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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Chamber of Secret (15)

2007-02-13 00:53:32 | ハリポタ2巻
Chapter 17 : The Heir of Slytherin (2)
ハリーがバジリスクの毒であわやという所から聞き始めました。フォークスのお陰で命拾い,バジリスクの牙で日記を「殺して」しまう所が伏線だったらいいなあと密かに思いました。

その後,ジニーを助けるハリーの様子を見ていて,ああ~ここでハリジニ予測できたかも。ジニーのこんな恐ろしい経験を共有しているの,ハリーだけですもんね。やはりジニーのカレシになるのに最も相応しいのはハリーなんだ。ようやく納得。

フォークスに捕まってトイレのシンクから脱出するシーンの表現,とても生き生きと描かれておりました。ここでちょっとおや?と思ったのは,ハリーはダンブルドア先生のオフィスでなく,寮長であるマクゴナゴル先生のオフィスを訪ねたんですね。何か当時のハリーの,ダンブルドア先生に対する距離感を感じますねぇ。

Chapter 18 : Dobby's Reward
ハリー達を待っていたのは,マクゴナゴル先生,ダンブルドア先生,と,ウィーズリー夫妻でした。ダンブルドア先生は,もう既にジニーには罪がないと完全に承知のよう。ロックハート先生が自分に忘却術をかけたと聞いて,すぐに来年は新しいDADAの先生が必要と判断してます。(汗)

さて,6巻を読んでからここを読むと,ドキッとする所が。。。
"Unless I'm much mistaken, he transfered some of his powers to you the night he gave you such a scar. Not something he intended to do, I'm sure ..."
どうもヴォルデモートは,何かスリザリンから受け継いだ物をハリーに「入れた」というのですが,分霊箱じゃない事を祈ります。まあ,下線部を信じております。でも,ハリーの性格,特に,緊急事態にめちゃくちゃ的確な判断を下す例のあの能力は,ヴォルデモートを通して,スリザリンから頂いた物だったのですね。

ハリーは,スリザリンに行く事を望まなかったから行かなかった,という話,最初に読んだ当時は「な~んだ」とがっかりしたものですが,今読むと,うん,確かにその通りだ!と納得。

そこへのこのことルシウス・マルフォイ。日記を忍ばせたのは,ハリーをどうこうするというより,ウィーズリー一家を陥れたかったのですね。そうか,ようやく納得しました。当時はまだヴォルデモートが復活するなんて,並みのデス・イーターは信じていなかったもんね。ドビーもようやく自由になり,めでたしめでたしです。

最後にハリーはロンとハーマイオニーに,自宅の電話番号を教えてます。これ3巻の始めでロンが大失敗をやらかすんですよね。(笑)


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