2015年5月9日(土)、一関市室根町の室根ふるさとセンターで、むろね山野草の会(小山仁会長、会員47人)の「春の山野草展」[5/9(土)~5/10(日)、入場無料]が開催中でしたので観に行ってきました。
会場入口には室根山の里山の風景をクマガイソウ(熊谷草)などで再現したタテ3m、ヨコ2mのディスプレーが設置されて、「望郷(ふるさと)の群舞」と名付けられていました。クマガイソウが沢山使われていて、これを見ただけでも行った甲斐があったと思いました。
2階の展示会場には、会員が丹精込めて育てた山野草200点以上が展示されていました。それらの中に2鉢だけでしたが、紅紫色の花を沢山つけた「カタクリモドキ」という名札をつけたものがありました。サクラソウ科の多年草です。
カタクリモドキ(片栗擬き)サクラソウ科 カタクリモドキ属 Dodecatheon meadia
アメリカの東部から中部の高原や草原のやや湿った所に生える多年草。高さは30~50㎝。日本へは昭和時代の初期に渡来。花茎を伸ばして、紅紫色の花を下向きにつける。花びらは反り返る。開花時期:3~6月。根際から生える葉は楕円形で、ロゼット状となる。花の後にできる実は果(熟すと下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名:プライドオブオハイオ(pride of Ohio)。属名のドデカテオンの名でも流通している。別の英名はシューティングスター(shooting star)で「流れ星」の意味がある。属名のDodecatheonはギリシャ語の「dodeka(12)+theos(神)」(オリンポスの12神)からきている。種小名のmeadiaは「草原の」という意味である。[下記Webサイトより]
http://minhana.net/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AD [カタクリモドキ/みんなの花図鑑]