ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

偏見や差別をして良い自由!?

2007-01-30 01:07:56 | Weblog
◆先日HIV誤通知で書いた記事では、ネットに見る偏見の声をそのまま書いて
みました。日常ではひたひたと偏見を感じながらも、なかなかはっきりとは
確認できないでいるものが、こういう事件のときに噴出してきますね。

世の中には偏見を持った人々はたくさん存在していて、差別が無くなる事も無い
だろう。偏見を持った人もこの社会で一緒に生活している??

でも諦めたくない。
人権という人類が思いついた叡智を大切にしたいと思う。
私たちは少しでも思いやりを持った社会を目指すべきだろう。
すべては自分に返ってくるのだから。

今回の事件に関連した書き込みを読んでいると、無関心や無知でいることが
一番の問題であると改めて思います。

多くの人は悪気はなく、心に思ったままを表現しただけで、気がつかなかった
だけなのでしょう。他人事と思って想像力が働かなかったのでしょう。

このように、「知らなかったもん!」「誰も教えてくれなかったし!」という
言い方を許してしまっているのが今の社会の問題なのでしょうね。

◆人権というと「窮屈で生きにくくなる!」と拒否反応を示す人もいます。

多様性を認め合おうというなら、逆に偏見や差別持つ人の権利も認め合うべき
だろう?とか、日本には思想の自由があり表現の自由がある!なんてことをいう
人もいます。

でも、「偏見や差別を表現したり行動したりしても良い自由」なんてことは
ありえないですよ。

そんな状況を許していると、社会は殺伐となり、成り立たたなくなります。
ここは勘違いしてはならないところです。

同じような差別問題で、ゲイ差別をして何が悪い!と来ることもある。

気持ち悪いものは気持ち悪い!生理的な問題なのだから仕方がない!なんて
言って来るのです。良くそんなことが言えるなと呆れるばかりですが・・。

今回も、自分や家族に感染してはいけないから早く確保し隔離してほしい!
そんな気持ちが現れていました。

このように自分の不安感を解消するためなら、あのような発言をしても
良いのでしょうか?

自分の差別心を正当化してまで心を安らかにしなくちゃならないことって
何なのでしょう?
恥ずかしいことだと気がついていきたいところです。

しかし、すべての人のことを完璧に思いやって生きていくことなど
できるもんじゃないですよね。自分のことで精一杯だったりするでしょう。

でもその努力はしていこうじゃない?
また、勘違いをしている人がいたら話してあげようよ。
ほおっておくと、そんな考えが優勢の社会になってしまうもん。

◆ネットの時代になって、個人が主張できるメディアを持つことも
出来るようになった。

ドラマや映画で偏見が描かれるとき、多くの人は自分の心を照らして再確認する
と思う。今回の記事も、その再確認するための役に立たないか?とあえて羅列してみたのです。

多くの人がネットの中からでも発言をしていけば変わるに違いないと思ってます。
面と向かって人前では言えない人でも
ネットの書き込みくらいは出来るんじゃないかな~?

多くの人に気がつかせてあげよう!!
そして、気がつかせてもらおう!!
                                   
◆国は、公共心を高める為にこれから道徳教育に力を入れるらしい。
愛国心教育や公共心の名の元に、個人がないがしろにされないか気にかかる。

でも、これをうまく利用して「自分の中の差別心」に向き合う教育が出来るなら
ば、「気がつかないことは恥ずかしい」ことだなと思えるような社会になっていく
かもしれません。

今回の教育基本法改正も、出来たからにはそういった方向に使わさねば!
まだまだ、使い方でいいようにも変えられないものかな?
いや、出来るはず!!
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頼もしい~!!!

2007-01-27 00:03:05 | Weblog
松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクトでは
プロジェクトメンバー3人で松山市の人権啓発課の皆さんと懇談してきました。

相手は人権啓発課の課長さんをはじめ担当の方2名。

メンバーの一人は行政の人とゲイとして話をするのは初めて。
相当に緊張していたと思うけど、懇談中はとても穏やかにそして静かに
迫力ある語り口で俺たちの立場を話してくれました。

もう一人のメンバーも積極的に発言してくれて、頼もしいのなんの!!

課の人たちにも俺たちは本気だなと伝わったと思うし、とても心使いを持って
俺たちの相談にのってくれた。

話の主題は、このプロジェクトをNPOの形としてどんどん活動していって
欲しいということ。

NPOセンターなどにも登録しNPO同士の連携や、活動を知らせて
広く応援者と出会っていけるから組織の格好を作っていくとよいといった
アドバイスでした。

NPOでも法人格をとるのはなかなか面倒なのですが、とらなくても
任意団体として結構活躍できることも見えてきた。

ここのところは近日に、こんどは市のNPOサポートセンターに行って
詳しく相談にのってもらおうと思っています。

こういった行動的な活動以外でも、当事者の仲間を集めて
少しまじめな話ができるような場が用意できたらいいねと話しています。

ゲイバーとかでは、なかなか真面目な話はしづらい雰囲気もある

年齢を超えた出会いや支え合いの場所があるといいなと思っています。
日ごろの悩みや心配事の相談、ひとつの居場所になれるような場所をね。

みんながみんな俺たちがやっているような行動的な動きは出来ないですもんね。

でも、そういった場が出来れば、そこでみんなの想いや気持ちも汲み取ることも
できるし、それを行政などへ注文したり、教育関係者との勉強会などに生かした
りと行動的な活動にもつなげていけると考えています。

そんな夢を今年は仲間と実現していきたいな~
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HIV誤通知報道で巻き起こる偏見の嵐

2007-01-26 01:59:10 | Weblog
今回のマスコミ報道、そんな形で通告される本人を気遣っての行為ではなく
「誰かに感染させてしまったら大変だ!探せ!」の目的であることがはっきりしてきた。

この事件がどうとらえられているか?Mixiなどのコメントを読んでみた。
mixiは2チャンネルと違い、友達同士の誰が書いているか分かるので
それなりに発言に責任を持った世界です。

そんな場所ででも、次のような堪らない言葉が乱れていました。
気分が悪くなるかもしれません、でもあえて羅列します。

■最初エイズは男同士で大流行した。男同士だけで終わらなかったのは、
そお、男の誰かが女に橋渡ししたってことだ!

■裏切り者(両刀)は誰?両刀にひっかかるな!とにかく装着!

■これで宮城の30代男は急にモテなくなるぞ、陰性証明もって口説かなくちゃいけない

■心当たりがあったから検査受けたんだろうけど、陰性と聞いて喜んで
風俗やなんかでおもいきり遊んじゃったら?
陰性だから他人にうつさない努力もしないだろうし・・

■検査受ける人なんて遊び人なんでしょ?

■安心して周りにウイルスばらまいてる危険大!早く気づけ匿名男性!!

■これじゃあ、あの町では遊べないな

■感染者がウロウロしてるってことだろ?あっぶねー 生物兵器だ

■被害が拡大しなければいいけれど

■殺人鬼を野に放ったようなもの

■こんなマスコミからの宣告に、この男性は自暴自棄になって手当たり次第に
性交渉して広げはしないか?

■早くこのニュースに気がついて!

■行きずりの相手みたいな信用できない人とは関係を持たないようにしないと・・???

■匿名検査だから問題だ。感染性のことだし蔓延させないためにも検査を受ける
ような人は個人情報を把握しておくべきだ。

■俺は奥様一途なので感染の危険は極めて低いはず。遠い国の話と捕らえて
よいはず・・多分、だよね?

■お役所仕事で陰性のゴム印をつきまくってた事務員、その仕事の先の想像力のなさ。
転記なんて伝言ゲームを何故する必要があるんだ?

■俺は陰性だよ、多分、おそらく、そうだよね?・・・
(今回の記事を書きながら何を持って確信しているのか?またその意図は何なのか
「俺は大丈夫だからね!」と念を押して書いている人も多くみかけた)

■私は10代の間、病院からB型だと思い込まされてきました。人生狂いました

もう9割方のコメントが、感染が広がらないか?という心配ばかりなのです。
ほとんどがこの調子なんです。

読んでいると、世の中には感染者はほんの一部しかいなく、それもちゃんと
管理できているはず?くらいの思い込みまであるように感じてきます。

公務員の仕事批判だけに周知している発言も目立ちました。

HIV感染は爆発寸前であるという実態に気がつくべき時なのですが、他人事で
迷惑な事件と思っているようです。

検査をしていない、自覚の無いままに生活している人たちが想像をはるかに超えているだろう。
今もコンドーム無しの行為をし、相手も生を受けている。

そのことを思えば、その人が誰かに感染させたら?
そんな心配は虚しくなるほどです。この現実に向き合わないと・・。

それに、検査を受けた人はそれなりにパンフレットや問診でHIVのことを勉強し
ますので、相当注意してコンドームの着用に気を使うはずと思いたいです。

俺も検査の相談に乗ってきましたが、陰性結果が出たら即座に遊ぶのでは??
そんな発想おかしいです。
そんなことを思ってしまう人は何も分かってないとしか思えない。

もうこの社会はHIV/エイズと共に生活しているのが実態なのです。
他人事じゃない。

自分は大丈夫と思っていることの危険に気がつかなければならないし、
コンドームで少しでも身を守り、少しでも感染の拡大を防ぐ努力をするしかない。

誰かを排除したら自分は安全、だなんて問題じゃない。

身近な人に感染者が現れることが想定できるならば、このような偏見発言は
出来ないはずだ。

せめて、この事件がこういったことに気がつく機会になると良いのだけど・・。

根深い問題が明らかになるのは良いけれど、この報道が、より偏見を煽った
ことになるのではないのか?

多くの人が興味を引くネタではあろう、でも、そこから話題の方向性を変えて
大切なことを気がつかせるところまで持っていく責任が、マスコミにはあるはずだ。
情報を出した保健所には、よりあるはずだ。
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「男らしさ」って何なんだろうね

2007-01-25 00:59:20 | Weblog
男ごころ「らしさ」を超えて・・という読売新聞の連載記事が
今ネットで読めます。すごく面白く読みました。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/otokogokoro/

読売新聞でこのようなジェンダーフリーの考え方が読めようとは!?(笑)

そう、実際はすでにそうなんですね、多くの人が気がつき始めているのですよね。

・「おばおじさん」中年女性のような感性を持つおばさん度の高い男性のこと
だって、俺だ!(笑)

・男らしさというものに押しつぶされて自己を見失う定年世代の男性。

・自分らしくを求めると、男らしさは邪魔

・おしゃれにこだわる男性、人前で泣ける男がモテスジ

・男らしさで支えられた甘い時代が終わり、自分を立たせるために
 他人を見下す男、キレル男。

・自分を肯定する最大のものは仕事ではなく家庭だと気がつき始めた男

・恋愛できなくても困らないと開き直りだした男たち

などなど、12話どれも読み応えありました。
このところ毎日更新されてて、楽しみに読んでました。
連載はこれで終了したみたいです。

おすすめです。いろいろ思うことが多いと思いますよ!

読売新聞
男ごころ「らしさ」を超えて
http://www.yomiuri.co.jp/feature/otokogokoro/

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HIV検査で誤通知・・

2007-01-24 00:29:35 | Weblog
仙台の保健所でエイズ検査を受けた男性に検査結果を間違えて通知して
しまったらしい。

匿名の検査だから特定できず、伝えることも出来ないでいるらしい。

HIV陽性を陰性と誤通知、検査男性は特定できず(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070123it06.htm

この、まるで公開捜査?のような記事を、複雑な思いで読んだ。

何日の検査で、受付番号が何番の30代男性・・
これだけの情報があれば当人が気がつく可能性も大きいだろう。

でも、こんな形で感染を知ることになるなんて、どんな気持ちだろうか。
カウンセリングを受けることもできず陽性の情報だけが伝わっていく・・・

大丈夫なのだろうか。連絡なんてしてこれるのだろうか

確かに本人の体のためにも、エイズを発症する前の早くに通院しはじめる
必要がある、だから早く知らせてあげなければならない。
でも、一刻を争うことかどうか・・

この公開捜査というやり方?にこんなことを思った。

このままでは検査後、安心した感染者が無自覚に一般社会でHIVを撒き散らして
いるかもしれない、早く食い止めなければ・・??

そんな気持ちが隠されてはいないのか?

もう少し、配慮はできないのか
マスコミを利用するにしても当日検査をした人のすべてと懇談できるように
利用して努力すればよかったのではないか?

何日あたりの検査の人は再度検査を受けなおしてほしいとか・・
そういう情報に抑えることは出来なかったか?

ここまでの情報を出すべきだったのか・・

ちゃんと本人を目の前にしてカウンセリングを持って通知してもらいたい。

当然すべてが終わったところで、この重大ミスは
世の中に説明すべきことではあるが・・・そうもいかないものだろうか・・。

なんとも悩ましい、軽々しくとらえられない事件だ。
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普通って何??

2007-01-23 00:40:58 | Weblog
普通って言葉にみんな翻弄されてるものんだよね。

でもその普通って何なかなあ?

たぶんね、自分が考えていることが普通で、
自分の考えに合わないことは普通ではないのでしょうね。

そんな調子でみんな違うのに、普通になりたがるんですよね。

だから強い発言力のある人の普通が、全体の普通になっていったりする。

強い立場の人は協調性という名の下に自分の普通を広げていく。

普通ってやつも変化していく。
ゲイという生き方はその普通とのぶつかりだらけ。

多数派の普通と外れたもの、理解できないものは排除されて・・。

自分自身の生き方に自信が持てていれば、普通なんてよく分からないものに
振り回されなくていいのだろうけど。

社会は容赦なく普通でないものを見つけ出し・・。

自分らしく生きるってことは、最近の若者の多くが思ってる生きるテーマだろう
けど、そんな普通に立ち向かわなくちゃ、「自分らしく」なんてことは
出来ないんだよね。

普通なんてもんに騙されないぞ~!
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犬猫ペットの叩き売り!?

2007-01-22 00:48:34 | Weblog
ショッキングな新聞チラシを見たんですよ。

全国14店舗でやってるペットショップが地方巡業のイベント売りに来たチラシ
なんですが、すごい見出しが躍っているのですよ。

・わんにゃんカーニバル展示即売会、限定13日間早い者勝ち!
・自信があります!生命保障制度
(6ヶ月生命保障 万が一半年以内に失命の場合は同種同額のペットを
 無料で差し上げます)
・簡単!各種ローンも分割払いでらくらく(18歳から保証人なしのローンOK)
・かわいいことどりのミックス犬続々登場!
(プードルのポメラニアンの愛の子とかいろいろ)
・ビックリ価格 1万円・2万円・3万円~

こんな調子でね、ペットを倒産処理セールの叩き売り?みたいなノリで
チラシになっているものなんてはじめて見たんです。

こういう商売のやり方は穏やかな愛媛ではびっくりです。

ペットがここまで「商品」って感じで扱われているなんて・・
都会ではこんな感じが当たり前なの?
こういう感覚が地方にもこれから広がっていくわけ??

ペットを飼いきれず捨ててしまう問題はよく聞くよね。
処理場に持ち込まれるものの多くは放し飼いの犬の行方不明なんかではなく
実際に持ち主自身が持ってくることがほとんどらしい。

処理場では数日うちにガス室送りで殺されます。
前に報道ステーションでやってましたよね。どういう最期を迎えるか・・。
餌代もガスの費用も馬鹿にならないのだそうです。

飼ってた犬や猫を捨てる、その理由や気持ちはまったく想像がつきませんが
今日のチラシを見ていると少し分かる気がしてきたんだよ。
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愛媛県知事選挙は行かないの?

2007-01-19 01:06:41 | Weblog
今回の選挙から、俺の地区では投票所が変わったんだよね。
今までは車で行くにも便利なところだったのですが、ちょっとヘンピなところに

なんだか、この地区の投票率が下がりそうな予感です・・。

松山では投票日当日の投票場所は決められていて、入場券に指定された
投票所でしか出来ません。他の町もそうかな?

俺と彼氏くんの場合、それぞれの指定の投票所が違うのでめんどくさい。
市内うちならどの場所ででも投票できるように出来ないものかなあ。

裏技?はあるんだよね
期日前投票なんだけど、これなら何ヶ所かある投票所のどこでも投票できる
んです。市民に限りますけど。

目の悪い彼氏くんのサポートも考えたら、これの方が便利!

なので投票日前日の土曜日にでも二人で期日前投票してきたいと思ってます。

さて、今日の新聞でも現職が差をつけているとの報道がありました。
選挙への関心は相当低いようですね。

「選挙には関心ないし・・」こういう発言を簡単にする人が多い。
まるで、こういう発言こそが政治状況を批判しているかのようですね。

何度も書いてきましたが、投票率が低くすることは意思表示にはなりません。
無投票であることは白紙委任!!
基本的に現職や与党政党支持の立候補者を信任する行動になります。

投票しようにも選択肢が少なすぎる・・
自分の選択に見合った候補者がいない・・

今回の選挙もそんな思いの人は多いでしょう。

でも国民主権といいながら、私たちに残された意思表示の方法は、
この選挙しか残されていません。

どうせ俺の1票で何が変わるわけじゃ無し、そんな思いで
次々と権利を放棄していったのが今の日本です。

そんなことも考えながら、本当に投票しないのか考える必要はあるはずです。

それと、そうそう!
今回の知事選でも松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクトでは
候補者アンケートを実施しました。

結局のところ回答していただけたのは一人だけで、参考になるか分かりません。

でもこの機会にアンケートの質問内容を読んでいろいろ考えてみてもらえたら
と思ってます!!ぜひぜひ

松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト
アンケート回答↓
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05

愛媛県知事選挙の投票日は今週末1月21日です。
期日前投票は、松山市内の各支所やコムズ隣の選挙管理委員会で夜8時までです。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/senkan/osirase/19tizi/osirase2/kizitsuzentouhyoubasyo/kizitsuzenbasyo.html

友近のオモロイ選挙動画はこちら
http://www.pref.ehime.jp/e60700/h19tizisen/index.html



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松山のゲイも頑張ってますよ!

2007-01-18 00:42:41 | Weblog
松山ではゲイの団体が2つが活動的に動いています。

俺も積極的に関わっている愛媛のゲイコミニティ向けHIV予防啓発グループ
L.s.Eと俺が中心でやってる松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクトです~

L.s.Eではゲイバー向けの小冊子付コンドームの配布が皆さんの協力の下で
第一弾の在庫が無くなる状況。

年末に俺も一緒に訪問した市の保健所では、相談したプランの実行に向けて
準備をし始めています。

そんなL.s.Eからとってもうれしいニュースがありました!

「来年度で作るチラシ類の1つをゲイコミニティ向けで作りたいので
一緒に作りましょう!」と松山市の保健所から連絡があったそうです。

訪問の時には来年度は現状と同じような全般的な意味合いのチラシ作成
どまりかなあ・・とか話してたので、あまり期待せず気長に思ってたのですが
やっぱり動いたら違う!

俺たちも手弁当で予算の無い中、自作のチラシを作ったりと苦労してたので
行政と一緒に作れるならすばらしい!

保健所への訪問は、仲間と緊張しながらだったけど
やっぱり直接話していけば熱意は伝わるもんだよね~。

先日もL.s.Eの仲間と懇談しながら元気が出てくるニュースを共に喜びました。

今年はこの後も、県の保健所への訪問なども考えています。

行政と話すときは大概俺も一緒に行く予定なので、
俺たちのプロジェクト(松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト)
からも行政へ性的少数者の立場を踏まえていただけるよう提案して行きたいと
思っています。

保健所関係では学校の保健教諭向けに性的マイノリティに関する勉強会実施の
模索が出来ないか考えています。
理解者を増やしていければいいなと思ってます。

行政の方もHIV予防の必要性は分かっているので、ゲイコミニティとは繋がりたい。
そんなこともあるでしょうが、このルートからの関係構築はしやすいようです。

性的少数者への偏見解消は、俺たちゲイの人権擁護はもとより
HIV予防啓発にも重要な意味がありますから同時に要望していきたいと思います。

俺たちのプロジェクトですが、選挙時のアンケートは、きっかけでしかなく
次々と政策提言や要望を発信していったり、行政との各種勉強会、
またゲイプライドな意識を広げて行きたいと思ってます。

「松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト」という
長ったらしい団体名で活動していますが、名前も新たにしたいよねと
メンバーと話し合っているところです。

今度、プロジェクトの主要メンバー3人で市の人権啓発課に訪問する予定です。
メンバーの中にはこれが公へのカミングアウトとなる人もいます。

自分も立ち上がらないと!という強い思いが、不安な部分を払拭してしまう
勇気になるのだと思えます。

「L.s.E」と「松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト」
それぞれ協力しながら大いに切り開いていける年にしたいと思っています。

松山で起こっているこれら2つのグループ
地方都市ながら地道ですけれど着実に変化を与えられていくに違いない!
今年もがんばるぞー。これからも応援よろしくお願いします!

そして自分も何らか一緒に活動してみたいなと思う人は
ぜひとも声を上げてくださいね。
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全面否定の「なし崩し」?

2007-01-17 01:09:15 | Weblog
今日の愛媛新聞で神戸女学院大の教授で内田樹さんという方が書いていた
記事を興味深く読みました。

最近、知事が不祥事で次々辞めているけど、
その過程は 
①まずは全面否定で様子見 
②外堀が埋まるにつれ微妙に関与を認め
③最後には全面降伏する 

こんな展開が多いけど、この「なし崩し」のやり方は最近のことなんだとか。

まず、この兆候は1980年代に学校で現れたとか。

中高校生が喫煙していたのを現行犯指導したところ、
堂々と「吸ってません!」と言い張る生徒が登場する。
びっくりして口がきけない教師・・。生徒のオレ様化の始まりらしい。

でもって、この行動は消費社会における消費者固有の振る舞いとかで
目の前に起こることすべてを商品ととらえ、提示されたものには出来るだけ
低い評価額をつけるところからすべてをはじめるという。

商品評価を下げる方法は、1つは「無関心を装うこと」
もう1つは「商品事情にたけた振りをして、低品質だと言う」こととか。

子供たちは学校教育に何も期待しないという宣言からはじめ
冷めた状態で積極的なかかわりを持とうとしない。

学校生活に価値が無いならさっさと辞めて別のことにエネルギーをかければ
いいのに、どうも卒業資格だけは欲しいらしいのだ。

そう、いかに楽に(安く)卒業証書をもらえるかを狙った行動なんだとか。

ものの価値を否定して見せて、より安く手に入れようとする
この「バザールの風儀」はすべての日本人に広がっている。

これを読みながら一番に思いついたのは・・
仕事で未納料金の督促をしたところ、お客が一番に言う台詞の定番は
「そもそも請求書が届いてない」なんですよね。

まあ、自分自身を思い起こしても、同じような発想で親からの批判をかわしたり、
ずうずうしい態度をやってきたことも思い出された。

確かにこの現象は、日本人の品格に関わるような問題かもしれませんね。

でも今の社会では「これが出来ないようでは世の中渡り歩けない!」
そんなところにまで来ているようにも思ったり・・・・もしますが・・

こんなことじゃあ、いけませんよね
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