2015年5月1日(金)、一関市大手町にある浦しま公園に行きました。水天宮通り側の出入口に近い所に建っているにしき庵の傍にユズリハ(譲葉)の木が沢山植栽されていて、それぞれ沢山蕾をつけ、花を咲かせていました。
ユズリハ(譲葉) トウダイグサ科 ユズリハ属 Daphniphyllum macropodum
新葉が開いてから、後を譲るように古い葉が落ちることからこの名がついた。山地に生える常緑高木で、庭や公園などにも植えられている。葉は正月飾りに使われる。高さは5~10mになる。葉は枝先に集まって互生し、長さ15~20㎝の狭長楕円形で、縁に鋸歯はなく、表面は深緑色で光沢があり、裏面は白っぽい。葉柄はふつう赤いが、緑色のものもある。花期は5~6月。葉のつけ根に長さ4~8㎝の花穂がつく。雌雄別株。
花には花弁も萼片もなく、雄花は雄しべの赤い葯が目立つ。雌花は子房が緑色であまり目立たない。果実は長さ1㎝ほどの楕円形で、秋に藍黒色に熟す。分布:本州(福島県以西)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]