ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

元々の自民党案「LGBT理解増進法案」はコレ

2023-03-27 01:29:01 | Weblog
LGBT理解増進法案について心配されている皆さん方も、元の自民党案であれば良かったと言ってもらえています。
参考にとLGBT理解増進会のHPにて元の自民党案が上げられています。

一般社団法人 LGBT理解増進会
https://lgbtrikai.net/
参考 自民党案のLGBT理解増進法案要綱
https://lgbtrikai.hatenablog.com/entry/2023/03/23/165951

個人的には元の自民党案で良いのではないかと思います。
でも、そうすると公明党との与党合意、野党との与野党協議で変更されてきた経緯がありますから、議員立法である以上その手順を通っているものをどのように修正できたりして公明や野党の皆さんが了解するのかという問題がありますよね・・。

差別禁止にならないなら意味ないから作っていらん!とか、LGBTのことは何もしないでいい!とか様々な声が飛び交ってますが、LGBTにとっては着実な前進になると思います。この機会を逃したら当面何も起きようがないのではないでしょうか。
行き詰まっていると伝えられるLGBT理解増進法案ですが、地方選挙後にどう動き出すのでしょうか?
結局何もせず、できず、という結果にならぬようにと願います。

この自民党案もネット上では見つかりにくいと思いますので議論の参考によく読んでいただけるといいなと思います。
せっかくなので、ゲイリーマンブログにも張り付けさせてもらいますね。

◆  ◆  ◆

(自民党案)未定稿
性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案要綱

第一 目的
この法律は、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の推進について、国の役割等を明らかにするとともに、必要な措置を定め、もって性的指向及び性同一性の多様性を受け入れる精神の涵養並びに性的指向及び性同一性の多様性に寛容な社会の実現に資することを目的とすること。

第二 定義
一 この法律において「性的指向」とは、恋愛感情又は性的感情の対象となる性別についての指向をいうこと。
二 この法律において「性同一性」とは、自己の属する性別についての認識に関する斉一性の有無又は程度に係る意識をいうこと。

第三 基本理念
性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策は、全ての国民が、その性的指向及び性同一性にかかわりなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを旨として行わなければならないこと。

第四 国の役割等
一 国の役割
国は、第三の基本理念(以下単に「基本理念」という。)にのっとり、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策を策定し、及び実施するよう努めるものとすること。
二 地方公共団体の役割
地方公共団体は、基本理念にのっとり、国との連携を図りつつ、その地域の実情を踏まえ、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策を策定し、及び実施するよう努めるものとすること。
三 事業主の努力
事業主は、基本理念にのっとり、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関し、その雇用する労働者に係る普及啓発、就業環境の整備、相談の機会の確保等を行うことにより自ら性的指向及び性同一性の多様性に関する当該労働者の理解の増進に努めるとともに、国又は地方公共団体が実施する性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策に協力するよう努めるものとすること。
四 学校の設置者の努力
学校(学校教育法第一条に規定する学校をいい、幼稚園及び特別支援学校の幼稚部を除く。第七の二の1を除き、以下同じ。)の設置者は、基本理念にのっとり、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解の増進に関し、当該学校の児童、生徒又は学生(以下「児童等」という。)に係る教育環境の整備、相談の機会の確保等を行うことにより自ら性的指向及び性同一性の多様性に関する当該学校の児童等の理解の増進に努めるとともに、国又は地方公共団体が実施する性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策に協力するよう努めるものとすること。

第五 基本計画
一 政府は、基本理念にのっとり、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する基本的な計画(以下「基本計画」という。)を策定しなければならないこと。
二 基本計画は、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解を増進するための基本的な事項その他必要な事項について定めるものとすること。
三 内閣総理大臣は、基本計画の案を作成し、閣議の決定を求めなければならないこと。
四 内閣総理大臣は、三により基本計画の案を作成するに当たり、関係行政機関の長に対して必要な協力を求めることができること。
五 政府は、性的指向及び性同一性の多様性をめぐる情勢の変化を勘案し、並びに性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解を増進に関する施策の効果に関する評価を踏まえ、おおむね三年ごとに、基本計画に検討を加え、必要があると認めるときには、これを変更しなければならないこと。
六 政府は、基本計画を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、基本計画を公表するものとすること。

第六 施策の実施の状況の公表
政府は、毎年一回、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の実施の状況を公表しなければならないこと。

第七 基本的施策
一 調査研究
国は、性的指向及び性同一性の多様性に関する調査研究その他の性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の施策の策定に必要な調査研究を推進するものとすること。
二 知識の着実な普及等
1 国及び地方公共団体は、学校、地域、家庭、職域その他の様々な場を通じて、国民が、一の調査研究の進捗状況を踏まえつつ、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解を深めることができるよう、心身の発達に応じた教育及び学習の振興並びに広報活動等を通じた性的指向及び性同一性の多様性に関する知識の着実な普及のために必要な施策を講ずるよう努めるものとすること。
2 国及び地方公共団体は、それぞれの職員に対し、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解を深めるための情報の提供、研修の実施、普及啓発その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとすること。
3 事業主(国及び地方公共団体を除く。三の3において同じ。)は、その雇用する労働者に対し、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解を深めるための情報の提供、研修の実施、普及啓発その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとすること。
4 学校の設置者及びその設置する学校は、当該学校の児童等に対し、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解を深めるための教育その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとすること。
三 相談体制の整備等
1 国及び地方公共団体は、性的指向及び性同一性の多様性に関する各般の問題に関する相談に適格に応ずるため、相談体制の整備その他の必要な施策を講ずるよう努めるものとすること。
2 国及び地方公共団体は、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解の増進に資するために必要な勤務環境に関し、それぞれの職員からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制を整備するよう努めるものとすること。
3 事業主は、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解の増進に資するために必要な就業環境に関し、その雇用する労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制を整備するよう努めるものとすること。
4 学校の設置者は、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解の増進に資するために必要な教育環境に関し、当該学校の児童等又はその保護者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制を整備するよう努めるものとすること。
四 民間の団体等の自発的な活動の促進
国及び地方公共団体は、事業者、国民又はこれらの者の組織する民間の団体が自発的に行う性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する活動が促進されるよう、必要な施策を講ずるよう努めるものとすること。

第八 性的指向・性同一性の多様性理解増進連絡会議
政府は、内閣府、内閣官房、総務省、法務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省その他の関係行政機関の職員をもって構成する性的指向・性同一性の多様性理解増進連絡会議を設け、性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の総合的かつ効果的な推進を図るための連絡調整を行うものとすること。

第九 施行期日等
一 施行期日
この法律は、○○から施行すること。
二 内閣府設置法の一部改正
内閣府の所掌事務に、基本計画の策定及び推進に関する事務を追加すること。
三 検討
この法律の規定については、この法律の施行後三年を目途として、この法律の施行状況等を勘案し、検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとすること。

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3/18の弁護士の交流会は取り止め

2023-03-17 00:46:17 | Weblog
3月18日(土)に開催を予定してました弁護士の皆さんとの交流会は、愛媛弁護士会のご都合で取り止めとなりました。
改めて開催しますので、日程が決まり次第このブログ等でお知らせします。

急遽の予定変更となり楽しみにしていた皆さんには申し訳ございません。

今週末の虹力(にじから)スペースは予定通り土日(14時から)を開きます。
弁護士会の企画はありませんが、来てくれた皆さんでおしゃべり会をしますのでどうぞお越しください。




えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
(同性愛や性別違和、LGBTQ+かな?という皆さんや支援者の方が気兼ねなく過ごしてもらえる場です)

虹力(にじから)スペース開館予定日 
※感染状況により今のところ「日曜日」中心の開館としています。

3月18日(土)14:00~18:00 弁護士との交流会は中止 通常のおしゃべり会をします
3月19日(日)14:00~18:00 おしゃべり会
3月26日(日)14:00~17:00 LGBT交流会ティーサロン
4月 2日(日)14:00~18:00 おしゃべり会
4月 9日(日)14:00~18:00 えひめLGBTカレッジ

正確な開館情報はサイトのカレンダーをチェック
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/

※ご利用にあたって施設運営維持のためカンパが必要です。
2021年度4月から500円以上のカンパをお願いしなくてはならなくなりました。なにとぞご協力ください。
(カレッジに参加している若い方は300円以上のカンパでOKです 申し出てください)
松山市内、詳しくは上記URL


~イベントのお知らせ~
日頃からいろいろおしゃべり会やってます

●ホヤケン!最新号の製本作業を手伝って
ホチキスをとめ二つ折りにする作業を地道にやってます。
まだまだ部数があるので先は長いですが手伝える方はぜひ!
虹力(に
じから)スペースにておしゃべりしながらやろう~

●えひめLGBTカレッジ 
4月9日(日)14:00~16:00 土曜日に開催
学生や若いLGBTのみんなで交流会(10代20代あたり)
ウイルス対策をみんなで協力しあって開催しています。
控えめでも開催予定ですが感染状況によってはお休みします。
参加費300円以上のカンパ
虹力(にじから)スペースにて

●愛媛弁護士会の皆さんとLGBTの話をしよう!法律相談もできちゃう会
※取り止め!!
令和5年3月18日(土)14:30~17:00 を予定していましたが今回は取り止め!!
定期開催している弁護士との交流会、理解ある弁護士さんたちとの座談会です
改めて次回の日程はお知らせします
虹力(にじから)スペースにて

●れいんぼ~ティーサロン(LGBTQ+交流会)
3月26日(日)14:30~17:00
LGBTQ+の仲間同士で集まってお話しませんか?
気楽な座談会で自分のこと、日頃話しにくいこともみんなで!
年齢も関係なし、Aセクシュアルの方もどうぞ
参加費500円以上のカンパ
虹力(にじから)スペースにて



● ● ●

虹力(にじから)スペース
※ご利用にあたって施設運営維持のためカンパが必要です。2021年度4月から500円以上のカンパをお願いしなくてはならなくなりました。なにとぞご協力ください。(カレッジに参加できる若い方は300円以上のカンパでOKです)

http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/



★愛媛県LGBT電話相談のご案内★
第2月曜と第4日曜の18時~21時半、月に2回実施
https://www.pref.ehime.jp/h15900/lgbt_soudan.html
愛媛県では、LGBT電話相談窓口(無料、匿名可能、秘密厳守)を開設しました。
性に関する様々な悩み相談を受け付けています。お気軽にお電話ください。
070-4286-0409 通話料がかかります。時間外はつながりません。
3月26日(日)18:00~21:30
4月10日(月)18:00~21:30

レインボープライド愛媛のメール相談は日頃より受けています。
虹力(にじから)スペースでも相談など受けています。

~講演や研修のご依頼~
レインボープライド愛媛まで
http://rainbowpride-ehime.org/

~虹力(にじから)スペースの感染予防対策~
※新型コロナウイルス感染対策のご協力をお願いします。
・マスクは個人の判断で構いません
・手指消毒の徹底
スペースのあちこちにアルコール消毒液を置いていますので入館時やトイレ利用後など逐次利用ください。
・ソーシャルディスタンス
・換気の徹底
(基本的に窓を開け放っています。寒い方、暑い方は服で調整ください。)


【ボランティアスタッフ常時募集】

活動を一緒にしてみませんか?いろんな役立ち方があるよ!

・いろんな交流会のお世話や企画
・相談対応
・虹力(にじから)スペースの運営もりあげ
・社会の理解を進めていく
・冊子の編集、企画
・友達作りの応援

LGBTのために何かしたいあなた!かもーん


【寄付、ご支援をお願いします】
レインボープライド愛媛や虹力(にじから)スペースの運営維持に一口5000円のサポーターになってもらえませんか?
コロナ禍の長期化で運営の継続が心配です。どうか支えてください。
https://rainbowpride-ehime.org/supporter/index.html
ご支援をいただいた方には、レインボープライド愛媛発行冊子「ホヤケン!」を送付いたします。

【お振込先】
伊予銀行 本店営業部 (普通)4571954
ゆうちょ銀行 618(ロクイチハチ)店 (普通)2245771 記号 16110 番号 22457711
レインボープライド愛媛 あて

振込の場合は、必ずメールかHPのフォームでご連絡ください。
ホヤケン!をご希望の送付先にお送りします。
振込だけでなく、もちろん虹力(にじから)スペースでも受付ています。



えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
(同性愛や性別違和、LGBTQ+かな?という皆さんや支援者の方が気兼ねなく過ごしてもらえる場です)

運営 レインボープライド愛媛 
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com

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弁護士の皆さんとLGBTとの交流会3/18(土)

2023-03-11 03:47:46 | Weblog
定期開催している弁護士の皆さんとLGBTとの交流会
3月18日(土)14:30~開催します。

世間一般の結婚や家族に守られることが無く、パートナーがいてもおひとり様
人生において様々に起きるかもしれない困りごとに法的な対処が必要なときもあります。

財産や二人でつくった生活を守るには
職場や学校でのいじめやトラブルにあった時 雇用は守られるのか
相続や親の介護の問題
自分の老後やエンディング
ネットトラブルやセミナー商法
アウティング
などなど

人生を進めるにあたっては事前に知っておくだけでトラブルを避けられることもあります。
自分たちLGBTは、この現実社会で力強く生き残っていかないといけません。
弁護士の皆さんとおしゃべり座談会しながら、なんでも気軽に質問ができるとってもありがたい企画になってます。

愛媛弁護士会の協力で数か月おきにえひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペースで開催しています。
今ちょっと困っている方も来るといいですが、ピンとこない方も毎回まだ出くわしてない人生のいろいろを聞けて面白いですよ。

数か月おきの開催なのでぜひお越しくださーい

●愛媛弁護士会の皆さんとLGBTの話をしよう!法律相談もできちゃう会
令和5年3月18日(土)14:30~17:00 
定期開催している弁護士との交流会、理解ある弁護士さんたちとの座談会です
参加費500円以上のカンパ
虹力(にじから)スペースにて


● ● ●

虹力(にじから)スペース
※ご利用にあたって施設運営維持のためカンパが必要です。2021年度4月から500円以上のカンパをお願いしなくてはならなくなりました。なにとぞご協力ください。(カレッジに参加できる若い方は300円以上のカンパでOKです)

http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/



★愛媛県LGBT電話相談のご案内★
第2月曜と第4日曜の18時~21時半、月に2回実施
https://www.pref.ehime.jp/h15900/lgbt_soudan.html
愛媛県では、LGBT電話相談窓口(無料、匿名可能、秘密厳守)を開設しました。
性に関する様々な悩み相談を受け付けています。お気軽にお電話ください。
070-4286-0409 通話料がかかります。時間外はつながりません。
3月13日(月)18:00~21:30

3月26日(日)18:00~21:30

レインボープライド愛媛のメール相談は日頃より受けています。
虹力(にじから)スペースでも相談など受けています。

~講演や研修のご依頼~
レインボープライド愛媛まで
http://rainbowpride-ehime.org/

~虹力(にじから)スペースの感染予防対策~
※新型コロナウイルス感染対策のご協力をお願いします。
・マスクの着用(特におしゃべりするとき)
・手指消毒の徹底
スペースのあちこちにアルコール消毒液を置いていますので入館時やトイレ利用後など逐次利用ください。
・ソーシャルディスタンス
・換気の徹底
(基本的に窓を開け放っています。寒い方、暑い方は服で調整ください。)
・何かあった時の連絡先(メール等)を記入してもらっています

【ボランティアスタッフ常時募集】

活動を一緒にしてみませんか?いろんな役立ち方があるよ!

・いろんな交流会のお世話や企画
・相談対応
・虹力(にじから)スペースの運営もりあげ
・社会の理解を進めていく
・冊子の編集、企画
・友達作りの応援

LGBTのために何かしたいあなた!かもーん


【寄付、ご支援をお願いします】
レインボープライド愛媛や虹力(にじから)スペースの運営維持に一口5000円のサポーターになってもらえませんか?
コロナ禍の長期化で運営の継続が心配です。どうか支えてください。
https://rainbowpride-ehime.org/supporter/index.html
ご支援をいただいた方には、レインボープライド愛媛発行冊子「ホヤケン!」を送付いたします。

【お振込先】
伊予銀行 本店営業部 (普通)4571954
ゆうちょ銀行 618(ロクイチハチ)店 (普通)2245771 記号 16110 番号 22457711
レインボープライド愛媛 あて

振込の場合は、必ずメールかHPのフォームでご連絡ください。
ホヤケン!をご希望の送付先にお送りします。
振込だけでなく、もちろん虹力(にじから)スペースでも受付ています。



えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
(同性愛や性別違和、LGBTQ+かな?という皆さんや支援者の方が気兼ねなく過ごしてもらえる場です)

運営 レインボープライド愛媛 
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com
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LGBT理解増進法案(与野党合意案)の全文はこちら

2023-03-09 21:36:29 | Weblog
LGBT理解増進法案の賛否がいろいろ言われていますが、今国会での成立を岸田総理が指示している法案文を読まないで議論している方が多いようです。

ネットでLGBT理解増進法案と検索してすぐ出てくるのがこれですが、これは廃案になった野党案のもの
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g19001057.htm
通称、LGBT差別解消法案といわれているものですね
これを見て保守の方が騒いでいるようですが、岸田総理が進めて行くように指示しているものはこれではありません。

現状、LGBTに関係した法律案は以下の3つです

◎超党派議連法案 (与野党合意案) → 自民党3役預かり 現在検討中のもの
性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解増進に関する法律案

〇旧与党案 (自公合意案・自民党案)
性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解増進に関する法律案

〇旧野党案 → 廃案 
性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案 
 (LGBT差別解消法案)

議論すべきは与野党合意案(超党派議連法案)のLGBT理解増進法案です。
こちらは国会に提出されてませんので正式なものはネットでは見つかりにくいですが
一般社団法人LGBT理解増進会のHPで法律案要綱が公開されてます。

一般社団法人 LGBT理解増進会
https://lgbtrikai.net/
【ご注意ください】議連合意案はこちらになります!(LGBT理解増進法案)
https://lgbtrikai.hatenablog.com/entry/2023/03/07/234331

正式な法律案を読まずに議論が進んでて、LGBT理解増進法ができると女風呂が荒らされるとか妙な心配が広がっているようです。読んでみてもらえれば分かりますが、そのような法律案ではありません。

「差別は許されない」との文面についても、「差別は許されないものであるとの認識の下」という文面の切り取りであって差別がダメなのはそりゃそうですよねという程度です。

当事者の一部では、理解増進法は役に立たないから差別禁止法にせよ!と騒いでいますが、そのような行き過ぎたものではありません。(日本では差別禁止法はどの人権課題でも成立していません)

LGBT理解増進法案の詳しいことについては、法案の提案者として策定に一番に関わってきている一般社団法人LGBT理解増進会の代表理事である繁内幸治が一番分かっていますし、語ることができます。

ちゃんとネットにLGBT理解増進法案の正式な全文が上がってないので誤解や勘違いな議論がされているのではないかと思います。
せっかくなのでこのブログにも全文をコピペで張り付けておきますね。

◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

議連合意案 (与野党合意案)

性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案要綱

第一 目的
この法律は、全ての国民が、その性的指向又は性自認にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり、性的指向及び性自認を理由とする差別は許されないものであるとの認識の下、性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する 施策の推進について、国の役割等を明らかにするとともに、必要な措置を定め、もって性的指向及び性自認の多様性を受け入れる精神の涵養並びに性的指向及び性自認の多様性に寛容な社会の実現に資することを目的とすること。

第二 定義
一 この法律において「性的指向」とは、恋愛感情又は性的感情の対象となる性別についての指向をいうこと。  
二 この法律において「性自認」とは、自己の属する性別についての認識に関する性同一性の有無又は程度に係る意識をいうこと。

第三 基本理念
性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策は、全ての国民が、その性的指向又は性自認にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり、性的指向及び性自認を理由とする差別は許されないものであるとの認識の下、相互 に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを旨として行われなければならないこと。

第四 国の役割等
一 国の役割
国は、第三の基本理念(以下単に「基本理念」という。)にのっとり、性的指向及び性自認の多様性 に関する国民の理解の増進に関する施策を策定し、及び実施するよう努めるものとすること。
二 地方公共団体の役割
地方公共団体は、基本理念にのっとり、国との連携を図りつつ、その地域の実情を踏まえ、性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策を策定し、及び実施するよう努めるものとすること。
三 事業主の努力
事業主は、基本理念にのっとり、性的指向及び性自認の多様性に関する理解の増進に関し、その雇用 する労働者に係る普及啓発、就業環境の整備、相談の機会の確保等を行うことにより自ら性的指向及び性自認の多様性に関する当該労働者の理解の増進に努めるとともに、国又は地方公共団体が実施する性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策に協力するよう努めるものとすること。
四 学校の設置者の努力
学校(学校教育法第一条に規定する学校をいい、幼稚園及び特別支援学校の幼稚部を除く。第七の二の1を除き、以下同じ。)の設置者は、基本理念にのっとり、性的指向及び性自認の多様性に関する理解の増進に関し、当該学校の児童、生徒又は学生(以下「児童等」という。)に係る教育環境の整備、相談の機会の確保等を行うことにより自ら性的指向及び性自認の多様性に関する当該学校の児童等の理解の増進に努めるとともに、国又は地方公共団体が実施する性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策に協力するよう努めるものとすること。


第五 基本計画
一 政府は、基本理念にのっとり、性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する基本的な計画(以下「基本計画」という。)を策定しなければならないこと。
二 基本計画は、性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解を増進するための基本的な事項その他必要な事項について定めるものとすること。
三 内閣総理大臣は、基本計画の案を作成し、閣議の決定を求めなければならないこと。
四 内閣総理大臣は、三により基本計画の案を作成するに当たり、関係行政機関の長に対して必要な協力 を求めることができること。
五 政府は、性的指向及び性自認の多様性をめぐる情勢の変化を勘案し、並びに性的指向及び性自認の多 様性に関する国民の理解の増進に関する施策の効果に関する評価を踏まえ、おおむね三年ごとに、基本 計画に検討を加え、必要があると認めるときには、これを変更しなければならないこと。
六 政府は、基本計画を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、基本計画を公表するものとすること。

第六 施策の実施の状況の公表
政府は、毎年一回、性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の実施の状況を公表しなければならないこと。

第七 基本的施策
一 調查研究
国は、性的指向及び性自認の多様性に関する調査研究その他の性的指向及び性自認の多様性に関する 国民の理解の増進に関する施策の策定に必要な調査研究を推進するものとすること。
二 知識の着実な普及等
1 国及び地方公共団体は、学校、地域、家庭、職域その他の様々な場を通じて、国民が、一の調査研究の進捗状況を踏まえつつ、性的指向及び性自認の多様性に関する理解を深めることができるよう、心身の発達に応じた教育及び学習の振興並びに広報活動等を通じた性的指向及び性自認の多様性に関する知識の着実な普及のために必要な施策を講ずるよう努めるものとすること。
2 国及び地方公共団体は、それぞれの職員に対し、性的指向及び性自認の多様性に関する理解を深めるための情報の提供、研修の実施、普及啓発その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとすること。
3 事業主(国及び地方公共団体を除く。三の3において同じ。)は、その雇用する労働者に対し、性的指向及び性自認の多様性に関する理解を深めるための情報の提供、研修の実施、普及啓発その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとすること。
4 学校の設置者及びその設置する学校は、当該学校の児童等に対し、性的指向及び性自認の多様性に関する理解を深めるための教育その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとすること。
三 相談体制の整備等
1 国及び地方公共団体は、性的指向及び性自認の多様性に関する各般の問題に関する相談に的確に応ずるため、相談体制の整備その他の必要な施策を講ずるよう努めるものとすること。
2 国及び地方公共団体は、性的指向及び性自認の多様性に関する理解の増進に資するために必要な勤務環境に関し、それぞれの職員からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制を整備するよう努めるものとすること。
3 事業主は、性的指向及び性自認の多様性に関する理解の増進に資するために必要な就業環境に関し、その雇用する労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制を整備するよう努めるものとすること。
4 学校の設置者は、性的指向及び性自認の多様性に関する理解の増進に資するために必要な教育環境に関し、当該学校の児童等又はその保護者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制を整 備するよう努めるものとすること。
四 民間の団体等の自発的な活動の促進
国及び地方公共団体は、事業者、国民又はこれらの者の組織する民間の団体が自発的に行う性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する活動が促進されるよう、必要な施策を講ずるよう努めるものとすること。

第八 性的指向・性自認の多様性理解増進連絡会議
政府は、内閣府、内閣官房、総務省、法務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省その他の関係行政機関の職員をもって構成する性的指向・性自認の多様性理解増進連絡会議を設け、性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策の総合的かつ効果的な推進を図るための連絡調整を行うものとすること。

第九 施行期日等
一 施行期日
この法律は、公布の日から施行すること。
二 内閣府設置法の一部改正
内閣府の所掌事務に、基本計画の策定及び推進に関する事務を追加すること。
三 検討
この法律の規定については、この法律の施行後三年を目途として、この法律の施行状況等を勘案し、検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとすること。



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友情結婚したゲイの話、ねほりんぱほりん

2023-03-07 01:44:33 | Weblog
NHK Eテレの「ねほりんぱほりん」で友情結婚したゲイの話が放送されてました。
世間体や親の期待、子をもち普通の結婚で同性愛の自分を偽装したいなどいろんな気持ちで女性と友情結婚した方の話だった。

今ならNHKプラスで見ることができます。
https://www.nhk.jp/p/nehorin/ts/N1G2WK6QW5/plus/
配信期限 :3/10(金) 午後10:29 まで

相手の女性はAセクシュアルかなという方で、見た目もこの人となら一緒にいてもいいかなと思う人と、友情結婚専門の見合い会社の紹介で出会えたのだそう。
ゲイであることは知ってもらえているし、外に彼氏を作っても構わないという事前の話し合いだったのだとか。
結婚の報告には想像以上に喜ぶ親をみて、結婚して良かったなと思ったそうだ。

本当にこの二人は人生の長いパートナーシップができていけるのか?については、気になることをいろいろ話してくれています。

自分も友情結婚ができれば良いだろうかと考えたこともあるけれど、どんなに分かったつもりで男女の結婚ができたとしても継続は難しすぎるだろうし、なにより自分がしんどいと諦めました。
実際にゲイカップルとして18年一緒に過ごした彼との日々を思うと、いろいろ大変なことはあっても二人だから乗り越えたのだなと思えるし、結局は友情結婚というのは理屈の上での話だなと思うところです。
結婚が認められてなくとも長年夫婦?生活をしているゲイとしては、なんとも無理なことをされているようで、自分はそのような選択をしなくて良かったなあとつくづく思ってしまった。

真面目に人生をかけて真剣な判断で友情結婚を選んでいる方を否定するようで申し訳ないのだが、なんとも複雑というか、ついていけないというか、無理が過ぎるとうか、気になるところだらけと・・どうしても思ってしまう。
奇跡的にうまく行ける出会いもあるのでしょうけど、家庭外に好きな人とかできたら当然終わってしまうでしょう。

これも多様性、それぞれの生き方の問題であるのだからとしてしまうと、見る人にいろいろ考えてもらいたい、議論を巻き起こしたいという番組の意図も終了してしまいますが、さてさてどう見ますかね?
あくまで自分だったらどうだろう?実際にそうした場合にどうなっていくだろう?と考えてみるのは大事なことでしょう。

50歳を過ぎた自分を振り返ると、同年代のゲイの友達まだまだ偽装結婚と言われるものをせざるを得ない時代だったと思うのだけど、今の30代とかもあんまり変わってないのかもなと番組を見ながら思ったのだった。

こういう番組を子どもに結婚して欲しい親などが見たら、友情結婚いいじゃない!と妙な希望を感じてしまって大変なことになるのでしょうね・・

親の期待に応えたいのは子としては当然の感情と思うけど、人生は親のものではありませんし、親は人生の責任を負うことはできません。
できれば周りや家族の評価に惑わされない自分をつくって、本当の自分らしい道で人生を進めていける人が増えるといいなと思う。
そのためにもLGBTみんなが自分自身に向き合っていくことがそれぞれの幸せのために大切だろうと思うし、その支え合いが仲間同士でできればと思うのです。

しかし、結婚って何のためなんだろうねえ?





えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
(同性愛や性別違和、LGBTQ+かな?という皆さんや支援者の方が気兼ねなく過ごしてもらえる場です)

虹力(にじから)スペース開館予定日 

※感染状況により今のところ「日曜日」中心の開館としています。

3月5日(日)14:00~18:00 おしゃべり会
3月11日(土)14:00~18:00 えひめLGBTカレッジ
3月12日(日)14:00~18:00 おしゃべり会
3月18日(土)14:00~18:00 愛媛弁護士会とLGBT法律相談おしゃべり会
3月19日(日)14:00~18:00 おしゃべり会
3月26日(日)14:00~17:00 LGBT交流会ティーサロン

正確な開館情報はサイトのカレンダーをチェック
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/

※ご利用にあたって施設運営維持のためカンパが必要です。
2021年度4月から500円以上のカンパをお願いしなくてはならなくなりました。なにとぞご協力ください。
(カレッジに参加している若い方は300円以上のカンパでOKです 申し出てください)
松山市内、詳しくは上記URL


~イベントのお知らせ~
日頃からいろいろおしゃべり会やってます

●ホヤケン!最新号の製本作業を手伝って
ホチキスをとめ二つ折りにする作業を地道にやってます。
まだまだ部数があるので先は長いですが手伝える方はぜひ!
虹力(に
じから)スペースにておしゃべりしながらやろう~

●えひめLGBTカレッジ 
3月11日(土)14:00~16:00 土曜日に開催
学生や若いLGBTのみんなで交流会(10代20代あたり)
ウイルス対策をみんなで協力しあって開催しています。
控えめでも開催予定ですが感染状況によってはお休みします。
参加費300円以上のカンパ
虹力(にじから)スペースにて

●愛媛弁護士会の皆さんとLGBTの話をしよう!法律相談もできちゃう会
令和5年3月18日(土)14:30~17:00 
定期開催している弁護士との交流会、理解ある弁護士さんたちとの座談会です
参加費500円以上のカンパ
虹力(にじから)スペースにて

●れいんぼ~ティーサロン(LGBTQ+交流会)
3月26日(日)14:30~17:00
LGBTQ+の仲間同士で集まってお話しませんか?
気楽な座談会で自分のこと、日頃話しにくいこともみんなで!
年齢も関係なし、Aセクシュアルの方もどうぞ
参加費500円以上のカンパ
虹力(にじから)スペースにて



● ● ●

虹力(にじから)スペース
※ご利用にあたって施設運営維持のためカンパが必要です。2021年度4月から500円以上のカンパをお願いしなくてはならなくなりました。なにとぞご協力ください。(カレッジに参加できる若い方は300円以上のカンパでOKです)

http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/



★愛媛県LGBT電話相談のご案内★
第2月曜と第4日曜の18時~21時半、月に2回実施
https://www.pref.ehime.jp/h15900/lgbt_soudan.html
愛媛県では、LGBT電話相談窓口(無料、匿名可能、秘密厳守)を開設しました。
性に関する様々な悩み相談を受け付けています。お気軽にお電話ください。
070-4286-0409 通話料がかかります。時間外はつながりません。
3月13日(月)18:00~21:30

3月26日(日)18:00~21:30

レインボープライド愛媛のメール相談は日頃より受けています。
虹力(にじから)スペースでも相談など受けています。

~講演や研修のご依頼~
レインボープライド愛媛まで
http://rainbowpride-ehime.org/

~虹力(にじから)スペースの感染予防対策~
※新型コロナウイルス感染対策のご協力をお願いします。
・マスクの着用(特におしゃべりするとき)
・手指消毒の徹底
スペースのあちこちにアルコール消毒液を置いていますので入館時やトイレ利用後など逐次利用ください。
・ソーシャルディスタンス
・換気の徹底
(基本的に窓を開け放っています。寒い方、暑い方は服で調整ください。)
・何かあった時の連絡先(メール等)を記入してもらっています

【ボランティアスタッフ常時募集】

活動を一緒にしてみませんか?いろんな役立ち方があるよ!

・いろんな交流会のお世話や企画
・相談対応
・虹力(にじから)スペースの運営もりあげ
・社会の理解を進めていく
・冊子の編集、企画
・友達作りの応援

LGBTのために何かしたいあなた!かもーん


【寄付、ご支援をお願いします】
レインボープライド愛媛や虹力(にじから)スペースの運営維持に一口5000円のサポーターになってもらえませんか?
コロナ禍の長期化で運営の継続が心配です。どうか支えてください。
https://rainbowpride-ehime.org/supporter/index.html
ご支援をいただいた方には、レインボープライド愛媛発行冊子「ホヤケン!」を送付いたします。

【お振込先】
伊予銀行 本店営業部 (普通)4571954
ゆうちょ銀行 618(ロクイチハチ)店 (普通)2245771 記号 16110 番号 22457711
レインボープライド愛媛 あて

振込の場合は、必ずメールかHPのフォームでご連絡ください。
ホヤケン!をご希望の送付先にお送りします。
振込だけでなく、もちろん虹力(にじから)スペースでも受付ています。



えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
(同性愛や性別違和、LGBTQ+かな?という皆さんや支援者の方が気兼ねなく過ごしてもらえる場です)

運営 レインボープライド愛媛 
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com





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大洲市は不誠実ではないか?パートナーシップ意見公募

2023-03-01 22:28:46 | Weblog
愛媛県大洲市で4月から開始するというパートナーシップ宣誓制度のパブリックコメント(意見公募)の結果が公開されています。
導入ありきで進められパブリックコメントも済ませたということで突き進んでいくようです。

パートナーシップ宣誓制度は自治体が同性カップルを結婚した男女と同じような関係と認めると言われているものですが、自治体でできることがほとんどないこと、法的効力の無さでほとんど家族扱いにできないことから当事者がカミングアウトのリスクを取ってまでするメリットが無いこと、気持ちを受け止めるだけという制度で当事者は軽く扱われている点、なにより当事者のほとんどが利用できずニーズに合ってないので利用者数が極端に少なくなること、カップルの承認よりまず当事者の個々人の承認が先では無いのか?少数の中のさらに少数に寄り添って制度を作るというのなら、他の課題でもそのようにしていかなければLGBTだけ優遇とか言われてしまうが大丈夫なのだろうか?などと、それはいろいろと問題があることから、地元で長年取り組んできた当事者団体としては導入後の責任が持てないと考え各所において慎重意見を伝えてきているところです。

今回の大洲市でのパブリックコメントにも団体で意見を送りました。
公開されている実施結果にもレインボープライド愛媛が送ったものが載せられていますが、あちこち切り取られています。不都合なところが削除されているのかもしれません。
また、意見に対する市の回答ですが、これは極めて不誠実ではないでしょうか?
大洲市が制度導入を表明して以降、本当に不誠実な対応が積み重なっています。

公開された内容を見ると、良かれと思って賛成してくださる方も本当に制度の中身を分かっているのか疑問です。
同性婚についての感想かのような感じがしますが、自治体のパートナーシップ制度は別物です。
推進されている意見としてなぜこんなものが公開されるのか良く分からないものまであります。

参考までに本来レインボープライド愛媛で送った文面を以下に張り付けます。

市民の皆さんにおいて、隠れた当事者の立場を想像していただきながら、よくよく真剣に制度について考えていただける、また議論の材料となればと思います。

公開されているパブコメ
(大洲市のページ)
https://www.city.ozu.ehime.jp/soshiki/jinken/52943.html?fbclid=IwAR3630ztukcZvbdGdQkRt-1oN_U9o3BE-G70Cy0I4Xm4mvKFA131rFvc4Ng
(結果のPDF)
https://www.city.ozu.ehime.jp/uploaded/attachment/37010.pdf?fbclid=IwAR2ixRAbTG6yzbVyTuyoiQKYYJNZy_ulnhuIMStQOWrS6YYBXL5thCqmt3s

◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆
●以下がレインボープライド愛媛が送ったものです。●

大洲市パートナーシップ宣誓制度(案)について地元当事者団体より

愛媛県内で性的マイノリティの当事者団体をしておりますレインボープライド愛媛です。
大洲市において同性パートナーシップ宣誓制度を始めるとのことで地元の当事者の想いや立場をお知らせしておきます。

私たちは2007年より地元愛媛に根差した当事者団体として、当事者支援や社会の理解を進める活動をしてまいりました。地元の300人を超える当事者たちとつながってきており、声の上げにくい当事者の思いや要望を自治体にも届けてまいりました。
その中で、自治体におけるパートナーシップ制度について施策としての取り組みに疑問を感じ、地元に暮らす当事者のためになりそうにない為、団体としてパートナーシップ制度を要望したり推進したりはせずにまいりました。長年の活動をしてきた性的マイノリティの団体が私どもしかないこともあり、当事者団体である私どもが慎重な考えを伝えてきたことから、愛媛県内では制度の導入の話がどの自治体からも上がっていなかったかと思います。

大多数の当事者は自身のセクシュアリティについて公にしはしておらず、家族にも自身のことを伝えていない、言えないでいる人が大多数です。社会の偏見を恐れ、生活に支障が出ることを恐れ、家族に迷惑がかかることを心配し、自身のことを隠さざるを得ない立場にあります。人口の5%とも言われる性的マイノリティの割合ですが、カミングアウトをして暮らしている当事者に出会うことは本当に少ないということからもお分かりいただけるように、大多数はカミングアウトし難い立場にあるのです。

パートナーシップ制度には宣誓が必要で、当事者にとって細心の注意を払わねばならないカミングアウトが求められる制度です。申請時は元より、利用するたびにカミングアウトがついてまいります。隠れざるを得ない当事者には使えない制度なのです。安心してカミングアウトができる社会ができていないのにカミングアウトを求める制度で当事者の役に立とうとするという無理さがあります。
実際に先に導入した自治体においても利用者は極端に少なく、大洲市においてはゼロ、無理をして1,2件といったことも十分に考えられます。当事者は大洲市にもたくさん暮らしているのにも関わらずです。大洲に暮らし、大洲の街を支えている市民である当事者が、利用できにくい、利用の意味を見いだせない制度になります。

当事者の生活において、この制度が役に立つ制度であれば良いのですが、その制度で得られることは非常に少ないものです。公営住宅に低所得の同性カップルが入居できるとか、市営病院で面会しやすくなるかといったもの、民間の家族割引が適応できるかもとか、保険の受取人になれる(実際には非常に難しい手続きになる)など非常に限られたものであり、一番大切な法的効力のある家族扱いにはなりません。多くの隠れざるを得ない当事者には、家族の理解を取りつけてまで利用するものではなく、また社会上のリスクを負ってまで使いたい制度ではありません。一部において制度を願う当事者もいるとは思いますが、そこに注目して制度を作ることは「木を見て森を見ず」ということなのです。当事者のニーズにあってない制度を作ることへの疑問は、地元の当事者団体としてお伝えしておかねばなりません。

コロナ禍において、家族でない同性カップルが病院で面会しにくい点を市長が心配してくださいましたが、そもそも市の監督下にある市営病院において、面会は家族に限るといった規制があるのであれば、面会人数を絞りながらも患者本人の希望に沿うという当たり前のことができるようにすることが大事であり、パートナーシップ制度を申し込めた市民だけを解決する問題ではないはずです。LGBTに限らず誰にとっても広く市民の役に立つ取り組みをしていくべきと考えます。

法律的な家族の扱いですが、そもそも自治体にそれを決めることは不可能です。法的効力を持たせられるかは国の制度の問題で、自治体は国に沿うしかありません。パートナーシップ制度について、「同性カップルを結婚に相当する関係と自治体が認める」などというマスコミ等の説明がありますが、そのようなことは不可能かと思います。この制度で自治体ができることとすれば「心情的にカップルであると思いますよ」くらいではないでしょうか。大洲市もこの制度は法的効力が無いと説明していますが、それでは何の意味があるのか分かりません。性的マイノリティに限らず、あらゆる人々が思う大切な関係をできる限り尊重して扱うことは、このような制度が無くても自治体に求められることではないかと思います。
自治体にできないことをさもできるかのようにマスコミ等で伝えられてしまう制度には問題があります。それに、対応が無理である自治体に無理な要望をしていくなどは、社会制度の中でまっとうに生きている者として、地元に責任を持つ団体としてできません。

大洲市に暮らす当事者とも私たちはつながっていますが、「導入されても利用できるはずがない」「なぜカップルから?一人ひとりを認めることからではないのか」「制度が誤解を広げ、性的マイノリティへの理解を阻害するのでは?」「穏やかな生活がこの制度の導入や市民の注目によって揺るがされるのではないか」と心配をしています。

大洲市には去年来、たびたびご連絡をし制度の危惧を伝え、地元の当事者団体としてお会いし話し合いたいたいと伝えてまいりましたが、一度も面談していただいておりません。しばらく待つようにとの連絡のまま放置され今回のパブリックコメントの受付開始という段階となってしまいました。このようにないがしろにされるものかと関係者は大変ショックを受けています。

大洲に暮らす多くの隠れた当事者が声をあげられないことを良いことに、求めてもいない施策を勝手に進めて良いのでしょうか?大洲に暮らす当事者の役にほとんど立たず、また制度に期待する人であっても実際的には自治体として救えない制度を、まるで性的マイノリティに理解があるかのように進められていくことに憤りすら感じます。制度から社会を変えようという試みは、市民を理解できる人と、できにくい人に分断します。当事者の総意を取りつけることなく社会実験のような取り組みをはじめて良いのでしょうか?

レインボープライド愛媛 
http://rainbowpride-ehime.org/

※自治体におけるパートナーシップ制度について当団体へのお問い合わせは
団体HP連絡フォームもしくはメールにて
rainbowpride777@gmail.com



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大洲市は不誠実ではないか?パートナーシップ意見公募

2023-03-01 21:59:52 | Weblog
大洲市で4月から開始するというパートナーシップ宣誓制度のパブリックコメント(意見公募)の結果が公開されています。
導入ありきで進められパブリックコメントも済ませたということで突き進んでいくようです。

パートナーシップ宣誓制度は自治体が同性カップルを結婚した男女と同じような関係と認めると言われているものですが、自治体でできることがほとんどないこと、法的効力の無さでほとんど家族扱いにできないことから当事者がカミングアウトのリスクを取ってまでするメリットが無いこと、気持ちを受け止めるだけという制度で当事者は軽く扱われる点、なにより当事者のほとんどが利用できないこと、カップルの承認よりまずは当事者の個々人の承認が先では無いのか?などいろいろと問題があり、導入後の責任が持てないためレインボープライド愛媛では地元の当事者団体として慎重意見を伝えてまいりました。

今回の大洲市でのパブリックコメントにも団体で意見を送りました。
公開されている実施結果にもレインボープライド愛媛が送ったものが載せられていますが、あちこち切り取られています。
不都合なところが削除されているのかもしれません。
また、意見に対する市の回答は極めて不誠実ではないでしょうか。
大洲市が制度導入を表明して以降、本当に不誠実な対応が積み重なっています。

公開された内容を見ると、良かれと思って賛成してくださる方も本当に制度の中身を分かっているのか疑問です。
同性婚についての感想かのような感じがしますが、自治体のパートナーシップ制度は別物です。
推進されている意見にはなぜこんなものが公開されるのか良く分からないものもあります。

参考までに本来レインボープライド愛媛で送った文面を以下に張り付けます。

市民の皆さんにおいて、隠れた当事者の立場を想像していただきながら、よくよく真剣に制度について考えていただける、また議論の材料になればと思います。

公開されているパブコメ
(大洲市のページ)
https://www.city.ozu.ehime.jp/soshiki/jinken/52943.html?fbclid=IwAR3630ztukcZvbdGdQkRt-1oN_U9o3BE-G70Cy0I4Xm4mvKFA131rFvc4Ng
(結果のPDF)
https://www.city.ozu.ehime.jp/uploaded/attachment/37010.pdf?fbclid=IwAR2ixRAbTG6yzbVyTuyoiQKYYJNZy_ulnhuIMStQOWrS6YYBXL5thCqmt3s


●以下がレインボープライド愛媛が送ったものです。●

大洲市パートナーシップ宣誓制度(案)について地元当事者団体より

愛媛県内で性的マイノリティの当事者団体をしておりますレインボープライド愛媛です。
大洲市において同性パートナーシップ宣誓制度を始めるとのことで地元の当事者の想いや立場をお知らせしておきます。

私たちは2007年より地元愛媛に根差した当事者団体として、当事者支援や社会の理解を進める活動をしてまいりました。地元の300人を超える当事者たちとつながってきており、声の上げにくい当事者の思いや要望を自治体にも届けてまいりました。
その中で、自治体におけるパートナーシップ制度について施策としての取り組みに疑問を感じ、地元に暮らす当事者のためになりそうにない為、団体としてパートナーシップ制度を要望したり推進したりはせずにまいりました。長年の活動をしてきた性的マイノリティの団体が私どもしかないこともあり、当事者団体である私どもが慎重な考えを伝えてきたことから、愛媛県内では制度の導入の話がどの自治体からも上がっていなかったかと思います。

大多数の当事者は自身のセクシュアリティについて公にしはしておらず、家族にも自身のことを伝えていない、言えないでいる人が大多数です。社会の偏見を恐れ、生活に支障が出ることを恐れ、家族に迷惑がかかることを心配し、自身のことを隠さざるを得ない立場にあります。人口の5%とも言われる性的マイノリティの割合ですが、カミングアウトをして暮らしている当事者に出会うことは本当に少ないということからもお分かりいただけるように、大多数はカミングアウトし難い立場にあるのです。

パートナーシップ制度には宣誓が必要で、当事者にとって細心の注意を払わねばならないカミングアウトが求められる制度です。申請時は元より、利用するたびにカミングアウトがついてまいります。隠れざるを得ない当事者には使えない制度なのです。安心してカミングアウトができる社会ができていないのにカミングアウトを求める制度で当事者の役に立とうとするという無理さがあります。
実際に先に導入した自治体においても利用者は極端に少なく、大洲市においてはゼロ、無理をして1,2件といったことも十分に考えられます。当事者は大洲市にもたくさん暮らしているのにも関わらずです。大洲に暮らし、大洲の街を支えている市民である当事者が、利用できにくい、利用の意味を見いだせない制度になります。

当事者の生活において、この制度が役に立つ制度であれば良いのですが、その制度で得られることは非常に少ないものです。公営住宅に低所得の同性カップルが入居できるとか、市営病院で面会しやすくなるかといったもの、民間の家族割引が適応できるかもとか、保険の受取人になれる(実際には非常に難しい手続きになる)など非常に限られたものであり、一番大切な法的効力のある家族扱いにはなりません。多くの隠れざるを得ない当事者には、家族の理解を取りつけてまで利用するものではなく、また社会上のリスクを負ってまで使いたい制度ではありません。一部において制度を願う当事者もいるとは思いますが、そこに注目して制度を作ることは「木を見て森を見ず」ということなのです。当事者のニーズにあってない制度を作ることへの疑問は、地元の当事者団体としてお伝えしておかねばなりません。

コロナ禍において、家族でない同性カップルが病院で面会しにくい点を市長が心配してくださいましたが、そもそも市の監督下にある市営病院において、面会は家族に限るといった規制があるのであれば、面会人数を絞りながらも患者本人の希望に沿うという当たり前のことができるようにすることが大事であり、パートナーシップ制度を申し込めた市民だけを解決する問題ではないはずです。LGBTに限らず誰にとっても広く市民の役に立つ取り組みをしていくべきと考えます。

法律的な家族の扱いですが、そもそも自治体にそれを決めることは不可能です。法的効力を持たせられるかは国の制度の問題で、自治体は国に沿うしかありません。パートナーシップ制度について、「同性カップルを結婚に相当する関係と自治体が認める」などというマスコミ等の説明がありますが、そのようなことは不可能かと思います。この制度で自治体ができることとすれば「心情的にカップルであると思いますよ」くらいではないでしょうか。大洲市もこの制度は法的効力が無いと説明していますが、それでは何の意味があるのか分かりません。性的マイノリティに限らず、あらゆる人々が思う大切な関係をできる限り尊重して扱うことは、このような制度が無くても自治体に求められることではないかと思います。
自治体にできないことをさもできるかのようにマスコミ等で伝えられてしまう制度には問題があります。それに、対応が無理である自治体に無理な要望をしていくなどは、社会制度の中でまっとうに生きている者として、地元に責任を持つ団体としてできません。

大洲市に暮らす当事者とも私たちはつながっていますが、「導入されても利用できるはずがない」「なぜカップルから?一人ひとりを認めることからではないのか」「制度が誤解を広げ、性的マイノリティへの理解を阻害するのでは?」「穏やかな生活がこの制度の導入や市民の注目によって揺るがされるのではないか」と心配をしています。

大洲市には去年来、たびたびご連絡をし制度の危惧を伝え、地元の当事者団体としてお会いし話し合いたいたいと伝えてまいりましたが、一度も面談していただいておりません。しばらく待つようにとの連絡のまま放置され今回のパブリックコメントの受付開始という段階となってしまいました。このようにないがしろにされるものかと関係者は大変ショックを受けています。

大洲に暮らす多くの隠れた当事者が声をあげられないことを良いことに、求めてもいない施策を勝手に進めて良いのでしょうか?大洲に暮らす当事者の役にほとんど立たず、また制度に期待する人であっても実際的には自治体として救えない制度を、まるで性的マイノリティに理解があるかのように進められていくことに憤りすら感じます。制度から社会を変えようという試みは、市民を理解できる人と、できにくい人に分断します。当事者の総意を取りつけることなく社会実験のような取り組みをはじめて良いのでしょうか?

レインボープライド愛媛 
http://rainbowpride-ehime.org/

※自治体におけるパートナーシップ制度について当団体へのお問い合わせは
団体HP連絡フォームもしくはメールにて
rainbowpride777@gmail.com



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