ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

結婚しない男(ゲイ)は出世しないのか?

2009-02-28 01:25:21 | Weblog
日本の企業社会において、伝統的に結婚をしていない社員は一人前には見なされず
結婚をしている社員と比べて昇進や昇格が遅くなる場合が多い、という話があります。

結婚は「社会的信用」と言われたりします。
結婚している人、というだけで信用されたり、安心されたり。

30後半となっても結婚していない男は、結婚が出来ない何らかの事情があり
それは問題的な人間であって、責任ある仕事は任せられない。

そんな考えは今時なくなっているのではないか?と思いたいですが
そういう考えを持っている人は多いと思われるし、50代60代といった上の
世代の人たちの間では、いまだに社員の中から役職者を抜擢するときに
「結婚しているかどうか」を重要な判断基準のひとつとして考える風潮が残っていることは
確かと思われます。

30歳後半のゲイである自分は、20年弱地方都市に勤めるサラリーマンを続けてきて
そう思える事例に何度も出くわしてきました。

結婚をしている社員の方が、確実に出世できるように感じることは多い。
役員に「結婚さえしたらなあ」と真剣にアドバイスされたこともあります。

ゲイである自分としては、それじゃあ「同性結婚」でもさせてくれるの?と
憤る気持ちとなったこともしばしばです。

ゲイですから女性と結婚したいと思わなかったし、無理に社会にあわせて自分を偽り
女性と一時期だけでも結婚して出世のタイミングを掴んでおこう、なんて考えを実行することは
ありませんでしたので、出世とは縁遠いサラリーマン人生です。

晩婚化が進み、昔ほど結婚プレッシャーが強くなくなったとはいえ、
結婚をしなければ出世レースから外れ、それを乗り越えた仕事をするには
人並みの働き方では認められず、人の3倍以上働かねば認められない印象があります。

ちょうどこの時期は人事の内示が出はじめている頃で、多くのゲイのサラリーマンたちにとっても、
なんともフクザツな思いが過ぎり、「まな板の鯉」といった心境でやりきれない時だと思います。

いやいや、結婚なんて関係ない、お前の能力が足りないからだ!と言われればそれまでで
本当のところは分かりません。そこがなんとも厄介で怪しいものです。

晩婚化社会の中、ゲイに限らず多くの独身男性は同じ扱いを感じたことがあるでしょう。

世間からの、結婚していないことによる社会的信用の損失は、いくら本人が強がってみても、
それ以上に根深いものがあるようで、なんとも歯がゆいところ。

結婚したというだけで、世間はこう思うらしいです。

まず、性的倒錯者ではない!?まともな人間だ!!
性的に満たされていて、ごく普通の性的嗜好があるので、犯罪的な性的嗜好が
社会に発動される危険性が少ない

家庭を守る立場となったので、地に足の着いた生活基盤があり
社会的な無茶は出来ないはずで、仕事に対しても責任を持ってやり遂げるだろう

万事このような調子で、
結婚をしている人からすると同じ仲間となった、同じ価値観の人間となった、
という意識もあって安心して付き合える。

結婚済みの上司から見れば、同じ道を歩いていく仲間となった部下に対し、
愛着を持って人生設計をアドバイスし、出世もさせてやらねば家族を養ってやれまいと、
気遣ってやる心が芽生えてきたりもするのでしょう。

そんな中では、例えば40代のリストラ対象者を誰にするかと考えたとき、
未婚者は肩たたき対象として優先されるだろうなと思えます。

俺の場合、仕事先でもゲイをカミングアウトしていますが
その理由のひとつが、「怪しい人」「自分を語らない不審者」とされたくなかったからです。

堂々とゲイだと言った方が、何者か分かって安心されるだろうと思えたし、
結婚プレッシャーに堂々と立ち向かいたかったし、自分自身としてもその方が
自分らしく堂々と働いていけれる、自分を逆に守れると思えたからです。

そうはいっても、独身者が出世となるとなかなか大変な努力がいるものです。

自分も彼氏くんとの生活、人生設計のために毎日仕事を頑張っているつもりですが
男女の家庭を築いてないものは、社会的貢献がないとされるのか・・

結婚すると配偶者には13000円程度ですが扶養手当が出たりします。
自分が健康に正社員の仕事が続けられるのも、彼氏くんの支えあってのことですが
同居し、長年生活をともにしている彼を扶養扱いとすることは、今の社会では
考えられないこととされています。(男女の場合は内縁でもそう出来る場合も)

男女だと当たり前に社会的信用を得られることがあるのだな・・
それを当然としている社会も、多くの人にとって生きにくい社会だけどな・・

そんなことも考えながらですけど、
ゲイリーマン家業、自分も生活をかけて頑張っていきますよ!!

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えひめ丸と内閣の沈没・・・とは

2009-02-26 02:32:18 | Weblog
自民党の笹川尭総務会長さんは、いつも適当な発言が多いなと思っていましたが
この「えひめ丸事故で森内閣もやむなく沈没」というジョークはまったく笑えない。

2001年2月に米ハワイ沖で起きた愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」と
米原潜との衝突事故について「私は森内閣で閣僚に任命されうれしかったが、
運悪く潜水艦が船の上にドーンと上がって、やむなく沈没した」と発言したもの。

あの失言が出た自民党参院議員のパーティーでの様子がテレビに流れるが、
この話にウケてドッと笑う聴衆もいるのですね。驚きました。

運悪く衝突したばかりに内閣が崩壊して自分こそ被害者、迷惑だったといわんばかりの発言にショックを覚えました。

自分のふるさとである愛媛の水産高校実習船「えひめ丸」に起きた悲劇を思い起こします。

コメントの一部分を割いて、失言的なところだけを抜き出したテレビ手法か?
とも思えたけれども、今日のTBSニュースで失言を問いただすインタビューでの
態度のひどさを目にすると、あまりに悲しく、怒りを通り超えました。

被害者感情を逆なでしないか?との質問に、「そうとるのならご愁傷様!」とのこと・・・


他にも笹川尭氏にはこのような発言がありました。

「小渕優子大臣は少子化担当大臣。なぜなれたか。子供を産んだからだ」
「人口というのは努力しなきゃ増えない。近ごろの若い人はどうも努力が足らん。辛抱が足らない」
「下院議長は女性で、ちょっと男性とはリードが違う気がする。それで破裂した」

笹川氏といえば、先日とりあげた日本財団会長笹川陽平氏は弟さん。
陽平氏のブログに同性愛嫌悪発言が載せられ、騒ぎとなったばかりです。
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/58340036.html

兄弟そろってズケズケと発言される方々のようですが
陽平氏はお兄さんとは違い謝罪して、近く面談もされるそうですけど。

総理も発言が軽いですが、支える人たちも似たような人が多く・・
こういうドラ声がまかり通って欲しくないものです。


■自民・笹川氏:えひめ丸事故で「森内閣が沈没」(日テレニュース 動画あり)
http://www.news24.jp/129848.html
■「えひめ丸事故で森内閣もやむなく沈没」自民・笹川氏(朝日)
http://www.asahi.com/politics/update/0225/TKY200902240378.html

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アカデミー賞脚本賞「MILK」で世界のゲイに向けて

2009-02-25 01:32:11 | Weblog
今日はワイドショーも「おくりびと」の話題でもちきり
アカデミー賞の余韻に浸った一日でしたが、今日も「MILK」の話です。

ショーン・ぺンのアカデミー主演男優賞のこと
今日一日テレビでも何かと取り上げられていました。どういう役か説明されてたし
新聞でも少しだけですが、触れているところもありました。

テレビで昨日紹介したショーン・ぺンのメッセージを伝えないかな?と見てましたが
俺はみつけられなかったです。せっかくなのにね~
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/58574215.html

さて、
今日は「MILK」がもうひとつ受賞した、アカデミー脚本賞のこと

映画は脚本が命、脚本賞をとるものが作品もとる、と言われたりします。
アカデミー賞の番組ではちゃんと時間をとって主要各賞のひとつとして、演出つきで
発表されるのですが、その後のマスコミの取り上げ方は、あまり光が当てられない。

その脚本賞を受賞した脚本家のダスティン・ランス・ブラックは、
自身もゲイだそうです。

その彼が受賞時の壇上コメントで感動的なスピーチをしてくれています。
http://www.youtube.com/watch?v=aLLVisPC3IQ

「この映画を作るのは簡単ではなかった。皆さんに感謝します。
人の命を救う物語が作れたと思います。
男性同士が、いつか結婚できる日がくると信じることができました。
わたし自身をいつも認めてくれていた母に感謝します。
”たとえ偏見があったとしても、人は平等になることができるんだ!”」と
受賞の喜びを語り、客席から大きな拍手が贈られたそうです。

そして、授賞式を見ているゲイやレズビアンの若者たちに対し

「周りの人間が何と言おうと、神は君たちを愛している。私は君たちに誓おう。
近い将来、私たちのこの偉大な国の全土で、平等の権利が得られるようになる!」
と語りかけたんだそうです。

これまたなんと感動的なスピーチなのでしょう。(ため息)

若いゲイの脚本家が、あの世界中が注目するアカデミーの舞台に立ち
堂々と、自分たちに希望を伝えてくれてくれました。
本当に立派でカッコいいです。

英語の分からない自分でも、この翻訳されてないyoutubeを見ても
その素晴らしいスピーチは伝わってきます。胸いっぱいになりました。
ありがとう。

だれか、昨日のショーン・ペンのといい、今日のダスティン・ランス・ブラックといい
スピーチのすべてを、しっかりと訳して教えてくれないでしょうか?

アカデミー賞の再放送、WOWOW以外での放送は無いのかな?
昔はNHK-BSで1週間後とかでやってくれてたんだけど・・。
今年はどうなのかなあ?

日本の「おくりびと」受賞も感動的で、映画好きな俺としても心から喜んで涙していますが、
今年のアカデミー賞には、このような同性愛者たちの勇気に対し、大きな光があたっている
ことも、日本の皆さんに知っておいてもらいたいなって思うのです。


●同性愛テーマの作品、アカデミー賞オリジナル脚本賞を獲得
http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2574407/3844798
●S・ペン主演『ミルク』、同性愛テーマに重い扉を開くかアカデミー賞
http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2573278/3713841
●ショーン・ペンと脚本家のダスティン・ランス・ブラックの喜びの声 gay life japan
http://gaylife.co.jp/news/929.html
●『ミルク』オスカー獲得に歓喜するサンフランシスコの様子が詳しく!
http://gaylife.co.jp/news/934.html
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「同性愛者たちありがとう!」ショーンペン受賞スピーチ

2009-02-24 00:24:22 | Weblog
アカデミー外国語映画賞に「おくりびと」が受賞したこと嬉しかった!
あの映画がこれからも注目を浴び、多くの人が映画館に足を運ぶことを
素敵なことだと思います。受賞の快挙にすばらしく誇らしい気持ちです!!

自分見もましたが、生と死を考えさせられる
多くの人に見てもらいたいと思う作品でした。おめでとうございます。

そして、今日一番の期待だったのは『MILK』のこと
ドキドキ期待してましたけど、残念ながら作品賞は逃しました。

でも、主演男優賞をハーヴェイミルクの役をしたショーン・ペンが受賞し
感動的なスピーチで、世界の同性愛者へメッセージを届けてくれました。
http://www.youtube.com/watch?v=hhJOT7CHO94

【ショーン・ペンの受賞時壇上でのコメント】
「ロサンゼルスの同性愛者たちありがとう(笑)!どうしても言っておかなきゃいけないのは、
僕を評価するのは大変なのに、みんなが評価してくれてとてもうれしいということ。
役者はみんなわかってると思うけど、監督ってとても大変な仕事なんだ。
辛抱強くなければいけないし、時には編集室で口論になることだってある。
ガス・ヴァン・サント監督は、本当に素晴らしい監督だった。とても感謝しているよ。
そして、同性愛者同士の結婚に反対している人たちは、反省して、恥を知るべきだと思う。
おれたちは、みんな平等でなければいけないんだ。エレガントな大統領を選び、偉大な
アーティストを生み出したアメリカを誇りに思っているよ。
そして見事に復帰したミッキー(・ローク)! 君はおれの兄弟だ!」

さすがですね!!さすがです。

感謝のメッセージだけに終わることなく、注目の壇上で、議論の的にされている同性婚の
ことにふれ、「同性愛者の結婚に反対した人々は恥を知るべき。全ての人々に平等の権利が
与えられねばなりません。そして、エレガントな大統領を選出したアメリカ国民を誇りに思います」
と一発やってくれました。

作品賞をとった、『スラムドッグ$ミリオネア』は最多の8部門受賞。
これも、とてもいい映画のようですね。

『スラムドッグ$ミリオネア』一色となった中で、ショーン・ペンの受賞は
とても光って、同性愛者を描く映画『MILK』にも注目が集まりました。

隠れていますが、脚本賞を『MILK』がとっていることは注目に値します。
作品のクオリティの高さを物語っていますね。
(MILKは主演男優と脚本の2賞をとりました!)

ちゃくちゃくと、アカデミー賞に向かってゲイパワーは階段を上がっている!
そんな思いをしています。

ニュースでも『MILK』のことはたくさん取り上げられていますね。
早く見たいなあ~。GWまで待てません。

最後に、ブロークバックマウンテンの時に主演男優賞でノミネートされていた
故ヒース・レジャーが、「ダークナイト」でジョーカー役を演じ、今回の助演男優賞を
受賞して、家族が受け取ったことも感動的だったです。


■第81回アカデミー賞結果
http://www.wowow.co.jp/extra/academy2009/winner/index.html
■【第81回アカデミー賞速報】「ミルク」が脚本賞受賞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000011-eiga-movi
■主演男優賞は『ミルク』のショーン・ペンが受賞!「同性愛者たちありがとう!」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000018-flix-movi
■主演男優賞はショーン・ペン! 壇上でも舌鋒は止まらず「同性愛者に平等の権利を」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000008-cine-movi
■<アカデミー賞>主演男優賞はショーン・ペンさん 「ミルク」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000013-maiall-ent
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000283-reu-ent
■「ミルク」オフィシャルサイト
http://milk-movie.jp/news/
■ヒース・レジャーが助演男優賞!故人の受賞は2人目
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000015-eiga-movi





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今月のLGBT交流会も大盛況でした(松山)

2009-02-23 00:30:23 | Weblog
今回もたくさん集まっていただいたんですよ。
なんか最近すごくなってきました。

松山で毎月開催のLGBT(同性愛者や性同一性障がいの当事者たちの)交流会
「れいんぼ~ティーサロン」18回目の今日も無事終了出来ました。

参加者が前回13人で驚いてたら、さらに多くなって今回は19名!

12名用の小さな部屋をとってたので、急遽部屋を切り替えて
バタバタ準備してるうちにどんどん集まってきてくれました。

顔ぶれはこんな感じ~↓
ゲイが9人くらい、レズビアンが6人、バイセクシャルかな?が1名
GID(FtX)2名、クエスチョン1名

セクシャリティも年代も幅広かった。10代~上は40代まで。
今日初参加が6名
地元愛媛以外に、徳島から2名、高知から1名の参加もありました。

20名近くともなると、互いに話すのが難しいかなと心配だったのですが
やってみれば、まだまだ顔をつき合わせて話せる距離と分かって安心。

まずは自己紹介をゆっくり1時間かけて。
みんなの話を聞いては、みんなで突っ込みと、初参加の人たちを
みんなで見守りながら?和やかに進行。ここでもいろんな話が出来て楽しいね!

そして、先日のコムズフェスティバルの分科会の様子を写真で見てもらいながら
参加してくれてた皆さんの感想も聞きながら、そういった流れもあって、
今日のテーマは「社会に望むこと」に。

社会の取り組みの変化を確認しながら、実際困っていることは何だろう?
どういうことを望むだろう?って話をじっくり。

少し難しいというか、堅苦しくなる部分もあるテーマだったですけど、
おもいおもいの意見や考え、世代間の捉え方も聞ける良い機会となって、
皆さんの今後の参考になるような話が少しは出来たかな?と思いました。

次回のテーマは、まずはみんなが自分のことをもっと話してみよう!
ってことに戻って、「自分のことに気が付いたとき・・」をテーマにして
やってみようとみんなで話しました。

初めて参加の皆さんも多くなってきているので、自分を語る場としての再確認!

日常では話しにくい自分のことを、仲間同士ならということで
話せる範囲でワイワイやってみましょう。

それ私もそうだった!分かる分かる!!がいっぱいあるでしょうね!!

ティーサロン本編は3時間半があっという間に終わり
その後は、場所を変えて、もっとディープな話で盛り上がれる、
サロン以上に面白~いサロン後の食事会!?(笑)

11名ほどの大人数になりましたが、いつものイタリアン食い放題に行きました。

席をゲイ側、レズビアン側とグループに固まりつつ座って、
サロンでは少し遠慮してた話も、もっと近い距離でそれぞれ大盛り上がり!!

俺はその境界線あたりに座ってたのですが、ゲイ側レズビアン側で
それぞれ濃い~い話がされてました(笑)

実はどっちも似たような話でそれぞれが盛り上がっていることを知り
男女の性別は関係ないもんだなと興味深深でした。

ゲイ側で、ゲイビデオの話で盛り上がってきて、何でか?携帯にエロビの動画を
保存して持ってる彼がいて、ゲイたちはぎゃーぎゃー!!

こういうのって、レズビアンの人たちはどんな反応するかね??ってことで
レズビアングループに見せてみたんですよ。そしたら
みんながみんな、しれ~~っと「興味ねえよ!!」って態度に皆大笑い。

こんな調子で、皆さん飲んでもないのに大騒ぎで、つっこみまくり。
皆さん、より親しくなれました。

いやー今回も充実、楽しい出会い、楽しい時間となりました。
参加の皆さん、ありがとうございました。

次回は3月29日(日)13:30~の予定です。 
今日来れなかった皆さんもまた今度会いましょう!!

では、今日は皆さんにも怒られたので
こんなに早い時間に書き上げて???寝ることにします(笑)


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org
れいんぼ~ティーサロン 
http://blogs.yahoo.co.jp/rainbow_tea_salon
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今日は、れいんぼ~ティーサロン開催日

2009-02-22 03:47:47 | Weblog
松山で定期開催しているLGBT(同性愛者や性同一性障がい者)たちの交流イベント
「れいんぼ~ティーサロン」2月の茶会は本日22日13:30~予定どおり開催します。

先ほども、初めて参加しようかなという方と会ってお茶してました。
今日のティーサロンも、新しい参加の方からも何人か連絡いただきました。

もしかしたら、前回以上の人数になるかもしれません。
既に参加の連絡をいただいた人数だけで15名を超えているんですよ!?

にぎやかに楽しい話をみんなで出来そうですね。
ワクワクしてきましたー(笑)
どうやって席を用意しようかなあ?

初めて参加の皆さん、ドキドキですけど大丈夫だからね。
いつもの皆さんもみんなで盛り上げお願いしま~す。

13:30~スタート 
17時までやってますので、連絡ない方も、遅れて参加でもお越しください。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

●「れいんぼ~ティーサロンvol.18」2月お茶会 のお知らせ●

れいんぼ~ティーサロンはLGBT(ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダー)の
当事者たちが気兼ねなく集まることのできる、松山で開催の交流イベントです。

自分のことを話せるってこんなに楽しい!を実感しましょう。

今回のトークテーマは「社会に望むこと」です。

もし、LGBTとして生まれてなかったら
当たり前に生活出来るようなこと、当たり前として社会的な権利があること
というものがありますよね。

自分たちが思う理想の生き方とか、このような社会であって欲しいとか
こういうサポートをして欲しいとか

ティーサロンでは、途方もない!?望みだってみんなで自由に話しちゃおう!

仲間同士で妄想どんどん広げて~!!
夢みたいなことだって、みんなで想像したら叶うかも(笑)

先日開催したコムズフェスティバルの感想も話しましょうね!!

日時 2月22日(日)13:30~17:00
場所 コムズ http://www.coms.or.jp/
(松山市男女共同参画推進センター 松山市三番町6-4-20)
国道56号から三番町通りに曲がってすぐ、読売旅行の前

参加費 500円(お茶・お菓子代) 

13時頃から部屋に入れます。(場所は1Fロビー案内を見てください)

早めに来れる方はぜひお手伝いいただいて、先におしゃべりしてましょう(笑)
サロン後は行ける方で食事にでも!

LGBT当事者と思う方なら誰でも参加いただけます。
様々な年齢層の皆さんにお越しいただいて、いろいろなお話が聞け、
自由に話せる場になれば良いなと思っています。年齢も問いません。

皆さんの参加をお待ちしています!


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org
れいんぼ~ティーサロン 
http://blogs.yahoo.co.jp/rainbow_tea_salon
お問い合わせ deep8822@yahoo.co.jp @半角に

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日本アカデミー賞は「おくりびと」

2009-02-21 03:53:11 | Weblog
今年の日本アカデミー賞作品賞のノミネートは
・おくりびと
・母べえ
・クライマーズ・ハイ
・ザ・マジックアワー
・容疑者Xの献身

うち上3本「おくりびと」「母べえ」「クライマーズ・ハイ」は
俺も見ましたが、どれもすばらしい作品だったです。

「クライマーズ・ハイ」は以前にも絶賛記事を書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/archive/2008/07/15

「母べえ」は大変な感動をしながら、感想を書くことが出来ないままで・・

戦争に突き進んでしまう社会の恐ろしさ、反対を押し通すことの勇気、
戦争を忘れかけ、戦争加担国となってしまった日本に、強烈に問いかけた作品で
それはそれは素晴らしかったです。

そして、今年のアカデミー賞最優秀作品賞に輝いた「おくりびと」
このあいだ見たのですが、もうぼろっぼろに泣きました。
今年の一番となってよかったな~と思います。

映画が始まってすぐ、LGBTの人にはドキッとする展開。
自分たちの死後のこと、どんな形で送られるか。扱われるか・・

家族として彼氏は俺のそばにいさせてもらえるだろうか?とか
死後、自分の思うような扱いをされるだろうか?
GIDの方なら思う性別で送ってくれるだろうか・・
孤独死したらどうなるだろう・・
仲間のみんなで見合えるかなあ・・とか
考えさせられちゃいます。

静かに語られていくその映画は、じっくりと自分の人生、大切な人のことを
考えさせてくれる、大切にしたい、いとおしく思える素敵な時間です。

助演男優賞は「おくりびと」の山崎努がとりましたが、俺としては同映画で重要な役
として登場する故・峰岸徹さんの、まさに遺作となった演技に差し上げたかった。

久石譲のチェロのテーマ曲もたまりません。

本家アメリカのアカデミー賞の外国語映画賞にノミネートもされていますが
「おくりびと」の感覚が世界の人々にも共感されるというのは、素晴らしいことですね。

■「おくりびと」最優秀作品賞など10部門独占/日本アカデミー賞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090220-00000511-sanspo-ent
■日本アカデミー賞公式ページ
http://www.japan-academy-prize.jp/
■公式ページ他
http://www.okuribito.jp/
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id330042/

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県庁で性的マイノリティの研修会が実現!

2009-02-20 03:41:26 | Weblog
地元の愛媛で、同性愛者や性同一性障がいなど性的マイノリティの人権啓発を
進めるべくいろいろ活動していますが、また大きな機会をいただいたのです!

なんと、とうとう愛媛県庁内で「性的マイノリティと人権」という課題で
研修会を開いていただくことが出来たのです。

県の人権施策を進めていく上で、各部局が連携して取り組むために
愛媛県人権施策推進本部が設置されています。
今日はその推進本部の幹事会に呼んでいただけたのでした。

庁内のそれぞれの各部署の課長さんをはじめとした皆さんが集まるその場で
人権問題としての性的少数者のことについて理解を深めていただける絶好の機会

今年は愛媛県の人権施策推進の基本方針が見直しされる年でもあるので
性的マイノリティについてもしっかり意識していただけるように
それは気合をいれて、話してきましたよ(笑)

1時間みっちり、皆さん真剣に聞かれていました。

県人権対策課の皆さんの後押しで、こんなことまで実現したのです(すごい!)

まだまだ人権としての扱いはこれから、という性的マイノリティのことを
それぞれの課の代表の方が意識していただく大きな一歩となったと思います。

さまざまに応援していただいている皆さんにも
今日のことは、ここまで来ましたよ!と報告したいとともに
感謝をお伝えしたいです。

県の取り組みが、仲間たちに力強いメッセージとなるに違いありません。

県庁の皆さんを前に、それは緊張したです(笑)
無事に勤めることが出来て、ホッとしました。
また頑張れる勇気をいただきました!!

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今年のアカデミー賞「MILK」への期待

2009-02-19 00:38:28 | Weblog
2009年・第81回アカデミー賞の授与式は2月23日(月)AM[日本時間]
いよいよ近づいて来ましたね~!!

今年はブロークバックマウンテン以来3年ぶり、ゲイを描いた映画が
作品賞にノミネートされています。

その映画は、「MILK」 
http://www.youtube.com/watch?v=lQDU7wj6Ej4&feature=related
公式サイトhttp://milk-movie.jp/

1970年代に同性愛者の権利を獲得するために命を捧げた政治活動家、
ハーヴェイ・ミルクの半生を描いた、ガス・ヴァン・サント監督の最新作。
ショーン・ペンがミルクを演じ主演男優賞にもノミネートされるなど合計8部門にノミネート

日本公開はGW頃とのことで、まだ見ぬ映画ですが
自分も尊敬しているハーヴェイ・ミルクの半生を描いたこの映画には
ブロークバックマウンテンよりもオスカーを取って貰いたいと強く思う。

オバマ大統領の登場にも通じるハーヴェイ・ミルクの挑戦
オバマ大統領が誕生したチェンジが実現する今こそ、
同性婚が住民投票で反故にされ、注目が集まっている今こそ、
この映画にオスカーをとって欲しいぞ!

2006年のアカデミー賞、
ブロークバックマウンテンの頃には難しかったかもしれないが、今ならどうか?

同性愛者たちが自信を持って生きられるための大きな応援を
アカデミーが世界中に発信して欲しいな~!!

映画の内容も、相当に良い出来のようです。
友達が早くも試写会で見たらしく、記事からもすごい熱気・興奮を感じます。
http://www.news.janjan.jp/culture/0902/0902147411/1.php
うーん早くみたい!

同性愛という社会の偏見を乗り越え、闘うそのエネルギーは
当事者のみならず、多くの人に勇気を与えるに違いないです。

こういう映画を次に次にと製作し、社会に問いかけ
アカデミー他各映画賞でも話題にしていく・・
アメリカの良心とその情熱を感じます。

他の作品も優秀ぞろいで、本命ではないのだそうですが
そんなの分からないのがアカデミー賞。
大いに期待!楽しみにしたいと思います。


さて、19日は少し気合の入ったとても大切な講演に行ってきます。
「性的マイノリティの人権」と題して話して来るのですが、詳しくは後日!

ハーヴェイ・ミルクのパワーを借りて、しっかり話してこれたらなと思います。
よしっ!


■アカデミー賞WOWOW日本公式ページ
http://www.wowow.co.jp/oscars/
■第81回アカデミー賞特集
http://www.cinemacafe.net/fes/academy2009/
http://event.movies.yahoo.co.jp/academy_awards/2009/

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ドラマ「警官の血」で描かれた同性愛者の犯罪

2009-02-18 02:45:59 | Weblog
テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル「警官の血」
戦後から現代の60年にわたり、正義のために生きた3代の警官が真犯人に
たどりつくまでを描くミステリー大作。
http://www.tv-asahi.co.jp/keikan/

親子3代の警察官は、江口洋介(父)・吉岡秀隆(子)・伊藤英明(孫)、椎名桔平らが出演。
2月7、8日の2日連続で5時間近い大河ドラマで見応えがありました。

3代の警察官親子が不幸な血として翻弄させられることになる真の犯人は、
江口洋介(父)の同僚警察官である椎名桔平なのですが、これが戦争のトラウマ
(心的外傷)から同性愛に走ったことになっていて、その自己嫌悪によって
関係した美少年を次々絞殺してしまうのです。そのことに気が付いた江口も絞殺・・。
(すごいネタバレ書いてるようですが、ドラマでは早いうちから分かるので大丈夫のはず)

オドロオドロシク、同性愛こそが犯罪の原因であったと描かれ
三島由紀夫とか、そういった時代を思い起こし、グッタリは来ました。

「心的外傷で同性愛者になる」なんてことがあるのか?

同性愛者の当事者である俺には想像できないことです・・
そもそも同性愛者であったのが、あるきっかけに自覚しただけではないかと思う。

当時の社会が同性愛を犯罪的に如何わしく見ていたことが、大変な自己否定となり
そのような自己嫌悪が原因となって、関係を持った相手を殺してしまう。

同性愛がこんな風に思われてきた時代があったし、今もそう思っている世代は
いるのだろうな、と思いながら複雑にドラマを見ていました。

そして、今もそのような自己否定で自己嫌悪し、
自分を受け入れられずに苦しんでいる仲間がたくさんいることでしょう。

個人の意識の問題では済まされないだろう、深い社会の闇を感じます。

でも、今の時代は
その頃に比べれば随分と明るく伝えられるようになったかな、とも思います。

今回のような時代的同性愛設定を、今の若い人が違和感を感じて見てくれるなら
いいのだけどと思うけど、どう見たでしょうか?

時代ドラマとはいえ、久しぶりに同性愛犯罪温床説?を目の前にしたのでした。


■中日スポーツ 椎名『オトコの唇は想像するより険しい』
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2009020602000098.html

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 撮影内で椎名桔平は、男性との濡れ場を初体験。「僕の役は戦争のトラウマで
男色になるんですが、全裸になりまして初めて男性とキスシーンをしました」と告白。
「男の唇は想像以上に険しい感触で…ロケの帰り道は車中で2時間、暗くなった」と
顔をゆがめ、爆笑を誘っていたそうだ。
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↑この記事にある椎名桔平による同性愛演技の感想・・とても悲しいですね。
まだまだ、こういう扱いや笑いの誘いというのがまかり通っています。
コメント
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