飯を用意してます。

※11月27日(日)、12月3日(土)は開けられるスタッフがいないのでお休みです。

どうぞよろしくお願いします!



(虹力(にじから)スペースで性的マイノリティの研修をしませんか!?)
http://rainbowpride-ehime.org/Site/spacekensyu.pdf
研修費用として活動維持のためのカンパをお願いします。目安等詳細は上のリンクにて。


●えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/Site/nizikara.html
松山にあるLGBTと家族と支援者のための交流支援施設です。
(場所や開館カレンダー、利用案内、間違いない開館日情報はこちら)


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com






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大学の授業でLGBTのこと

2016-11-26 02:20:18 | Weblog
聖カタリナ大学のジェンダーと社会学の授業で1枠話をさせていただけたので性的マイノリティのことをやってきました。

詳しくは初めて学ぶ学生も多かったようです。
大学生だし一方的な話になってもなと考え、今回はちょっとしたグループディスカッションを試してみることにしました。

一通りLGBTのことを説明した後、まず1つ目のケースは一橋大学のアウティング事件のこと
事件についての感想や、暴露してしまった彼や亡くなった彼がどうすればよかったかと考えてもらいました。

おとなしめの学生さんたちですが、いろいろ考えてくれたようです。
興味深い発言もありましたがここでは紹介しません

そのあと、当事者が受ける社会的な偏見について説明して、2つ目のケース
今度はトイレ問題、MTFの方が女子トイレを使うことについて不安視している女性Bさんの意見についてみんなはどうするか?

これまた悩ましいテーマを、いろいろと考えてもらいました。

90分の授業でLGBTのことを一通りや2つのケースについて話し合ってもらったので中身濃いテンポ良いものになったと思います。とはいえ1回限りの授業ですので深くは難しい・・なるたけ後に引いて考えてもらえたらいいなと思いながら組み立ててみました。

授業中は若者らしい?反応の薄さも感じながらも、結構起きて聞いてくれてるなとは思ってましたが
授業後すぐに提出してもらったレポートにはいろいろ興味深いことを書いてくれてました。

まあまあ成功!
90分の授業としては上出来かもしれません

聖カタリナ大学の先生がこの3年毎年呼んでくれます。
また少し変わったやり方が挑戦できました。

学生の皆さんの中には海外からの留学生も何人かいて、様々な見解も書かれてました。
(あれだけいろんな話をして、ちゃんと聞き取れ理解しているようで感心しました)

松山には他にも大学は数校あるので、このような機会が増えていくといいなと思います。

今日26日午後も東京から大学のゼミの学生たちが8人ほど虹力(にじから)スペースに研修にきてくれますよ!
LGBTのみんなも遊びにきてみてください。



(虹力(にじから)スペースでの研修のご依頼は・・ 詳細)
http://rainbowpride-ehime.org/Site/spacekensyu.pdf
研修費用として活動維持のためのカンパをお願いします。目安は上記詳細にて。


●えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/Site/nizikara.html
松山にあるLGBTと家族と支援者のための交流支援施設です。
(場所や開館カレンダー、利用案内、間違いない開館日情報はこちら)


(性的マイノリティの講演依頼は)
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
エディまで







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性的マイノリティの研修に来てくださいました!

2016-11-22 23:07:22 | Weblog
えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペースを使っての性的マイノリティの研修ですが、既に何例も開催してきています。じわじわと要望いただくことが増えてきています。

今晩も西条西中学校の先生方が授業での取り組みの参考にと、虹力(にじから)スペースに来てくださいました。

西条西中は先週末に全校生徒とPTAの皆さんに向けた講演をしてきたばかりです。

ちょうどレインボープライド愛媛の仲間も来てくれたので、一緒に当事者の思いを伝えてくれました。

熱心な先生方との交流は、嬉しいひと時でもありますね!
仕事が終わった後、遠く松山まで足を延ばしてくれて、熱心にいろいろ質問していただけました。

性的マイノリティ現地研修として、虹力(にじから)スペースを使っています。
今週末の土曜日(26日)も、立教大学のゼミの皆さんが、わざわざ東京から研修に来てくれることになっています。

26日14時からやっているので、当事者の思いを伝えてあげてもいいよ!という方はぜひ来てください。
たくさんの質問を事前に送ってくれていますが、とっても熱心で感心しています。

良かったら土曜日よろしくお願いします。

明日23日も祝日も虹力(にじから)スペース開けています。
遊びにきてねー


(虹力(にじから)スペースでの研修依頼 詳細)
http://rainbowpride-ehime.org/Site/spacekensyu.pdf
研修費用として活動維持のためのカンパをお願いします。目安は上記詳細にて。


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com


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野党色を強くするLGBT活動者たちだけで変えられるのか?

2016-11-21 02:46:58 | Weblog
朝日新聞に「LGBT 自民足踏み」という記事が20日に出てました。
http://www.asahi.com/articles/ASJCK52T0JCKUTFK00J.html

参院選で理解増進の法整備を公約した自民党だが、推進役だった稲田朋美さん(現防衛相)が党を離れ内閣に入ったため党内保守派からの異論で失速しているといった内容。

自民党に性的マイノリティを理解応援してもらうことは大変に難しい。
日本社会にある無理解を理解に変えてことと同じだ。



先日、国会で性的指向や性自認に関する公正と平等を求める院内集会が開かれた
https://www.buzzfeed.com/kazukiwatanabe/lgbt-innaishukai-20161116?utm_term=.kemLpz740#.hvN57JLjD

法整備を求めた署名活動も
https://www.change.org/p/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E8%AA%87%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%B8-lgbt%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%82%92%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%A6-%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%88%86-%E3%81%A7%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%92%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E3%81%99%E3%82%8B-%E6%B3%95%E5%BE%8B%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BB%E3%81%97%E3%81%84
”世界に誇れる日本へ!LGBTへの差別をなくして、「ありのままの自分」で生きやすい社会を実現する、法律をつくってほしい!”となっているが、最終的には野党案の内容が並んでいる・・・署名数が少ない


声を上げることは大切なことだし、何を主張してもよいのだけれど、LGBTの代表的な声と称して野党案ばかりを出していくというのは問題がある。

野党に協力を求めるばかりでは法律ができるわけがない。
政権党にどう理解してもらうか?ということは、広くは日本社会にどう理解してもらうかと一緒であると考えられないのかな?

日本社会が自民党を政権に認めているのだ。
多数の日本人の考えを変えてもらうための努力の仕方というものを考えたい

差別禁止を求めていけば、理解増進であってもより良いものになるという考えがあるようだけれど
自民党の皆さんはそんなやり方相手にもしないですよ。

アメリカの現状をみるように、あまり対立構造にもっていかない方が良いのではないか?
ここにも理解増進が大切だ。

あんまり偏ったメッセージばかり送っていたのでは、押しとどめようとする自民党内の意見を頑なにするだろう。
北風で人は変えられません。

無関心であったり、無理解な人からどのように応援を取り付けるか?
法整備において、一番に理解してもらわないといけない相手は誰なのか?

野党側からのアタックをしている場合ではないのだ。

自民党がそんな簡単に進めてくれるとでも思ったか?
性的マイノリティのことなど重要案件でもなんでもないぞ!

性的マイノリティの活動をしている多数の人が、自民党中枢との窓口もなく、離れすぎた中で運動を進めてしまっていることの自覚があるのだろうか?先々大変なことになっていくのではないかと危惧します。

いろんな考えで声を上げるのは良いだろうが、一辺倒の声ばかりが上がってたのでは追いやられてしまいます。
相手にされません。

野党よりの超党派議連を頼みにしてた方がよい運動とは何なのか?
見極めておいた方良いと思う。

孤軍奮闘ではあるが自民党とのルートを作っている自分たちは、しっかりと理解を進めるべく地に足ついた対話を続けていきたいと思う。

当事者の声で「どうか国際社会の笑いものにならないようにしていただきたい」というもので記事を締めているけれど、そういう言い方をして分かりましたという相手じゃないですよ。

考えの違う人たちと話を進めることは大変ですよね。

本当にこの社会を変え性的マイノリティの仲間の立場を少しでも良くしたいのであれば、活動をしているような人間は十分に状況を見て行動を起こしていかないと禍根をのこします。


この記事は政権党としての公約を果たすようにと書いてくれたのでしょう。

そこは自分も思います。自民党もそのための努力をしてくれています。
でもまだまだこれから。広く党内で理解を広げるのは本当に大変です。
そんな大変なことをやると約束してくれているのです。政権党としての公約は重いです。

その後押しをするような当事者の声というものも、自民党に伝わった方が良いと思います。
こんな人たちには分かってもらわなくて結構!というなら別ですが。


(こちらも参考に)
LGBTを巡る法整備、各党議員の発言は 
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJCM410QJCMUTFK004.html
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中学や高校の生徒に性的マイノリティを話す機会が増えてきた

2016-11-17 04:04:49 | Weblog
中学生や高校生に向けて性的マイノリティの話をする機会が増えています。

新居浜市立川東中学校では3年生の学年に、今治北高校では全校生徒に、今週月曜日には鳥取の米子まで行ってきまして尚徳中学校の2年生の学年に講演してきました。

生徒に向けた講演は一番緊張します。どう伝わるだろうといろいろ考え込んでしまいます。
また、60分程度の時間しかないことが多く、どの部分を伝えるかも悩みます。

感想を見ると、思った以上に伝わっているところも多く感心します。
経験しながら調整していくしかないな。

学校の現場で性的マイノリティを話すことへのタブーを超えてくれる学校が出てき始めました。

とはいえ、まだまだ先生たちの研修の機会を作っていないところもたくさんあります。
手順を踏んで進めていってもらえたらいいなと思います。

今週末には西条西中学校で全校生徒とPTAの皆さん向けに話すことになっています。
大人と子ども・・これまた悩ましい

今週は3件の講演
鳥取には片道5時間のドライブ、今日は2時間かけて伊方へ
ちょっと体力的にきついですが、ありがたい機会を作っていただいているので頑張って行ってきます。


(性的マイノリティの講演依頼は)
レインボープライド愛媛 エディまで
rainbowpride777@gmail.com
http://rainbowpride-ehime.org/





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性的マイノリティかな?子どももおいで!(虹力(にじから)スペース)

2016-11-12 05:27:09 | Weblog
えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペースでは、高校生以下の子どもの皆さんにも気楽に来てもらえるように開いています。

同性愛なのかな?性別にモヤモヤ・・性的マイノリティかなってみんなが安心してきてもらえる場です。

基本は土日の14時~17時(スペースのオープン日時を確認して)
この時間帯では子どもの皆さんが来ても対応できるようにしています。

親御さんと一緒に来てもいいし、友達同士で来ても大丈夫。
自分探し、自分作りに来てみてください

今回PRのためにチラシを作ってみました。
ぜひご利用ください。

虹力(にじから)スペースの利用方法をより高めていく取り組みとして、スペース利用の提案を広げてみています。

今年度は、レインボープライド愛媛・虹力(にじから)スペースの取り組みについて、東京レインボープライドさんと、創設スポンサーGapによる共同企画「東京レインボーコンペティション supported by ‪#‎rainbowgap‬」からの心強い応援をいただけています。
その支援をもとにして、今一歩、持続可能なスペース運営を構築し直すべく、その為の一手を踏み出させてもらっています。

このチラシもそのおかげ!
子どもの性的マイノリティのみんなへのサポートにこのスペースが役立ちたいと思っています。



●えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/Site/nizikara.html
松山にあるLGBTと家族と支援者のための交流支援施設です。
(場所や開館カレンダー、利用案内、間違いない開館日情報はこちら)


レインボープライド愛媛
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トランプの当選は日本のLGBTに不安をもたらすか?

2016-11-10 03:50:50 | Weblog
さすがに無いだろうと高を括ってたところがあった。
マスコミはトランプ氏の行状のひどさ、差別的で様々な偏見を煽り人心を惑わすと日本に伝えてた。

でも、アメリカ国民は思ったほどトランプ氏を悪く思ってなかったようだ。

日本では分からない空気感があるのだろうな。

憂さ晴らしとして、ストレス解消にトランプに投票したとか、合法的にテロができる方法だとか、そういう部分もあったのだろうけど、そんな人だけであれほど数を伸ばせるとは思えない。

どうであれ、またこのアメリカ国民が下した結果に世界が翻弄させられていくのだろう。
軍事的にも奔放になり、その為にまた恐ろしい仕掛けもするのだろう。

昨日の選挙特番を見てて、ほ~と思ったのが投票率。
アメリカ大統領選挙でも投票率は50%程度らしい。

世界に影響あることだけに投票権が欲しいと思ってるアメリカ人以外の人も多いと思うが、当のアメリカ人は半分の国民しか投票に行ってないというのだ。

日本の選挙で投票率の低さに暗澹たる思いになることが多いが、アメリカも同じようなことらしい。
日本よりもよほど熱心に社会の事を考えている人が多いのだろうと思ってたが、そうでもないのだ。

だから、いかに投票へわざわざ行ってやろう!と思ってもらえるような公約や未来を提示できるか?が勝負の分かれ目なんだとか。トランプの方がヒラリーよりそう伝えられてたということらしい。

共和党政権となり、議会も共和党が制しねじれが解消するアメリカでは、LGBT施策は揺り戻しのように後退していくのではと言われている。違憲として合法となった同性婚でさえ覆されかねない不安もあるらしい。

恐ろしい話だなと思う。

そして、それは他国の話では済まない。
その影響が日本のLGBTにも押し寄せるのではないか?という不安もよぎってはくる。
既にそのような不安もネットで多々書かれている。

しかし、外圧頼みで日本社会の前進を狙うしかないというのもどうなんだろうか!?

アメリカは政権交代を繰り返してきた国だ。
またそのことによって、より良い改善を目指してきたところもある。

そのような体制を繰り返してない日本では想像できない感覚ではある。
大きく国論を分断して国民を二分して戦うということへの怖さも、アメリカの様子を見るとひしひし感じる。

そんな国民同士が戦い合うような日常に日本がなるのは嫌だなとも思う。

あれだけ2分してしまうと、相互理解とか必要ないという感覚になるだろうな。
人を紅組と青組に分けてレッテル付けするんだろうな。

LGBTに無理解な人が多い共和党の人々と対話していくことに意味が無い様にさえ思えてくるんだろう。
理解してくれそうな人と話し、いろいろお願いする方がストレスないですもんね。しかし、それだけでは今回のように政権が変わった時、大きなマイナスになってしまう。

日本ではこんなヒヤヒヤするようなことがないように、幅広く理解を進めていきたいと思う。

長く政権党にある自民党ともLGBTのことを話せるルートを自分たちは作れています。

今年あった参議院選挙では自民党がLGBT支援の選挙公約をはじめて挙げてもらえた。
今日も自民党のLGBT特命委員会の会合があり話し合われる。

外圧頼みにならなくてよい日本の中の対話を着実に行っています。

日本社会の改善に、政権党の皆さんの協力は不可欠だ。
分かってもらえにくい人々とも話し合えるよう努力していかねば自分たちの将来はない。

自分たちもこの日本社会をつくっている一員である。
夢の楽園を期待するのではなく、この日本社会をよりよくしていきたいものだ。

偏見を嫌う自分たちが、偏見をもって社会とかかわっていては何も打開できない。


※今日の写真
「同性婚は違憲」と主張するトランプ氏、なぜかレインボー・フラッグでLGBT擁護をアピール
(ハフィントンポストより)
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/01/trump-bizarrely-displays-rainbow-flag_n_12744986.html?ncid=engmodushpmg00000004







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胸いっぱい・感動!丹原東中のレインボーな文化祭

2016-11-07 22:48:42 | Weblog
丹原東中の文化祭。レインボープライド愛媛の仲間たち11人もが一緒に行ってくれました。
感動の性的マイノリティテーマの人権劇など、レポートはこちら。

性的マイノリティの学びが、こんなにも生徒を生徒を成長させるとは。
本当に素晴らしい一日でした。

多くの写真はこちらで

http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/66062824.html



丹原東中の文化祭にレインボープライド愛媛の仲間たちと行ってきたのですが、11人も集まってくれました。
中には東京から駆けつけてくれた仲間もいましたよ!

第3弾となる性的マイノリティテーマの人権劇は3年生が頑張ってくれました。
70分もの大作です。題名は「にじのたね」

「りつとにじのたね」というかわいい服やものが大好きな男の子のくまを描いた絵本があります。

自分探しの旅を描き、性的マイノリティのことも込めた素晴らしい本なんですが、その絵本を生徒たちが読み聞かせの本に選び、絵本を読んでくれる第1幕

酔っぱらったおじさんに丹原東中の性的マイノリティの取り組みを文句言われ、うまく伝えられなかった生徒の葛藤の話の2幕

修学旅行で車椅子の生徒と一緒にお風呂に入れるように銭湯同好会をつくった話から、障害者や性的マイノリティの人たちのことを想像していく3幕

絵本にあった「にじのたね」の意味を語り合う生徒たち。いま学校で話し合っている制服の見直しのことを下級生たちに託していきたい気持ちなどが終わりの会で話されていく4幕

そして、最後に小代と泉、2人の生徒がのこった教室で
「もし、私が同性愛者だって言ったらどうする?」と切り出す小代・・・

とはいえ、言いにくそうにしている小代に泉は何と答えるか?

先日もアウティングの時にNHKなども取り上げていた、カミングアウトされたときどうしたらいいか?

NHKでは「ありがとう」という例が上げられてましたが、それではないのではないか?と自分が投げかけたことをいっぱい考えてくれたのです。

そのことを、丹原東中の生徒さんや先生たちはいっぱい考えてくれました。

答えに、自分は感心しました。

「私はもっと小代のこと知りたいよ。誰も知らないところで苦しんでいるなんて嫌だ。誰にだって人に言いづらい悩みがあると思うけど、私だってあるんだ。だからいつか聞いてね。」

そう、その答えには上下のない対等な関係を示す安心がありました。

良く考えてくれたなあ。

丹原東中の皆さんの学びのすごさを感じ涙が出てきました。

最後は、去年にオリジナルで作成した「虹色のあした」という人権劇のテーマソングを全校生徒が前に出て合唱してフィナーレ。


大感動の人権劇が終わった後、自分が感想を話すことになります。
今回は、自分だけでなく仲間6人も一緒に前に出てくれました。

ひとりづつ、劇の感想や生徒の皆さんに伝えたい事をマイクに込めてくれました。

全校生徒とPTAの皆さんもたくさんいる前でとても緊張したと思いますが、胸いっぱいの思いを伝えて素晴らしいスピーチだったと思います。生徒や親御さんたちにも、かけがえのない機会となったでしょう。

そのあとは、うどんや焼きそばなどを食べたり、お茶席でいただいたり、のみの市を楽しんだり
展示を拝見したりと文化祭を楽しませていただきました。

今回は最後の閉会式やその後片付けまで見ることができたのですが、3年生たちが「R.Y.U.S.E.I.」で盛り上がる様子は素敵でした~ 青春やなあ!

頑張った先生たちや、校長先生、また元校長先生ともたくさん話ができて、丸一日、とっても充実した丹原東中の文化祭。

幸せな日とは、こんな日のことを言うんだろうなと思いながら、仲間たちと帰ってきました。

丹原東中の皆さん、本当にありがとうございました!!


西条市立丹原東中学校
http://tambarahigashi-j.esnet.ed.jp/




【性的マイノリティに関する講演依頼】
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
エディまで
deep8822@yahoo.co.jp

【虹力(にじから)スペースでの研修も承ります】
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性的マイノリティ生徒の制服問題

2016-11-05 01:55:50 | Weblog
10月16日に掲載された朝日新聞に、中学校の制服で性的マイノリティの性的マイノリティとにも配慮できるかの記事が大きく出ていた。

性的マイノリティの人権学習に学校を上げて取り組んでいる丹原東中では、生徒総会で男女別の2種類しかない制服についての議論がされていることが取り上げられていた。

記事では今年の夏に松山で開催した性的マイノリティの全国大会「全国虹の大会 性的マイノリティの理解を進める愛媛大会」の写真を使ってもらえてて、丹原東中の皆さんのおかげで、主催した自分たちにはご褒美をいただけた気持ちです。

でもって中学校、高校での制服のこと

記事にあるような、2つの区分しかないような現状が、少しでも多様で自由な組み合わせができるものになっていくと良いだろうなと思う。

制服を作っているメーカーにも、そういう意識でデザインした提案を出してもらえるといいだろうな。
そうすれば学校としてもイメージしやすく、また利用しやすくなるのだろうし。

性的マイノリティかなと思う生徒だけでなく、すべての人たちにとって自分にあう組み合わせで、またその日の天候をみてなど、自由に組み合わせていけたらいいだろうな。

男らしさ女らしさを出したい人や気分の時はそうしようし・・・



私服までの自由さをさせにくいのであれば、限られた中でもいくつかの組み合わせができるようにできると良いよね。女子は年中スカートというのも大変だと思う。

丹原東中では、性的マイノリティの学びをきっかけに、この制服についての気づきを生徒の側から出してくれた。
現状をより良く変えていこうという、社会に主体的に関わっていく生徒たちに育っているのが何とも頼もしく素晴らしいと思う。またそれを伸ばそうとする先生たちの心意気もありがたい。

全国の多くの当事者生徒たちは、制服への辛い思いがあったとしても、声を上げられないでいると思う。
全国の、ほんの何人かが、どうにか勇気を出して、学校に先生に親たちに問いかけ始めたという段階だ。

確かに、その声を上げていく意味は非常に重く、大きい。

学校も以前より思った以上に、生徒や親から声が上がれば、今までのように押しとどめることはできなくなってきていると思う。

でも、逆を言えは、声を上げなければ対応しなくてよい。この学校には当事者がいない。ということにもなる。

そろそろ、そんな悠長なことを言っている段階を超えていってもらいたい。




そして向き合うことになった学校では、声を上げた者だけでなく

声を上げられない多くの子どもたちにも目が向けていってもらいたい。

声を上げられないなら我慢して当然!という無言の圧力。黙っていても現状維持という大きな壁には簡単に声を上げさせない圧力がある。

そういった圧力で押し殺さなくて済む段階に入っていきたいものだ。

生徒を管理するということも集団生活を維持するためには必要なことなのかもしれないが
個を大切にしていけるか?ということも、この日本社会の活性のために大事な目標のはずだ。

それを我儘だ!として抑えるのは、管理するとすれば簡単な方法だろうと思うが
しかし、そうやって若者のやる気を、希望を摘んで、無気力を蔓延させてしまったのではないのか?

この社会をつくる私たち一人ひとりが次の世代に誇れるよう、段階を進めていく役割がある。
その試行錯誤の挑戦を、みんなでしていかなくちゃいけないはずだ。

今までそうだったからこれからも続けるのか?

いやいや、より良い未来をつくるっていく責任が、この社会をつくる一人ひとりにある。

今までと同じを繰り返していただけでは社会の成長がなくなってしまう!!

社会や今ある状況をより良く変えていこう!と思い立てる子どもたちを育てていかなくては、これからの日本社会の未来が無い。



希望が無くなってしまう!

社会に貢献していける人を育てていく上で、自己を肯定し自己確立していくことは、基本のことだと思う。

自分ではない何かになることにエネルギーをかけるばかりでは、そりゃ自己は確立しないよね。

性的マイノリティの学びには、そんな大事なことを気が付かせる力があるようです。



◆性的マイノリティの人権劇 今年も上演!
丹原東中文化祭   
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/66055898.html
11月6日(日)10:30頃より
誰でも観覧できます

レインボーの仲間たちと、何人かで観に行く予定です!!
(ごめんなさい自分の軽四は満席です)
観に行きたい人は、10時ころに現地集合だー

西条市立丹原東中学校
http://tambarahigashi-j.esnet.ed.jp/



【性的マイノリティに関する講演依頼】
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
エディまで
deep8822@yahoo.co.jp

【虹力(にじから)スペースでの研修も承ります】
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悩み多き秋の夜(ぼやき)

2016-11-03 04:48:02 | Weblog
中学生や高校生に直接性的マイノリティのことを話す機会が多くなっています。

少しづつ取り組む学校も増え、話を聞いた先生方からいろいろな機会を作ってもらえています。
以前とはずいぶん違った様子になってきています。

基本的なことも含めて生徒に話してほしいケースと、当事者としての思いや人生を語ってほしい依頼もあります。

大人向けと違って、生徒に向けてはいろいろ考えてしまいます。
どのような受け止め方をしてくれるのか?どんな影響になるのか?

そこまで自信を持って生きれている訳ではないしで、悩ましいところ

生徒の皆さんからの感想を読み、また次の機会で話と繰り返して経験を積み上げていくしかありません。

試行錯誤です。


最近先生方と話をする機会が増えているのですが、様々な考えを持って指導されている先生方との思いの違いに埋めにくい溝を感じたり、そこを伝えきれない葛藤もあったりで悩ましいことも多いです。

地域の中でもいろいろな動きがあり
次々と課題は立ち上がってくるもんですね。

あれも気になる、これも気になる
なのにそれに立ち向かえる体力が足りず・・情けない

特効薬のない人権の取り組みにいろいろと思いを馳せながら、さらに映画「怒り」などを観ておいたものだから、さらに頭抱えてしまっております。

諦めたくないな~ 




講演予定
11月4日 新居浜市立川東中学校 3年生
11月8日 伊予市人権同和教育研究会
11月14日 鳥取県米子市立尚徳中学校 2年生
11月17日 伊方町立三机小学校PTA
11月19日 西条市立西条西中 全校生徒とPTA
などなど


(性的マイノリティの講演、研修依頼は)
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
エディまで
deep8822@yahoo.co.jp

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