2012年5月10日(木)、用事があって上京することになったので、前から行きたいと思っていた夢の島熱帯植物館に行くことにしました。
(上と下)JR東北新幹線で東京駅に着き、直ぐに山手線の電車で「ゆりかもめ」の始発駅があるJR新橋駅へ。そして新交通・ゆりかもめ新橋駅改札口へ。
(上)「ゆりかもめ」お台場海浜公園駅は5つ目の駅のようです(310円也)。(下)お台場海浜公園駅の改札口。
(上と下)ゆりかもめ・お台場海浜公園駅を出て、連絡歩廊を歩いていたら、高層マンションの庭と思われる所に植えられていたコクチナシ(小梔子)が、白い花を沢山咲かせていました。この歩廊を下って、「お台場海浜公園」を経て、「史跡公園・お台場」を目指します。
アカネ科 クチナシ(ガーデニア)属 Gardenia:アジアの熱帯、亜熱帯、暖帯に自生する常緑低木で約250種ある。
クチナシ(梔子) アカネ科 クチナシ(ガーデニア)属 Gardenia jasminoides
別名:センプク。最も普通に栽培される種類で日本の静岡以西からインドシナまでに原産する常緑低木。暖地の常緑樹林の縁などに生え、高さ1.5~3mになる。下部からよく分枝し、樹皮は灰緑色~灰褐色。葉は対生し、長さ4~17㎝の長楕円形で革質。縁は全縁で表面は光沢がある。基部に小さな托葉がある。かなり寒さに強いので温帯地域の庭園花木、鉢物として愛培される。
6~7月、枝先の葉腋に白い花が1個ずつつく。花は小輪から大輪、一重、八重咲きで、いずれも芳香がある。香りのためにコサージュ用に大輪、八重咲きの品種を栽培する。品種は多いが日本ではあまり明確でない。葉が黄色斑入りや白色斑入りの品種はよく植えられる。
花冠は筒部が細く、先が5~7裂し、平開して直径6~8cmになる。雄しべは6個。花柱は長さ約4cmのこん棒状でよく目立つ。果実は長さ約2㎝の楕円形で5~7個の稜があり、先に5~7個の細いガク片が残る。冬、黄橙色に熟す。中に小さな種子が多数ある。熟した果実は「クロシン」と呼ばれる色素を含み、染料、薬用、食品の着色料などに使われる。
用途:庭木、公園樹、花材、薬用。分布:本州(静岡県以西)、四国、九州、沖縄、中国、台湾、インドシナ。
大輪で八重咲きの園芸品種をオオヤエクチナシ(大八重梔子)cv.Fortuneanaという。
コクチナシ(小梔子) アカネ科 クチナシ(ガーデニア)属 Gardenia angusta var.radicans
一名:ヒメクチナシ(姫梔子)。クチナシの変種で中国原産。クチナシ(梔子)の品種とする説もある。全体に小型で匍匐性になるので庭園によく植栽されるほかに、鉢植えに最適。葉は倒披針形。花は八重咲きが多い。ほかに’木村四季咲き’cv.Kimura-shikizaki などがある。栽培:繁殖は株分け、挿し木。花期:ふつうは初夏。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「同・日本の樹木」より]
http://kawasakimidori.main.jp/webzukan/kokutinasi.html [コクチナシ]
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/kokutins.htm [コクチナシ]
http://www.neat-garden.co.jp/uekino-en_tenji_jumoku/jt15_kokutinasi.htm [コクチナシ]
http://hananouta.web.infoseek.co.jp/page_thumb1619.html [花の詩ずかん:コクチナシ]
http://hanazukan.hanashirabe.com/xs.php?fid=c1182 [コクチナシ:花しらべ-花図鑑]
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_416.htm [四季の山野草:コクチナシ]