今年の原書読書

去年，世間を騒がせる父さん劇じゃないよ（笑），倒産劇があり，英会話ばかりか，ハリポタ，LOTRその他さまざまな読書日記の糧となっていたBook Voiceがぶっ飛んでしまい，私の英語学習と，原書読書日記は，根本を揺るがすゆゆしき事態となってしまいました。（大汗）

既にこちらにも書いたかもしれませんが，今まで私がハリポタ日記，LOTR日記，その他多くの，私としては信じられないジャンルまで含む雑多な原書読書日記を書いて来れたのは，今から7年前，某所のNOVAで，たまたまある先生に，私はハリポタ1巻の原書を持っていて，ぜひ読みたいと思っていると話したら，「隣駅のNOVAのVoiceでハリポタを読むから来なさい！」と言われたのが全ての始まりです。

どこのVoiceでもやっていた事ではなく，大変ラッキーな出会いでした。そこから先生は何人も代り，同じ場所へ通ってくるたくさんの友と出会い，いつしか本もハリポタではなくなり，ホビットを読み（私はそれをきっかけにトールキンに足を突っ込む（笑）），アラバマ物語のような，単なる英語学習者に取っては超難関の本を読破し，いつの間にか原書読書を題材にしたブログを書けるようになり，ネットでさらに多くの人と出会い，‥‥と，あの日あの先生と，全く偶然ハリポタの話をしなかったら，今の私は全くナシなんですよ。

そのBook Voiceが，あの倒産と一緒にぶっ飛んでしまったんですね。現在倒産直前まで担当していた先生と，細々と読み続けていますが，その本が終わったら終りです。NOVAの後を受けたG社は，私の通っていた所はおろか，その沿線は，東京の大動脈の1つなのに，教室1つ開く見込みもなく，先生もG社に就職しませんので，今後はネイティブに本を読んでもらう事は望めません。

しかもなんというグッドタイミング（汗），去年ついに，原書読書の大きな柱だったハリポタが，ついに最終巻を迎えてしまいました。

‥という事で，今年は，ついに，いよいよ，新たな分野を自力で開拓しなくてはなりません。

現在，ハリポタに代わり読書シリーズ化しているのは，Sorrowful Mysteries of Brother Athelstanですね。ついこの間も1冊読み終わったばっかりです。舞台は14世紀後半のロンドン，主人公は，貧しい地域の檀家さん達に慕われる小柄な修道士Athelstanと，愛妻家でワイン大好きおいしいもの大好き，当然体形は(^o^)の王の検視官Cranston卿のコンビ。分野的には一応ミステリーなのですが，推理小説としてより（笑），凸凹コンビそして中世の生活を楽しむシリーズです。

そして，今The Golden Compassを読み始めた所ですが，他にもこんな本達を狙ってます。（既に入手済み＝積読中（爆））

His Majesty's Dragon (Del Rey) 価格：￥ 945（税込） 発売日：2006-03

Beowulf: A New Verse Translation 価格：￥ 1,618（税込） 発売日：2001-02

‥なので，実は当分読む本には困らないのですが（笑），Book Voiceの遺志を受け継ぐには，同じジャンルの本ばかり読んでいてはいけませんぞ。（笑）　という事で，はっきりどの本とはまだ決めていませんが，今までに自分からすすんで読んだ事のないジャンルを，是非最低1冊，取り上げてみようと思います。（あまりデカイ本にすると時間かかるから，小さい本にしろよ（笑））