ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

新聞の取材を受けるということ

2009-07-31 03:17:39 | Weblog
先日のレインボースタディーズ、市民向けの性的少数者への理解を深める学習会のことが
7月30日付の愛媛新聞に掲載されています。

当日は記者さんが取材に入ってて、最後までしっかり聞いておられたはずで、
その後も随分と話し込んでこちらの意図を伝えはしたんですけれど。
こんな記事になったようです。

HIV/エイズについて同性愛者たちが向き合っている様子を、学習会ではよくよく伝えた
はずなんですが、一般的な情報を元にHIV検査の増進を求めてるかのような文面に
なってしまってます。

同性間ではなぜ感染率が高いのか?そしてその啓発は同性愛への偏見がある中で簡単ではない、
ということを当事者自らが市民の皆さんと考えるというテーマであったはずなんですが、
そこにはあまり注目されず書かれているんですね。

新聞記事でHIV感染者数報告が取り上げられる時の問題点も学習会では改善を訴えてた
のですが、この記事の中でも感染者の割合が7割といった同性愛者たちを追い込むような
数字を出すだけで、その事情を聞いて感じたことを書いてくれませんでした。

口腔内粘膜での検査も、男性同性愛者などMSM(男性同性間での性的行為を行うもの)が
一般の人以上に手軽に何度も検査に行けるための手段として、経費のかからないものも
考えていかなくてはいけないだろう、という中での提案したものですが、幅広い社会全般の
検査のしやすさを求めたことのように書かれています。

見出しでも、採血以外の検査方法を求めたと書かれてますが、そんなことがメインの学習会では
無かったはずです。

生活欄に思わぬ大きなスペースで取り上げられたのですが、なぜこのような学習会を自分たちが
主催したか?ということが伝えられておらず、同性愛の偏見を問いかけていくような記事にまでは
出来なかったようで、まだまだ記事表現としての挑戦の限界を感じます。

これは記者さんの能力なのか、自分たちの説明不足なのか(う~む)

記者さんとは相当話し込んだのですけどね。
せっかく同性愛という中々触れることの無い記事が書けるのだから、社会を変化させる、
隠れているものに光が当たるような記事への挑戦を期待して話し込んだのですけど、
まだまだ自分の熱意が伝わりきれなかったか、記者さんの注目と理解はずれたままだったです。

やり取りをしてて、表現の物足りなさとか、文章表現への工夫が感じられず苦労がありました。
記事にそのまま使えるような説明が自分に出来なかったことが問題なのか?と憤りに思うこと
しきりの複雑な経験でした。

まだまだ最初の一歩だからね。
これからも学習会などこちらからどんどん発信をして、少しづつ変化をさせていかなきゃいけません。

愛媛に性的少数者の人権啓発団体があることとか、HIVに向き合う学習会を自ら主催したこと
などが後記事で取り上げられたことが、今後の活動の後押しになる部分もあるだろうと期待を
しておこうと思いますが、なんとも複雑な思いで記事を眺めてますが、次回はもっとこう言おう!と
頭の整理、活動の整理が出来るきっかけになったなとも思っているところです。


こちらで記事を大きく読めます
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/60122486.html


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org
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献血不足で制限緩和でもゲイの血液は?

2009-07-30 02:34:24 | Weblog
新型インフルエンザで騒がれた5月に献血者が減ったため、この秋以降のインフルエンザ
流行が想定される中、血液の確保が不足することが懸念されるために現在規制対象として
いる1980年から96年までの間にイギリスに1日以上滞在した人からの献血制限を解除する
方針というニュースを読んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000005-cbn-soci

記事によると仮に2週間以内の英国滞在者の献血を可能にした場合、約18万人の献血者数
の増加が見込まれると書かれてあるけど、規制解除者数の間違いでしょうか?
すごい数ですね。

血液の確保がおぼつかなくなったから解除するというのも何とも現金な話というか・・

現在、献血を拒否しているゲイの血液も、この際ひとからげに規制するのはやめてはどうか?
と苦々しく読んでしまいました。

ついでに、血液確保のためには次のような答申もあります。
http://news.cabrain.net/article/newsId/20651.html
(採血基準の見直しなどを提言-厚労省検討会)

なんだか血液集めにはなりふり構わず!という案の列挙にびっくりしてしまいます。

血液不足を補うために若い血液をもっと!?ということで、現在18歳以上のものを
16,7歳以上に献血年齢を下げることが上がっていました。

高校生の学校での団体献血の推進させたいようです。

効率的で機械的で、その都合のよさは人の温かみを感じられないのです。

血液不足を国民みんなで解決していこう!という思いで協力したくても、ゲイの血液は、
潔癖に排除して切り捨てて当然というその感覚にも人への温かみを感じられないのです。

そんな意識で血液集めをしているようでは、博愛な思いやりを広げあう献血というものでは
なくなってしまうように思います。

国民や特に若者の献血への意識を高める教育が必要というのなら、同時に献血条件についても
必要な制限内容への切り替えと共に心のこもった表現に変更していくことにも意識を向けて
いただきたい。

みんなで、誰もが助け合える社会にして行きましょうよ、と強く言いたい思いです。


(参考)献血が出来る条件
http://www.hyogo.bc.jrc.or.jp/kenketsu_shitai/jyouken/jyouken.html#

(参考)英国渡航歴のある方の献血の受入制限
http://www.hyogo.bc.jrc.or.jp/vcjd2005.6.1/vcjd2005.6.1.html

この英国渡航歴のある方へにあるほどの詳しい説明を読むと、男性同士の性行為をした人
への制限理由も、ちゃんと自分たちへ誠意を持って説明してください!と思ってしまいます。
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カミングアウトを考える(2)・・した人受けた人

2009-07-28 02:10:03 | Weblog
今日も赤旗新聞に載ったカミングアウトの記事をお知らせします。
カミングアウトした当人や受けた親や友人の声が紹介されてました。

カミングアウトすると、した相手に大きな悩みをしょわせることになるので
すべきではないという考えもあります。

同性愛である自分が背負ってきた悩みを、親にまで背負わせてしまうことに躊躇するのです。

でも、関係の深い相手との付き合いで、本当の自分を語らずにいることは
とても失礼なことでもあるようにも感じます。

親子でも本当の自分を出さないことで本当に家族といえるのか?という思いも沸いてきます。

でも、分かりつつも、面と向かっては触れないようにしている関係というのもあるでしょう。

関係性というのは、長い年月で変わっていってもよいのかもしれないなと思うのです。


記事を大きく見るのはこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/60108316.html


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カミングアウトを考える(1)・・新聞記事から

2009-07-26 02:07:48 | Weblog
カミングアウトのことが新聞に載ってたよ!と友達が切抜きを送ってくれました。
赤旗新聞の7月22日掲載のものだそうです。

カミングアウトとは、同性愛者が自分のセクシャリティを告白するときに使う言葉です。

東京であったカミングアウトを考える講演会のことが大きく取り上げられています。

自分もカミングアウトのことは過去いろいろ書いてきました。

本当の自分を伝えることが、家族や周辺を当惑させてしまう。
自分自身のことを伏せることが周りの幸せになる・・おかしなことなのですが
社会の意識を少しづつ変えて、隠さなくてもいい状況になっていけばと思います。

残念ながら当事者自身の立ち上がりがなくしては、社会が変わることはありません。

誰にカミングアウトするのか?でそれぞれ意味が違ってくるので
整理しながら考えていかなくちゃいけないんですよね。

・親へのカミングアウト(生きる強さ 向き合い 自立 誠意)
・兄弟へのカミングアウト(自立) 
・先生へのカミングアウト(必要な導きをもとめて)
・友達へのカミングアウト(関係をより深める)
・同僚へのカミングアウト(関係性の再構築 偏見払拭)
・同性愛者の仲間に対するカミングアウト(出会い 助け合い)

相手によって違ってきますよね。カッコの中は思いつくことを書いてみました。

カミングアウトは弱い心の人がする事だ。
自己満足で自分勝手な行為である。と言う人もいます。

カミングアウトを個人的な悩みを告白して気が楽になることではありません。
そんな生易しいことでは無いです。

そのような理由でもって、カミングアウトをしないことが、この社会の状況に変化を
もたらさない大きな要因となっているところもあります。
自分たち自身で社会の変化を塞ぎ、負のスパイラルに加担増幅させてしまうのです。

隠れたよく分からない存在から堂々とした自分とする為に、
そして多くの仲間たちのためにも、出来る人から出来る相手にしていけないだろうか?と
思いながら様々な活動をしてみてます。

まだまだ途方も無いことだよ!!そんなこと考えられない!生きていけない・・
そう思う人も多いでしょう。

そのとおりだと思います。
無理をしたり一足飛びな行動をする必要はないのです。

誰にカミングアウトするのか?というところを整理しないでヒトククリに考えると
混乱し、何もかも出来ないことになってしまうように思います。

カミングアウトは自分の周りの人とどのような人間関係を築くのか?
そしてどのような生き方をしていくのか?という自分たちの一生の課題でしょう。

思考停止にならず、一歩一歩自分と向き合っていけたなら
それぞれの自分にとっての人生や生きる強さを考えていけるのではないでしょうか。

その道のりは手探りで、まさに暗中模索だけれど
仲間同士で支え合いながら探していけるなら、必ず何とかなる!!と強く思います。


■みんなのこえで遊ぶコミニティ  こえ部
暗中模索(手がかりのない物事を、いろいろと考えて、探ってやってみること。)
http://koebu.com/topic/%E6%9A%97%E4%B8%AD%E6%A8%A1%E7%B4%A2%EF%BC%88%E6%89%8B%E3%81%8C%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E7%89%A9%E4%BA%8B%E3%82%92%E3%80%81%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%80%81
サイトの左にある声の再生ボタンを押してみてください。
様々な声が語りかけてくれます。


記事写真はこちらで大きく見れます↓

ゲイリーマンのカミングアウト的思考
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822
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同性愛カップルと子供のいる家庭像(L&G映画祭から)

2009-07-25 00:06:29 | Weblog
今年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭を少し振り返ります。

「ゲイ・レズビアンの当人と家族との関係」というのは、過去いくつもの作品で取り上げられて
来ていますが、今年に目に付いたのは「子供」のいる家庭

ゲイカップルが養子をとり育てる、いや協力者を巻き込んで自分の子を生むという
子供のいる新たな家族像が描かれています。

ゲイカップルが落ち着いて同棲している生活は当たり前で、互いの両親、兄弟など
ともカップルともども承知の上で交流しています。

そして、カップルのどちらかが自分たちに子供が欲しいと強く望み始め
養子を受け入れる、場合によっては自分たち自身の子供を誰かの協力の元でつくる
というのです。

そういった作品が何本もありました。

どんどん進んでいるヨーロッパ系のゲイ映画で描かれるゲイライフと日本での状況の違いに
びっくりし、付いていけないものも感じながらも、もしそうなったらという将来?を
見せてもらった感じでした。

子供を育てることの難しさ、子育てしながらカップルを維持することの大変さ
精子や代理母をお願いした場合の複雑な人間関係・・・

それは世間の異性愛者たちが同性愛カップルに子供は育てられない!と心配するような
事例も上げながら、とても考えさせられると共に、それを乗り越えて分かり合っていく
苦労は異性愛カップルの家族作りと何も代わりが無く、無理解者とも関わりあうことで
理解しあっていくという、それは前向きな描き方をしてて関心しきりでした。

そんなの中で心に残った3本は

・パトリックは1.5歳
・ニューワールド
・ベイビー・ラブ

●「パトリックは1.5歳」
http://tokyo-lgff.org/2009/program/pre/10_patrik.html

地方の診療所に来たゲイの先生。ゲイカップルで一軒家に同居する生活ですが、
まだまだ無理解な周辺の住民たち。

養子が欲しいと申請するが同性愛カップルにはなかなかまわってきません。
そんななか、念願の連絡

でも、赤ちゃんが来ると思ったら、15歳の少年がやってきた!
それもゲイ嫌いで手に負えない不良少年だったのです!

ゲイカップルの家庭は大混乱、そしてすれ違っていく二人

で~も~、
人というのは触れ合えば分かってくるもので、関係を続ければ変化をしていくもの、
そして偏見でさえ解けていく・・という、とってもハートフルで穏やかな、スウェーデンの秀作


●「ニューワールド」
http://tokyo-lgff.org/2009/program/pre/04_newworld.html

レズビアンカップルが自分たちで子供を生もう!と精子の提供者を探しまくる
ドラマLの世界のような出始め

なんとか協力してくれた男性のおかげで無事に出産するが、二人に関わらないはず
だった男性が、赤ちゃんを見てから踏み込んできちゃうもんだから、出産しなかった方の
女性はなんか蚊帳の外になってしまい・・

同性カップルの養子縁組や人工授精が認められてないフランスでの同性愛者カップルの
悩みが描かれていきますが、いずれ当事者の声によって制度は変わっていくだろう!と
強く思わせる作品。


●「ベイビー・ラブ」
http://tokyo-lgff.org/2009/program/pre/14_babylove.html

小児科医の彼は仕事で子供に触れ合うにつけ自分の子供が欲しいとの思いが募る
子供嫌いな彼氏(その彼も裁判官という、とんでもないゲイカップル)には内緒で
トンでもない計画を進行してしまう。

不法滞在の女性と偽装結婚して子供を作ってしまう!代理母契約・・
うーんこれはいかんやろ!めちゃくちゃやろ!という無理やりな子作り展開の暴走に
引き気味で見てしまいますが、こちらも人間関係の可能性をとても前向きに描くフランス映画



どの作品に出てくる当事者も、とてもしっかり自立した経済力のある人たち。
特にゲイなんて、医者とか裁判官とか・・
この経済力があるからこそ新しい家族を作り上げることも出来るのかもしれません?
なーんかイケ好かない感じもありましたけど(笑)


ちょっと自分には途方も無い話と思いつつも(いや多くの日本のゲイたちは思ったに違いない)
一度にこれだけの、子供のいる様子を見させてもらうと、自分ももしかして?と
考えてしまいます。

子供が出来ると、すべてを超越して喜ぶ両親たち、というのも描かれていました。
俺の親も絶対そうのような気がします。

両親へ孫を抱かしてあげられるし、カップルも未来を託す次世代との家族をつくれるし。

当人だけでなく、周辺への幸せ度はとっても高いかもしれません。

子供は余り好きでない俺ですが、かわいい赤ちゃん見たら意識変わりそうな気もするし。

でも簡単な事ではないな、といろいろ考えさせてもらえるいい機会になったのでした!!
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インド高裁で同性愛を合法判断

2009-07-24 03:45:01 | Weblog
インドは同性愛に対して厳しい扱いをしている国のひとつです。
同性間の性交渉などには10年の禁固刑が処せられるなど、同性愛は犯罪とされている。

7月の始めのことですが、インドの高等裁判所が、同性愛を合法とするべきとの
判断をし、インドの法務大臣も法律の見直しを示唆しているとか。

まだまだ国民の多くが同性愛への厳しい排除を持ち、そのことを助長するこの法律の
改正をしないことは、人権上問題があるとの国際的な指摘も受けていたもの。

多くの国民の意識や宗教的な考えのままに、差別的な意識を変えられず、改正を反対する
議員も多いらしいが、近く最高裁判所の判断も出し違憲となる方向にあるそう。

あのインドでも変わろうとしているんだ!!そんな思いでこのニュースを見ました。

昔「ここがヘンだよ!日本人」という番組で、インドの男性が、自分の子供が同性愛だ
と分かったら殺す!と発言していたのを思い出しました。

日本では、このインドのような厳しい法律や、目に見えた迫害は目に付きません。

その分、当事者自身も適当に隠れていれば穏やかにいられる部分もあります。

日本の同性愛者は「生ぬるい」とか言われるところですけど、インドのような極端さがない
日本は、穏やかで本当にいい国です。

その穏やかな日本でなら、多様性を認め合える社会になることが、途方も無い道のりであったり、
多くの屍を踏み台にしなくては手に入れられない、そんなことでなくても、より良く達成できるはず
ではないか?そんなふうにも思えてきます。

世間体とか、横並びとかいう国民性の中で、個人を黙殺してしまう日本ではありますけど・・

世界もどんどん変わっていっています!!


■同性愛の性交渉「合法」 保守的インド、初の司法判断
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000084-san-int
http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CN20090702/li2009070201000752.shtml
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2616033/4315512
■エイズ防止のため、同性愛合法化を提案 - インド
http://www.afpbb.com/article/743720
■インド初の全国規模のゲイ・パレード、3都市で(2008年)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2412010/3088447
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天気うらめし~「日食」

2009-07-23 00:20:55 | Weblog
世紀の日食と期待した一日でしたが、天気が悪かったですねえ~

松山でも曇ってて残念でした。

86%欠けると、どのような暗さとかに変化するのか?とか
その変化を見てみたかったけど、分かりませんでした。

雲の合間で、欠けている太陽は見れましたけどね。

皆既帯の地域で天気が悪かったのは辛かった!!

たくさんの人たちが、高いツアーで行ってたろうになあ。

そんな天気でも、皆既時間には突然真っ暗になってましたね。
地平線ところまで雲がかってたから薄暗さではなく真っ暗!
すごい

雲の上に・・と思うと、く~!!

最後に中継で出た硫黄島での様子は天気も良く、荘厳でした。
太陽の様子だけでなく、空や空間がどうなるのか見たかったから今回の中継で
雰囲気をよく感じることが出来ました。さすがハイビジョン!

硫黄島にまで中継を出せてたのはNHKくらいだったでしょうか。

ネットで面白い画像が出回ってます。
気象衛星「ひまわり7号」から撮影されたもので、皆既日食時に月の影が
地球上に映ったの画像を連続写真で見れます。
http://www.jma-net.go.jp/sat/data/web/suneclipse_observation.html
2、動画の表示のとこをクリックすれば月の影が雲の上を流れていきます。

そして今日の写真は、日本の太陽観測衛星「ひので」が狙った宇宙空間から見た日食です。
http://www.isas.jaxa.jp/home/solar/eclipse/

次は26年後に本州で見れます。冥土土産に生で見てみたいと思います(笑)

参考(宇宙航空研究開発機構)
http://www.jaxa.jp/
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今年もいい映画祭をありがとう!東京国際レズビアン&ゲイ映画祭

2009-07-21 11:06:45 | Weblog
今年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、たくさんの観客動員
そして、毎度ながら、世界の作品から、とても得るものの多い時を過ごさせてもらいました。

このところ毎年ですけど(笑)金曜日から最後まで、15ものプログラムを
しっかり観てこれました!4日間びっちり!(映画、映画・・やりすぎ )

これでも見れてない木曜日とか、泣く泣く切り捨ててしまった映画とかあるんですけど
いつか、そういうものまでフルで見てしまえるようなことが出来たらなと思います

けれど、今のリーマン稼業の俺が、よくもまあ、こんなに参加できたほうだと、申し訳なさもいっぱい・・・

ありがたや~

今回は文化庁の応援が無かったところもあって、大変きつい運営のようでしたが
それでも8000人もの人々がこの週末に集まってました。

やっぱりみんなに頼りにしているイベントになって来てるっこと
それを実感するものでした。

自分も、今回参加することが出来たことが本当に嬉しかった。
また今年もこの会場に来ることが出来たという想い、そしてここで出会える仲間たち
との語り、映画の感想をぶつけ合いながら、毎年の映画祭が俺にとってのひとつの居場所で
あるなあと実感していました。

スタッフの皆さん今年も本当にありがとうございました!

そして、多数の作品に触れ合うことを通じて、随分と考えることも多かったし
今後の自分の取り組みに参考となることを映画を通じてたくさん考えさせていただけたことに感謝。

今回は家族、ゲイやレズビアンとしての「家族」というものを考えさせられること
が多かったプログラムでした

海外のそういった作品を目の辺りにするにつけ、日本では遠い海外の話!?
なーんか自分たちとは別次元ながら、自分たちの現実的なこととは割り切って夢見て
いられる話として、そんなふうに見てられる作品かもしれないと感じていました。

まだまだ、日本の自分たちは自分のことで精一杯で、自分たちの社会に向き合わなきゃ
いけないことを意識できてない。

海外の模倣、後追いではなくて、日本での切り開き方を自分たちが見つけなくては!

そんなことを強く感じさせるものでした。

さあて、個々の作品の感想はおいおい書かせていただくとして
俺も地元愛媛での活動に向かわねばなりません。

レインボースタディーズを終わらせてすぐに上京したのでしたが、地元の当時者の方から
問い合わせ、相談が何通か届いています。

スタディーズに、そっと参加してくれてたという当事者の方もいてくれててました。

試行錯誤のイベントを終えた後でしたが、その後に連絡をいただけることに
とても嬉しく、自分たちの活動に勇気もいただけるものです。

また地元に根ざした活動をしていこう!いかなくては!!・・・

東京で映画やたくさんの仲間たちとの交流のパワーを源に
自分も自分の居場所に戻って、継続した活動に頑張っていきたいと思います・・

今年も本当にありがとう!ありがとう。
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多くの市民の方が集まったレインボースタディーズ

2009-07-17 03:25:49 | Weblog
今回もようやくやり遂げたレインボースタディーズ
心配してた参加者数も32名と、本当に多くの市民の皆さんに来ていただけました。

平日の開催であり、また学習会という堅い感じのイベントには・・と不安だったのですが
用意してた席数ぎっちりにお座りいただくほどの参加に、正直ホッといたしました。

今日参加してたLGBTの当事者の方が、一般市民の方がこんなにも興味を持って
そして意識高く参加いただけることに正直驚いた、と言っていました。

この松山で、こんなに熱心に考えてくれる市民の方が集まってくれました。

今回のような学習会の様子を目の辺りにすると、どうせ自分たちはと思い込んでいた
気持ちが、がらっと変わっていくものです。

熱心な皆さんの様子が、当事者の仲間たちにとても大きな勇気を与えてくれます。

以下のような話題を3人で進めていきながら、同性愛とHIV/エイズの関係に迫って
いくことで、自分らしく生きていける社会の大切さを考えていければと思っています。

こんな内容で3団体の代表が、あれこれ話をさせていただきましたよ。

・同性愛者の病気とされてきた経緯と現状
・なぜ同性愛者の感染率が高いのか?
・避妊具としてのコンドームではなく、性感染症予防の道具として
・コンドーム販売数の推移
・献血によるHIV抗体血液の排除率の増加
・同性愛者と献血
・感染報告記事での扱い
・行政の取り組みの現状
・ゲイコミニティでの取り組み
・今後の予防啓発、そして感染者支援…どのように取り組むべきか
・自分らしく生きていける社会の大切さ

その後には、参加の皆さんからも質問を出してもらいました。
医療従事者の方も参加していただいてて、抗体検査の詳しい話を聞くことができました。

同性愛とHIV/エイズの関係に迫っていくことで、自分らしく生きていける社会
の大切さを考えてみた今回のレインボースタディーズ

勢いでするしかない!?そんな追い込みで頑張った3人だったのですけど
とてもうまく行ったのではないかと思います。

2時間参加の皆さんと共に充実できました。

参加いただいた皆さん本当にありがとうございました。

そして、お手伝いいただいた仲間のみんな、ありがとうございました。
またみんなのおかげで無事開催できました。そして想像以上の大成功でしたね!!

さあ、ようやくホッとしてきたかなあ。
でも、もう2時間もすれば東京に向かうんですよ(笑)

第18回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に参加して来るんです!!
http://tokyo-lgff.org/2009/index.html

こんな調子馬ばかりで気が休まることなく、もうバタバタッという感じですが。
これまた大きなパワーを吸収してきたいと思っています!!

忙しい一日でしたが、そんなときに限っての大失敗をしました・・・
携帯電話を落としてしまったのです。ショッキング!

すぐに見つけられないと決断して、機種変更を即決
でも、データのバックアップが手元になく
友達のメルアドも電話番号も分からなくしてしまいました(泣)

すみません、自分とお知り合いの皆様、どうかエディあてに
メルアドと電話番号を携帯にメールいただけないでしょうか?後生です!!

メールアドレス、電話番語は以前の元の変わっていませんので、
どうかお願いします。

よろしくお願い申し上げます。
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前日の愛媛新聞にもレインボースタディーズ

2009-07-16 03:42:41 | Weblog
いよいよレインボースタディーズ当日となりました!

トークセッションで使う資料、パワーポイントなどをなんとか作り上げた。かな?
後は話す3人の勢いで、やり通すのみ(笑)

7月15日に愛媛新聞さんがイベント欄で再度、案内を載せてくれました!!

今日も問い合わせはありましたので、何人かは集まっていただけるのかと
期待をしたいところですが、さあどうなるか 不安不安です。

平日の夜、仕事帰りで寄っていただけるといいけど・・

今日も彼氏くんや有志の仲間たちが会場の準備などにあたってくれます。
俺も定時で仕事を終わらせてもらい、頑張って務め上げてきたいと思います。

以下のような話題を3人で進めていきながら、同性愛とHIV/エイズの関係に迫って
いくことで、自分らしく生きていける社会の大切さを考えていければと思っています。

・同性愛者の病気とされてきた経緯と現状
・なぜ同性愛者の感染率が高いのか?
・行政の取り組みの現状
・ゲイコミニティでの取り組み
・避妊具としてのコンドームではなく、性感染症予防の道具として
・コンドーム販売数の推移
・献血によるHIV抗体血液の排除率の増加
・同性愛者と献血
・感染報告記事での扱い
・今後の予防啓発、そして感染者支援…どのように取り組むべきか
・自分らしく生きていける社会の大切さ

その後には、参加の皆さんからも質問を出してもらって、
みんなでディスカッションができればいいなと思っています。

教育関係者、行政、医療関係者などの皆さんから問い合わせが来ています。
蓋をせず、ちゃんと向き合っていく。そんな一歩になる学習会になればと期待です。

席は十分対応できる会場ですので、参加希望の方は直接お越しいただけます。

広く市民の皆さんに向けた学習会ですので、どなたでも参加できます。
LGBT当事者の皆さんもよかったら様子を見に来てくださいね。

お待ち申し上げております。

まあ、やってみようかねえ(笑)!!ぶっつけ本番じゃ~!


□■「レインボー・スタディーズ」□■□■□■□■□■

「多様性のある社会と性的マイノリティ
  ~HIV/エイズを考えるトークセッション~」

日 時:2009年 7月16日(木)18:30~20:30

場 所: コムズ4F 視聴覚室 http://www.coms.or.jp/
    (松山市男女共同参画推進センター 松山市三番町6-4-20)
     国道56号から三番町通りに曲がってすぐ、読売旅行の前

松山で性感染症の予防活動に取り組まれている四国エイズプロジェクトさんと、愛媛の
ゲイコミニティ向けに感染症予防啓発を行っているLoving safer in Ehime(L.s.Eさんの
代表お二人をお招きして、性的少数者の立場とHIV/エイズの感染拡大の関係に迫る
話をお伺いしながら、一人一人の多様性を認め合える社会の必要性を市民の皆さんと考えます。

参加の皆さんと語り合いながら進めていく座談会のような学習会です。
皆さんお誘いあわせの上、お越しください。

参加費: 一 般    500円(お茶菓子代・資料代等込み)
     大学生以下  無 料 (カンパ受け付けます!)

定 員: 30名程度     

主 催: レインボープライド愛媛
      http://rainbowpride-ehime.org

この学習会は、松山市男女共同参画推進財団の市民活動支援事業として開催されます。



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