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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (7)

2007-02-24 11:55:35 | ハリポタ3巻
Chapter 10 : Marauder's Map (2)
いよいよ,ハリー(ロンハーも)が,シリウス・ブラックの「正体」を立ち聞き(立ってないけど‥(笑))してしまう場面登場です。皆さんの会話は,もちろん,眉につばをつけて(笑)聞く必要がありますが,裏を読むと,今でも,7巻につながるかなりの重要情報をゲットする事ができそうに思えます。

ダンブルドア先生はシリウスの関する何かを心配していたのですね。で,自分がポッター夫妻の秘密の守人をやるとオファー。事件当日,シリウスはポッター夫妻の死に驚きません。ほほう,彼は何かを知っていたのでしょうかね?(素直に考えればピーターの動向を掴んでいたのかな) そして,その時既にハリーを自分で育てるつもりでいたようです。

Chapter 11 : The Firebolt
しかし,シリウスの事実を知らないハリーは,すごい剣幕。思わず身震いする,ワームテール!(笑) 実は私は,シリウスの写真を確認するシーンを初めて読んだ時,英語の力がなかったのが幸いして,"handsome"とか"smiling"という単語連発なのを見て,こりゃ,悪い人じゃないわ,って見抜きました。(笑)

一方,ハグリッドには,バックビークを裁判にかけるという話が来ます。彼はすっかり落ち込み,自信をなくしてしまいます。どうもこの時の印象で,ハグリッドは弱いと思い込んでしまいましたが,彼が本当に弱り果てたのは,この時と,出生の秘密が公になった時だけでしたね。蛙にも負けてなかったし。本質的には強い人なんですね。

クリスマスの日,ハリーには,ファイアボルトが届きます。すごく良い箒のようですね。しかし,ハーマイオニーが。。。私は彼女とてもエライと思いますよ。友情を壊してでも,友達の無事を優先するその勇気。まさにグリフィンドールですね。

ちなみに,余談ですが,彼女の名前は,ギリシャ神話で,世界一の美女ヘレンとスパルタの勇者メネラオス王の娘で,アキレスの息子に嫁いで,獅子と言われた集団のかみさんになった女性から来てます。

それにしても,ハーマイオニーもマクゴナゴル先生も,ピタリと言い当てますね。ファイアボルトの送り主。(笑)

Chapter 12 : The Patronus
次のクィデッチの試合が近付いてきましたが,ファイアボルトを没収され,困ったハリー。問題はそれだけでなくて,ディメンター対策もしなくてはなりません。ルーピン先生の特別授業開始です。

ディメンターを追い払うには,守護霊というものを出す必要がありますが,それを出すには,幸せな記憶を思い浮かべて集中しなくてはなりません。ハリーには,読者の私達から見ても,そんな記憶あったっけ? 彼は,実は,不幸な生い立ちだったんだなあ,と改めて考えさせられます。

この頃,ハーマイオニーと口をきく機会がありません。いつもは,口をきく機会のない人が有効な情報を持っている(笑)のですが,この時ハーに余計な情報を聞かなくてよかったですね。彼女,ルーピン先生の正体(と言うか,問題,と言うべきですね)に気付いています。

ハリーは,守護霊の1回目の授業は,結構いい線行ったのですが,その後伸び悩みます。実は,ディメンターを追い払うという事は,彼の両親の声を聞けなくなるという事。う~~ん,辛いですねぇ。。みぞの鏡の時もそうでしたが,彼には,両親に繋がるものは諦めて生きていかなくてはならないという,厳しい宿命があるようですね。。

試合直前,期せずして,ファイアボルトが返ってきました。それを渡しながら,マクゴナゴル先生が,1度ならず2度も"Seriously"(発音に注目!(笑))と言った所が笑えました。

ハリーとハーマイオニーの間のわだかまりは消えましたが,ここで大事件。スキャバースが,血の染みを残して消えてしまいます~。

‥しかし次の章で寮内にいなくてよかったなあ,ワームテール君!(笑)


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