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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Chapter XV : Ancient History (2)

2005-05-17 00:28:32 | Tolkien・HoME
その頃,エルフ達は滅多にはっきりとは言いませんでしたが,死人占い師の事を危惧していました。ガンダルフは(ホビットの冒険の最後に)北の人たちは恐怖から解放されたと言っていたけれども,証明されてはいませんでした。

この頃はモルドールはまだ正式版の位置ではなく,闇の森だった事に注意

そしてゴブリンやトロル,「giants」等がまた増えているようでした。その「Big Folk」は人間より大きく,バカではありませんでした。実際,本当に狡猾なものもいました。

これはウルク=ハイの原型でしょうか。。

これは,ビンゴが49か50の時,緑竜館での会話です。
とっつぁんの息子,サム・ギャムジー(おっ,ついに登場ですね!)は暖炉の傍に座っていました。彼の向かいには,粉屋の息子,テッド・サンディマン(もう1人,正式版の重要人物,登場です)がいました。サムは,テッドに,最近おかしな事をよく聞いているそうだが,と話しかけます。

ここでクリストファーさんの解説。
この後2人の会話は,かなり正式版に近いそうです。ただ,エルフ達が塔を超えて歩いているという話はあるけれど,灰色港の話は抜けているそうです。

また,"Tree-men"についての話は,最初,"Tree-men"を目撃したのは,Jo Buttonという人だったそうで。。クリストファーさんはこの"Tree-men"の話はエントの登場を示唆するものなのかな?と言ってます。(いや実は私もそうじゃないかと思っていましたが)

"Tree-men"については,エアレンディルの物語にも記述があるそうで。(未確認)

実は,私はまだ,サムのあの特徴的な,翻訳版での話し方に慣れていませんので,当分なかなかうまく表現できないかと思いますがお許しを‥


ここで,バギンス家のホビットを指す,"cracked"と言う有名なセリフがありますが,これは元々,サムが,とっつぁんが足が"cracked"になるまで袋小路屋敷で庭師として働いていた,と話した事に引っ掛けた,という解説がありました。

このセリフ,映画では,SEEに追加されたシーンで,とっつぁんが直接フロド本人に言ってますね。

サムは,明日袋小路屋敷で仕事があるのでそれ以上は言いませんでしたが,父と同様に尊敬しているビンゴと,何か話ができるかなあと思っていました。そして彼が口笛を吹きながらお山に帰ったその頃,ガンダルフがこっそり袋小路屋敷に忍び込んでいました。

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