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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (13)

2007-02-09 21:43:47 | ハリポタ2巻
Chapter 14 : Cornelius Fudge (2)
ついにハーマイオニーが襲われてしまいます。マクゴナゴル先生はまずハリーを呼びますが,ロンも付いて行く事に。ハリーは気付いてないようですが,ロンのショックはいかほどだったかと。。。

ハリーは,ついに,ハグリッドに聞いてみようと決意。そして2人はハグリッドの小屋へ出かけていくわけですが。。。

う~~む6巻既読前提としては,またまた大変興味深い物を見させて頂きました。コーネリウス・ファッジ,ルシウス・マルフォイ,ダンブルドア先生,と,ハグリッドの関係です。ここはシリーズ全体でも,なかなか大事な章かもしれませんぞ。

コーネリウス・ファッジの印象:
a short portly man rumpled gray hair and an anxious expression
読んだ当時,ピエロのような服装(笑)ばかりが印象に残って,こういう所を完全に忘れておりました。そうか,これなら,後にハリーを苦しめる事になる,彼のあの性格も納得です。彼は,自分に自信がないから,自力で物事を判断する事ができず,リードしてくれる人か,もしくは常識にしがみ付く事しかできないんですね。職場にもこういう人は少なからずいます。決して悪い人ではありませんが,こういう時代には不向きでしたね。

この時点で,もう早くもダンブルドア先生との相性の悪さ,丸出しです。(笑) これはここで気付くべきだったな。(当時もっと英語ができてれば(爆))

元デス・イーターであるスネイプ先生を信用しているハグリッドの,ルシウス・マルフォイへの態度に注目。
"What're you doin' here?", said Hagrid furiously. "Got outa my house!"
通常のデス・イーターに対しては,こんな態度なんですね。おまけに,ルシウスがダンブルドア先生を停職処分にする為に,他の理事を脅したのか~?とまで。

そしてさらに注目すべき事が。。ルシウスが持ってきたダンブルドア先生の停職通告に,ファッジ氏は,ここでは反対しておりますね。少なくてもこの時点では,ダンブルドア先生が大臣の地位を脅かす存在とは思ってないようです。てことは,4巻の終了時から5巻にかけてのファッジ氏のあの業の数々は,彼自身の裁量でやった事ではありません,つまり,ルシウス・マルフォイの企みだったという事ですかね。

そして,またまた6巻伝説のスゴイセリフが出て参りました。皆様,覚えていらっしゃるでしょうか。ダンブルドア先生は,「停職と言うならもちろんそうしましょう。しかし―」
you will find that I will only truly have left this school when none here are loyal to me. You will also find that help will always given at Hogwarts to those who ask for it.
今読むとこのセリフ,イミシンです。


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2 コメント

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こんばんわ、はじめまして! (S'harry)
2007-02-10 20:21:34
自分もハリポタ大好きで、オーディオブックなんかもよく聴いてます。

ファッジのように、悪い人じゃないんだけどすごく良い人でもない人。
こういう、ハリー側とヴォルデモート側のどちらにも位置しない、白黒はっきりしないような人たちが存在することって、ハリポタのストーリーに真実味がでてくる理由のひとつなんじゃないでしょうかね。
シリウスも言ってたことですけど。


では、また来ます!
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S'harryさんこんにちは。初めまして。 (える)
2007-02-11 02:10:19
お読みいただきましてありがとうございます!
シリウスは,確かに,世の中いい人と悪い人だけじゃないと言ってましたね。ファッジ氏は私の以前の上司にそっくり(汗)です。現実世界でも見かけるような,「普通の」人がいろいろ出てくるのが,このお話の面白い所ですね。
では,また。
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