peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町長坂のヤマボウシ(山法師) 2015年5月22日(金)

2015年05月23日 | 植物図鑑

(上)白い花弁のように見える総苞片の真ん中に緑色の花がある。

2015年5月22日(金)、一関市東山町長坂字町の県道19号線(一関大東線・今泉街道)の街路樹として植栽されているヤマボウシ(山法師)が、4個の白い総苞片がよく目立つ花を沢山咲かせていました。げいび大橋(げいび渓口)~東山大橋(コメリ東山店)間。

 ヤマボウシ(山法師)ミズキ科 ミズキ属 Cornus kousa

別名:ヤマグワ(山桑)。山地に生える落葉高木。高さは普通5~10m、大きいものは15mになる。樹皮は赤褐色で丸い鱗片となって剥がれる。葉は対生し、長さ5~12㎝の楕円形~卵状楕円形で、縁はやや波打つ。花期は6月。4個の白い総苞片がよく目立ち、その中心に小さな花が多数球状に集まってつく。果実は秋に赤く熟し、甘酸っぱくておいしい。総苞片が淡紅色のものをベニヤマボウシ(紅山法師)f.roseaという。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より] 


一関市室根町「春の山野草展」のトキワヒメハギ(常盤姫萩) 2015年5月9日(土)

2015年05月23日 | 植物図鑑

2015年5月9日(土)、一関市室根町の室根ふるさとセンターで、むろね山野草の会(小山仁会長、会員47人)の「春の山野草展」[5/9(土)~5/10(日)、入場無料]が開催中でしたので観に行ってきました。

会場入口には室根山の里山の風景をクマガイソウ(熊谷草)などで再現したタテ3m、ヨコ2mのディスプレーが設置されて、「望郷(ふるさと)の群舞」と名付けられていました。クマガイソウが沢山使われていて、これを見ただけでも行った甲斐があったと思いました。

2階の展示会場には、会員が丹精込めて育てた山野草200点以上が展示されていました。それらの中に1鉢だけでしたが、濃いピンク色の花を沢山つけたトキワヒメハギ(常盤姫萩)という名札をつけたものがありました。ヒメハギ科の耐寒性常緑低木です。

 トキワヒメハギ(常盤姫萩) ヒメハギ科 ヒメハギ(ポリガラ)属 Polygala chamaebuxus var.grandiflora

ヨーロッパ原産の耐寒性常緑低木。樹高は10~20㎝。花径は1㎝。花色は濃ピンク色。花期:4~6月。特徴:枝はよく分枝して横に広がり、蝶形花をつける。鉢物が早春に流通。育て方:日なたを好むが、暑さに弱いので夏は半日蔭がよい。水はけのよい用土を好む。多湿を嫌うので乾燥ぎみに管理。根詰まりしやすいので花後に植え替える。寒さに強い。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

 http://minhana.net/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%8F%E3%82%AE [トキワヒメハギ(常盤姫萩):みんなの花図鑑]

 http://happamisaki.jp-o.net/flower/t/tokiwahimehagi.htm [トキワヒメハギ:花と観葉植物(葉っぱの岬)]

 http://www.amazon.co.jp/%E5%B2%A9%E5%B4%8E%E5%9C%92%E8%8A%B8-%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%8F%E3%82%AE/dp/B00J1A74ZE [トキワヒメハギ:岩崎園芸]

 


一関市室根町「春の山野草展」のフロックス・ピロサ/ミニ花忍 2015年5月9日(土)

2015年05月23日 | 植物図鑑

2015年5月9日(土)、一関市室根町の室根ふるさとセンターで、むろね山野草の会(小山仁会長、会員47人)の「春の山野草展」[5/9(土)~5/10(日)、入場無料]が開催中でしたので観に行ってきました。

会場入口には室根山の里山の風景をクマガイソウ(熊谷草)などで再現したタテ3m、ヨコ2mのディスプレーが設置されて、「望郷(ふるさと)の群舞」と名付けられていました。クマガイソウが沢山使われていて、これを見ただけでも行った甲斐があったと思いました。

2階の展示会場には、会員が丹精込めて育てた山野草200点以上が展示されていました。それらの中に淡青紫色の花を沢山つけた「ミニハナシノブ」という名札を付けたものが3鉢ほどありました。ハナシノブ科ハナシノブ属のフロックス・ピロサという名の耐寒性多年草のようです。

 フロックス・ピロサ (Phlox pilosa) ハナシノブ科 ハナシノブ(ポルモニウム)属 Polemonium spp.

北アメリカ原産の耐寒性多年草。草丈は20~40㎝。花径は2~3㎝。花色は淡ピンク、淡青紫、白。花期は4~6月。特徴:甘い香りと優しい花色が魅力。地下茎で年々大株になる。育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。高温多湿を嫌うので、風通しのよい石組みの間や斜面などが適する。冬は地上部が枯れるが、寒さに強い。春か秋に株分けで殖やす。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]