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ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

同性愛・性同一性障害について(先生の感想)

2010-06-23 01:12:23 | Weblog
先日お話させていただいた学校の先生方に、講演を聴いての感想を書いてもらいました。
今日はその感想をご紹介します。親身になってたくさんの感想を書いていただけました。
自分も今後の取り組みの参考にしていきたいことがたくさん。

親の思いにも触れた感想も寄せてくれています。
当事者のみんなにも読んでみて欲しい。

先生方もいろいろと考える機会になったと思います。
混乱もあると思いますが、ここから始まるのだなと確信します。

このような人権研修が出来る学校が着々と増えています。
初めてだし不安だという感覚も、そろそろ薄らいで来たんじゃないかと思うのですが・・

話を聞いてくれた先生方同士で伝えてくれるといいですね。


●アンケート・感想より

・意外と身近なところにあることなのかもしれないと思った

・講演者本人がセクシャルミノリティであるとは思っておりませんでした。やはり話が真に伝わってくるので良かった

・身体、知的、性的、精神的、障がい、目の色、髪の色などなど社会的マイノリティも受け入れの必要性は頭(理屈)ではなくそれらの人々と接してみるに限る

・日本、世界の歴史の中で出てくる人物の中にバイセクシャルや同性愛者の権力者たちが少なくなかったことを思い出した。性同一性障がいについては自分の性を否定しんければならず心と身体のギャップなど抱えている問題も深いし、そこを埋めていくためにホルモン剤使用や手術を受けるなど医療行為が関与してくる問題もあるので周囲の協力や理解が必要だなと思った。

・当事者の話が聞けてよかった。切実さが伝わった。

・テレビタレントなどの言動から暗いイメージはあまりないが、当事者にとっては相当な葛藤があるのだと感じた。

・当人は大変だと推察できる

・自分自身理解しちるつもりだったが、実は無意識のうちに差別していたことに気付かされた。

・まだ分からないことが多いということに気が付きました。

・勉強になった。学生へも対応できたらと思う。

・意外に多いことが分かりました。

・いろんな事柄がからみあっているようで、実はそうかもしれないとも思い、考えることが多かった。

・頭では分かっていても(知識として)感情的に迷っている部分があることに気づいた。

・分からないだけで思ったより多いかもしれない

・正面から取り組みたいと思いました。

・対処法などは大変参考になった

・教員からの啓発も必要だが、生徒に当事者から直接話をしてもらえるとストレートに伝わると思えた。

・同性愛と性同一性障がいの違いを初めて知りました。性的マイノリティとしての苦しみを知り、今までの自分の無知を恥ずかしく思います。

・頭の理解はあっても感情での理解が難しい。

・今の学生の方が私たちの年代の人間よりはるかに感覚的に開けている子が何人かいる。私たち年代の人間の頭の固さに少し嫌気を感じます。自分の意識を変えるところから取り組みたい。

・男らしく、女らしくと教えることの是非を考える必要がある。一概に悪いとも思えない

・新しい男女のありかたから考える必要があるのかとこれまで大きな問題のように受けとっていたのですが、もっと日常的な個人、個人の対応(トイレを増やすなど)具体的な対策が必要なのかと感じました。

・性的マイノリティに関する問題に向き合う活動がこれほど活発であるとは知りませんでした。

・これまでに軽々しい発言で学生を傷付けてしまってはいないか心配になりました。

・こういう問題はめったに聞く機会がないのでとても心配になった。

・性的マイノリティと一言では言えない問題なので、一人ひとりの問題として取り組んでいかねばならないと感じた。

・主体的な取り組みをなされていることに大変感銘を受けました。

・このような講演会が学校で行われていることを伝えることで閉塞感に苦しんでいる学生は気持ちが少しだけでも開放されるかもしれません。

・本人の経験をまじえ問題の大きさを実感できました。学生たちに伝えなければならないと痛感しました。論理が整然としていて分かりやすく勉強になった。

・当事者の苦しみを除いてあげることは出来なくても、その思いを尊重し、しっかり話を聞いてあげなくてはならないと思いました。

・恥ずべきことではないことは態度で伝えていきたい。恋愛や性的対象として相手からの合意が得られないことは一般の男女の恋愛と同じだということも(誰においてもふる、ふられる可能性があるということ)伝えると思います。

・周囲の他の生徒たちへの説明などを考えると少し悩んでしまいます。しかし当人が勇気を出し告白したことや少数派であることの生き難さや当人にしか分からない苦痛があることはきちんと話したい。また人間としてなんら変わりないこと、その人も幸せになりたいのだということも。

・実情を知られてないこと、正しい知識として知られてないことが偏見や差別を助長させてしまうのかなと思います。このような講演をされて社会の理解を進めていくことは大切だと思いました。

・特活の授業などで、ワークショップをして楽しく、深く、多様な考え方に接していろいろな存在を認め合うトレーニングが必要だと感じた。日本では議論で自分の意見の反対意見を自分の否定と受け取ってしまい議論にならない。議論の土壌作りも必要。

・正直個人的には生徒に向けてどうしていいか分からない。学校全体で動けたらいいと思うが。

・相談を受けるようなことがあれば積極的な支援をしていきたいと思います。ともかくそれは問題ではないこと異常ではないことを伝えたいと思います。

・カミングアウトをした方は楽になったでしょうか?それとも苦しい立場に追い込まれるようなこともあったでしょうか。その後どのように変化したか、前とどのように違ってきたかなどの紹介をいただけると参考になると思います。

・被差別の問題でも出てくるように、一般論としては差別に反対、でも現実的な問題としては拒絶感があるでしょう。ただ、その拒絶感が出発点だと思います。


●以下、自分の家族の問題となるとどう思いますか?という質問に対して

・よく分かりませんが真剣に考えたいと思います。否定からは入りません。

・難しい問題ではあるが、病気ではないので治すことは出来ないのでしっかりと受け止めてやりたい。

・いるかもしれないという前提で家族のことを考えたいです。

・自分の周りにいないので今ひとつどのようなイメージを自分が抱くのかピンときてない面があります。

・冷静になれるよう頑張る。当事者が逃げ込める場所になるよう、ひとりで悩まず相談できるように日頃から会話しておきたい

・かまいません。個人の自由だと思います。

・最初は受け入れられないと思う、でもこの研修を受けられたので時間はかかると思うけど考えが改められたらいいと思う。

・冷静でいられるかどうか不安ですが、ともかく受け止めてあげないといけないといけないと思いました。

・おそらく受けいれられると思いますが、どのような具体的な問題が出てくるか不安には感じます。

・まだ全然考え付きません



レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
コメント
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