peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のミズキ(水木)の花 2012年7月11日(水)

2012年07月11日 | 植物図鑑

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2012年7月11日(水)、名勝・猊鼻渓(一関市東山町長坂字町)入口の道路沿いにある公衆トイレの前に植えられているミズキ(水木)が、白くて小さな花を沢山咲かせていました。砂鉄川は鮎(アユ)が採れる川なので、その供養のために「鮎の供養碑」が建てられていました。

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ミズキ(水木) ミズキ科 ミズキ属 Cornus controversa

別名:クルマミズキ。山地に普通に生え、高さ10~20mになる落葉高木。枝を扇状に四方へ拡げ、階段状の独特の樹形になる。樹皮は汚灰色。若枝は無毛で丸く、冬は赤味を帯びる。葉は枝先に集まって互生し、長さ6~15㎝の広卵形または広楕円形で全縁。先端は短く尖り、基部は広いくさび形。裏面は伏毛が密生し、白っぽい。側脈は6~9対。葉柄は2~5㎝。

5~6月、枝先の散房花序に直径7~8㎜の小さな白い花を密につける。花弁は狭長楕円形で4個あり、平開する。雄しべは4個。雌しべは1個。果実は核果で直径6~7㎜の球形。10~11月に黒く熟す。核の先端に孔がある。和名は樹液が多く、特に春先に枝を折ると水のような樹液が滴ることによる。中国名は灯台樹。用途:庭木、街路樹、建築材、新炭、食器、箸、下駄、杖、こけし、印鑑など。分布:北海道、本州、四国、九州、アジア東南部。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]