peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市役所前沢総合支所のサラサドウダン(更紗灯台) 2012年5月22日(火)

2012年05月23日 | 植物図鑑

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(下)このサラサドウダン(更紗灯台)は、花冠の先の紅色部分が少し多いように思います。

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2012年5月22日(火)、奥州市役所前沢総合支所に立ち寄りました。支所の裏側(西側)で、前沢ふれあいセンターとの間にある広い道路側(東側)に植えられている数本のサラサドウダン(更紗灯台)が、花を木全体に沢山咲かせていました。初めはベニサラサドウダン(紅更紗灯台)だけかと思っていたのですが、サラサドウダン(更紗灯台)もありました。

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(下)このサラサドウダン(更紗灯台)の花冠の縁の紅色の部分が少し多いように思われます。

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サラサドウダン(更紗灯台) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Enkianthus campanulatus

別名:フウリンツツジ(風鈴躑躅)。深山に生える落葉低木で、高さ4~5mになり、輪生状に分枝する。枝は灰色で滑らか。葉は枝先に輪生状に集まってつき、楕円形または倒卵形で長さ3~6㎝。両端は尖り、縁に細鋸歯がある。裏面の主脈には赤褐色の毛がある。

5~7月、枝先に長さ1~1.5㎝の鐘形の花を総状に多数吊り下げる。花軸には淡褐色の軟毛や開出毛がある。花冠は5浅裂し、裂片は丸い。花の色は帯白色または帯淡黄色で紅色のスジが入り、先端は淡紅色を帯びる。雄しべは10個。花糸は短く、毛がある。雌しべは1個。ガクは深く5裂する。蒴果は長さ約1㎝の楕円形で下垂した果柄の先に直立する。用途:庭木、鉢植え、床柱。分布:北海道、本州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


東京都立夢の島熱帯植物館のテンニンカ(天人花) 2012年5月10日(木)

2012年05月22日 | 植物図鑑

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2012年5月10日(木)、東京都立夢の島熱帯植物館に行ってきました。

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(上)エントランスホールに掲示されている「植物館に咲く花々」の中にテンニンカ④がありましたが、「今が見ごろの花たち」にもテンニンカ④がありました。(下)

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フトモモ科 テンニンカ属 Rhodomyrtus:東南アジア、マレーシア、オーストラリアに約20種分布する。日本には沖縄に1種がある。常緑の低木、または小高木。果実は生食される他、止血剤として、葉は頭痛、腹痛の薬、インドネシアでは未熟果を赤痢の薬とする。

テンニンカ(天人花) フトモモ科 テンニンカ属 Rhodomyrtus tomentosa

沖縄以南の琉球列島、東南アジア(東南アジア熱帯雨林気候区)原生の常緑低木で、高さ2~3mになる。春から夏に芳香のある径3㎝ほどの桃色から紫色の花が咲く。花は数日で退色してしまう。花序に灰白色の細毛がある。葉は対生、長楕円形、長さ5~6㎝、集散花序は2叉分岐する。果実は7~8月頃に黒紫色に熟し食べられる。世界の熱帯・亜熱帯で広く野生化(日本では沖縄県など)し、外来種として問題になっているところもある。英名はRose myrtle,Downy myrtle。

なお、近縁のギンバイカ(銀梅花、ミルテ)のことを天人花と呼ぶこともあるが、ギンバイカは地中海地方原産で、花は白く、耐寒性がある。

 仲間には葉が披針形で7~10㎝と長いホソバテンニンカがある。

[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&下記Webサイトより]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%AB [テンニンカ(Wikipedia)]

http://www.geocities.jp/michi_kba/pink/tenninka.html [テンニンカ]

http://www.botanic.jp/plants-ta/tenika.htm [shu(^^)Homepage,テンニンカ]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/tenninka0.htm [テンニンカ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/tenninka.html [テンニンカ]


東京都立夢の島熱帯植物館のカカオ 2012年5月10日(木)

2012年05月21日 | 植物図鑑

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2012年5月10日(木)、東京都立夢の島熱帯植物館に行ってきました。

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(上)エントランスホールに掲示されていた「植物館に咲く花々」カカオについての詳しい説明がありました。⑧

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(上)「Bドーム・ヤシと人里の景観エリア」:ダイオウヤシとユスラヤシの林の中に、熱帯の家が立っています。屋根はニッパヤシの葉で葺かれた、風通しのよい作りになっています。家の周りにはきれいな花を咲かせる植物や、バナナやマンゴー、カカオなど食べられる植物が多く植えられていました。

夢の島熱帯植物館のホームページには、カカオについて下記の通り記載されていました。

2012年2月16日(木)、花が咲いてから早半年…古代では、神の食べ物と讃えられたカカオ。現在では、チョコレートの原材料として使われていますね。カカオの実はどこに実るのか、また何色をしているかご存知ですか?カカオの実は幹から直接実ります。予想外です。ヤシの実やパパイヤと同じように、枝や葉のつけ根のところから実るとばかり思っていました。まるで「早く収穫して」と言っているかのような位置に実りますね。夢の島熱帯植物館では、例年より多く実りました。カカオの実は、握りこぶし2個分の大きさですが、意外と重量感があります。今はまだ青く、これから熟してオレンジ色になっていきます。是非、夢の島熱帯植物館で実際にご覧になってはいかがでしょうか。(インターンシップ実習生 蝶名林 春香)カカオ開花場所:大温室Bドーム。科:アオギリ科、属:カカオ属、学名:Theobroma  cacao。

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アオギリ(ビッタネリア)科 カカオ(テオブローマ)属 Theobroma :

熱帯アメリカの低地に約20種分布する高木。葉は互生、単葉、その内1種は掌状複葉。花は小さく、腋生の房状または枝や幹に直接生じる。果実は一般に非常に大きく、木質、5室に分かれる。種子は多数。属名はギリシャ語「神の食物」に由来する。

カカオノキ アオギリ(ビッタネリア)科 カカオ(テオブローマ)属 Theobroma cacao

熱帯アメリカ(アメリカ熱帯雨林気候区)原生の常緑低木で、高さは8mほどになる。葉は長さ30㎝ぐらいで、幹に白色の花をつける。果実は20~30㎝で褐色に熟する。果実はカフェインを含み発酵させてココアやチョコレートの材料となる。日陰に強いが温度が必要。実生で殖やす。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]

http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm276.htm [カカオ、カカオノキ、ココアノキ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/cacao.html [カカオノキ]

http://www.geocities.jp/plants_name/cacao/cacao.htm [カカオノキ]

http://infoseek_rip.g.ribbon.to/kitola.hp.infoseek.co.jp/dokusou/cacao.html [毒草:カカオノキ]

http://www.ramble-among-flora-of-miyazaki.com/sub70-43.html [カカオノキ(宮崎の植物散策)]


東京都立夢の島熱帯植物館のピタンガ 2012年5月10日(木)

2012年05月21日 | 植物図鑑

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2012年5月10日(木)、東京都立夢の島熱帯植物館に行ってきました。

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(上)大温室は「Aドーム」「Bドーム」「Cドーム」となっていて、様々な植物が植栽されていますが、Bドームには、エントランスホールに掲示されていた「今見ごろの花たち」にあるピタンガ(実)がありました。

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(上と下)「順路」の矢印に従って歩いて行くと、「Bドーム:ヤシと人里の景観」エリアに熱帯地方にあるようなニッパヤシの葉で葺かれた家が建てられていました。座って休憩できる場所でした。家の周りにはきれいな花を咲かせる植物や、バナナやマンゴー、カカオなど食べられる植物が多く植えられていました。

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ピタンガ フトモモ科 エウゲニア属 Eugenia uniflora Linnaeus

南米の熱帯地方原産の常緑低木で、熱帯では庭木や生垣用によく植えられている。成長は遅いが、最大で8mほどの高さになる。葉は光沢のある緑でやや赤みを帯びる。この葉にはピタンギーナという成分が含まれ、キニーネの代用とされる。白色の花は芳香があり、直径2~3㎝ほどのカボチャを小型にしたような形状の果実が年に数回つく。果実は成熟していないと松脂(まつやに)のような匂いが強いが、熟して赤くなるにつれ甘さが増す。ビタミンC、リン、カルシウムを含み、生食のほか、ジュース、ジャム、ゼリー、アイスクリーム、果実酒などにも加工される。果皮が薄く保管に向いておらず、日本まで輸送されることはまずない。

「ピタンガ(ポルトガル語:Pitanga)」は、ブラジル先住民の言葉で赤い実を意味し、英名としてスリナム・チェリー(Surinam Cherry)、ブラジリアン・チェリー(Brazilian cherry)、カイエン・チェリーなどがある。和名はタチバナアデク、カボチャアデク。中国名は桃金娘科の紅果仔。[下記Webサイトより]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AC [ピタンガ(Wikipedia)]

http://www.geocities.co.jp/nettaikaju/pitanga.html [熱帯果樹写真館:ピタンガ]

http://www.fruitia.net/zuk/pitanga.html [Fruitia.Net~ピタンガ~]

http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/pitanga.htm [ピタンガ(タチバナアデク)]

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AC [ピタンガとは:植物図鑑 Weblio辞書]

http://nisiin2.ti-da.net/c127205.html [ピタンガ:やんばる暮らし 熱帯果樹の記録]


東京都立夢の島熱帯植物館のムニンヒメツバキ 2012年5月10日(木)

2012年05月20日 | 植物図鑑

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2012年5月10日(木)、東京都立夢の島熱帯植物館に行きました。

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(上)植物館の大温室は「Aドーム」「Bドーム」「Cドーム」の3つのエリアがあり、様々な植物が植栽されていますが、「Cドーム」は小笠原の植物とオウギバショウが主になっているようです。

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(上と下)エントランスホールに掲示されていた「植物館に咲く花々」の中に、小笠原固有種のムニンヒメツバキがありました。⑮

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(上)「夢の島熱帯植物館で見られる小笠原固有種の花」

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植物館ホームページの「開花情報」に下記の記載がありました。

http://www.yumenoshima.jp/open.php

2012年5月9日(水)、ムニンヒメツバキが咲き始めました:小笠原固有種であるムニンヒメツバキが咲き出しました。小笠原村の村の花であり、初夏に白い花を枝先につけます。高さ7~8mの常緑中高木で、枝先は上に伸びるため、下からでは見えずらいのが難点です。しかし、植物館ではCドームのテラスから眺めるとちょうど間近に見ることができます。現地では山の中腹にも多く分布し、遠くからでも樹冠が白色で覆われていて目立つそうです。小笠原固有種は比較的目立たない花が多いのですが、この花は大きく見応えがある方だと思います。ムニンヒメツバキ開花場所:大温室Cドーム、科:ツバキ科、属:ヒメツバキ属、学名:Schima mertensiana。

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ムニンヒメツバキ ツバキ科 ヒメツバキ属 Schima mertensiana

http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/oghimetb.htm [ムニンヒメツバキ]

http://www.ogasawara-syokubutusi.com/koyuusyuZUKAN/koyusyuZUKAN/muninnhimetubaki.htm [ムニンヒメツバキ]

http://primula.velvet.jp/yaeyama/muninhimetubaki.html [ムニンヒメツバキ]

http://www.aboc.co.jp/nature/plantname/toyoda_essay.html [ムニンとつく植物:ムニンヒメツバキ(小笠原の植物:Aboc社)]