聖週間の月曜日でもぜんぜん関係のないお話

2017-04-10 19:30:15 | Weblog
こんばんは~、マリーで~す。

聖週間て言っても日本ではほとんど通用しないし、うちのおばはんも一応信者だけどいつもとおんなじよ。朝から晴れたから洗濯物をどっさり洗って吊るしてお昼過ぎまで忙しがってたわよ。明日はまた天気が悪くなるらしいんですって。あの人、気温が下がってくるとまた足腰の具合が悪くなるってこぼしてるけど、そんなの天気の勝手だもん、愚痴られたってどうしようもないんだわさ。

それでも今日はまだ一日晴れてたからあの人、久しぶりに近くの図書館にでかけたのよ。お家の近くには西荻図書館と反対方向に行くと今川図書館ていう二つの図書館があって、杉並区は昔から図書館に関してはかなり充実しているほうなのよね。どっかの図書館みたいな胡散臭い図書館もどきとは訳が違ってるわよ。でも今日はあの人、資料にするものを探しに行ったんじゃなくて、軽い読み物が読みたくなって出かけたみたいよ。

仕事場が西荻にある有名な漫画家さんで、エッセーも面白い東海林さだおさんていう方の、丸かじりシリーズが読みたかったらしいのよね。このあいだ西荻図書館で探したらみんな貸し出し中で一冊もなかったの。ほんでもって今日はちょっと遠い方の今川図書館に行ったわけよ。運よくこっちにはたくさんあったからまとめて7冊借りてきたの。2週間の期限で読み切れるんかって、中身はたいしてないから面白がって読んでればすぐ読み終わっちゃうわ。これが専門書だったりするとそうはいかないけどね。

丸かじりシリーズって、テーマは全部食べ物の話なんだけどよくこれだけ何冊もシリーズになるほど食べ物で話題が尽きないものだって感心しちゃうわよ。なんかさあ、食べ物ってよくよく考えるとやっぱり人間の命にもかかわる重要なことなのよねえ。うちのおばはんはどっちかっていうとかなり太めなんだけど、それも当たり前で、お料理するのも食べるのも好きなのよね。フェイスブックのお友達や知り合いだって教会関係以外はほとんど日経新聞の昔のWEBサイトにあった新日本食奇行のメンバーだった方たちよ。食べることや食にかんしての興味があるのはあったりまえよ。

大地震とか大津波とか火山の大噴火とか非日常的な事件が起こるとたちまち「食べること」と「出すこと」は最大の問題になるのも、それが命にかかわることだからなのよ。美味しいものの話も、非常用の備蓄食のことも水資源の問題も根は一つみたいな感じだわ。食べ物と、きれいな水がないと生きていることができないなんて普段は忘れてるけど、忘れちゃダメな問題なのよね。

で、うちのおばはんもただの食いしん坊のくせに時々は真面目に考えなくちゃって思うと、真面目な本じゃ読む気がしなくなっちゃうから、東海林さんのエッセーあたりを読みながら面倒な話に考えを広げていくってことみたい。日本の食糧事情って本当はすごく大変なのよね。ここでは言わないけど、問題だらけよ。昔の飢饉の時のことも何一つ伝承されていないけど、この先、世界的な規模で何かあったら日本人はどうなるんだろうってあの人、あれでも考えちゃうらしいのよ。考えてどうなるってもんでもないけどさ、考えないよりはいいかもね。

つまんない話でごめんなさい。今日のはなしはこれでおしまい。ほんじゃまたね。