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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME9 I:The Story of Frodo and Sam in Mordor (1)

2007-02-07 00:08:46 | Tolkien・HoME
いよいよ今日から9巻です!

最初に,モルドールのシーンが一体どれだけ続くのか(汗)と心配になりましたが,44ページでコルマルレンに到着なので,それほど引き摺らない,という事で,ちょっとほっとしました。

この章は,ファン垂涎?,LOTRで最も大事なシーンの,組み立て変遷史のようです。なんと,ビンゴ・ボルジャー=バギンス時代まで遡りますよ。

それが最初に書かれた(残っている)のは,1939年の事でした。

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最後。
ビンゴがFiery Mountainにたどり着いた時,彼は自分で指輪を投げ捨てる事ができない。彼は,褒美をくれるという死人占い師の声を聞く。もしそれを持ち続けるなら,力を共有しよう,と。

その瞬間ゴラムが,―改心したと見え,モルドールの秘密の道を案内してきた― が,現れ,裏切って指輪を取ろうとする。彼らは組み合い,ゴラムが指輪を取り上げ,裂け目に落ちる。

山は轟き始める。
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2年後,The Story Foreseen from Moria(HoME7巻)で,またそのスケッチが出て参ります。しかしトールキンさんはまだ何が起きるかはっきりとは決めかねているようでした。

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オロドルイン(滅びの山)は北,西,南(西,南,東に書き換え)にそれぞれ大きな3つの裂け目を持っている。皆想像を超える深い穴だ。いつも火が吹き出している。フロドの上に山が覆いかかっている。彼は炎で満ちた裂け目に来る。―サウロンの火の井戸だ。禿鷹が来る。彼は指輪を投げ入れる事ができない。禿鷹が来る。目の前が真っ暗になり,膝を付く。その時ゴラムが来て,取っ組み合いの末指輪を取る。フロドは倒れる。

そこへ多分(何故多分?(笑))サムが来て,禿鷹をやっつけ,ゴラムを突き落とす?
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またその後の下書き
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ミナス・モルグルからの脱出。しかしゴラムが付いて来る。
サムがゴラムと組み合い,裂け目に投げ落とす。
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その後,今度は,The Story Forseen From Lorienで,サムはどこかで離脱,フロドは1人で山に登る事になり,

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サムは離脱。つまづいて骨折。ゴラムのせい? フロドは1人で行く。
フロドは苦労して山を登る。地面は揺れ,熱い。狭い道がくねくね続く。3つの裂け目。頂上近くにサウロンの火の井戸。山の脇から,床が裂けた部屋のような場所へ入る。フロドは北西を見る。戦いの煙。かすかな角笛。それはエレンディルの角笛だった。

鳥が周りながら飛ぶ。
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