peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「花と泉の公園」のボタン(牡丹)・花心(はなごころ) 2015年5月8日(金)

2015年05月08日 | 植物図鑑

2015年5月8日(金)、「花と泉の公園」(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)のぼたん園に行ってきました。明日(5/9)から始まる「ぼたん園開園20周年・ぼたん しゃくやく祭り」[5/9(土)~6/7(日)]を前に観てきました。 

パスポートは例年だと3000円のところ、「ぼたん園開園20周年記念」ということで、2000円の特別価格で販売されていたので、先ずは購入しました。これからは時間を気にせず気軽に何度でも出入りできます。祭りの期間中山野草展も行われるようですので、また直ぐ行きたいと思っています。

この日は、昨年行かなかった日本ぼたん協会指定ぼたん見本園から見ることにしました。この見本園は、ぼたん(牡丹)の品種の保存を目的に設置されたもので、日本ぼたん協会の指定を受けているのは、島根県八束町とここ花泉の2か所だけだそうです。http://www.hanatoizumi.jp/botan.html [ぼたん園:園内案内図ほか] 

(上)ぼたんハウス:休憩施設。ぼたん・しゃくやく祭り期間は「総合案内所」として、また、ピザやそば・うどんなどの食事や、ソフトクリーム、コーヒーなどの軽食も提供しております。花泉町観光協会・発行の「花と泉の公園 ぼたん園芸図鑑」(初版 平成16年4月、価格:1,000円)も販売しています。(下)

(上と下)ぼたん園:このボタン園には、併設の日本ぼたん協会指定見本園と合わせて306品種が植栽されているそうです。

 ボタン(牡丹)ボタン科 ボタン属 Paeonia suffruticosa

中国原産の落葉低木。古くから根を薬用にし、唐の時代には観賞用に庭園に植えられるようになった。高さは1~1.5m。葉はふつう2回3出複葉で、臭気がある。花期は5月。花は直径25~30㎝で、一重から万重咲きまである。花の色はピンク、紅、紫、白などがある。黄色のボタンは中国産のキボタン(黄牡丹)P.luteaとの交雑品。寒ボタンは2季性のものを特別な栽培法で初冬の頃に開花させるもの。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 

ボタン(牡丹)・花心(はなごころ)赤紫系、八重、中輪、中生種。[花泉町観光協会・発行「花と泉の公園ぼたん園芸図鑑」ほかより]


一関市県立磐井病院のエニシダ(金雀枝) 2015年5月7日(木)

2015年05月08日 | 植物図鑑

2015年5月7日(木)、一関市県立磐井病院/南光病院の出入口通路の山側の裾に植栽されているエニシダ(金雀枝)が、枝いっぱいに鮮やかな黄色の花を咲かせていました。

 エニシダ(金雀枝)マメ科 エニシダ属 Cytisus scoparius

エニシダの仲間は地中海沿岸地方やヨーロッパに分布し、欧米の代表的な花木のひとつ。日本でも鮮やかな黄色の花が咲くエニシダをはじめ、花に赤いぼかしが入ったホオベニエニシダf.andreanus、花が黄白色または白色のシロエニシダC.leucanthusなどが栽培されている。また、園芸店でよく見かけるヒメエニシダは、エニシダより小形で、枝や葉に毛が多く、花は穂になって咲く。花期はいずれも4~5月。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 


一関市東山町「唐梅館公園」のフデリンドウ(筆竜胆) 2015年5月6日(水)

2015年05月08日 | 植物図鑑

フデリンドウ 根生葉はごく小さい。この仲間は日が陰ると花を閉じてしまう。

2015年5月6日(水)、一関市東山町長坂にある「唐梅館公園」に行きました。西本町から竹沢・西磐井里に通じている林道を通って、道路の最高点までマイカーで行き、そこから館跡まで散策しました。散策路の近くに小さなフデリンドウ(筆竜胆)が、青紫色の花を咲かせていました。

 フデリンドウ(筆竜胆)リンドウ科 リンドウ属 Gentiana zollingeri

 つぼみの形が筆の穂先に似ているのでこの名がついた。日当たりのよい所に生える2年草。高さは5~10㎝になる。ハルリンドウ(春竜胆)と違って、根生葉は小さく、ロゼット状にならない。茎につく葉は長さ1㎝ほどの広卵形でやや厚く、裏面はしばしば赤紫色を帯びる。4~5月、茎の先に青紫色の花が数個集まって咲く。花は長さ2~2.5㎝で、花びらと花びらの間に小さな副片がある。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 


一関市県立千厩病院のフクロナデシコ/シレネ・ペンジュラ 2015年5月7日(木)

2015年05月08日 | 植物図鑑

2015年5月7日(木)、一関市千厩町千厩にある県立千厩病院に行きました。正面玄関の前に造られている花壇に群植されているフクロナデシコ/シレネ・ペンジュラが見ごろを迎えていました。淡ピンク、濃ピンク、白の3色の花がありました。

 フクロナデシコ(袋撫子)/シレネ・ペンジュラ ナデシコ科 シレネ(マンテマ)属 Silene pendula

地中海沿岸地方原産の1年草。花が開くと、次第に萼が膨らんで袋状になることからこの名がある。花の色や形が桜に似ているので「サクラマンテマ」ともいう。茎や葉には縮れた毛があり、高さは20~30㎝になる。葉は対生する。花期は4~5月。花は直径1.5~2㎝で、ピンク、紅紫色、白色などがある。[山と渓谷社発行「山渓ポケト図鑑1・春の花」より]