peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市銅谷町のサルビア・スプレンデンス 2012年7月27日(金)

2012年07月27日 | 植物図鑑

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2012年7月27日(金)、一関市銅谷町の「銅谷民区花壇」に沢山植えられているサルビア・スプレンデンスが、燃えるような緋赤色の花を沢山咲かせていました。この場所は、古街道の「追分」だった所のようで、「追分碑」が大事に保存されていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.7.42.990N38.55.49.410&ZM=8 [一関市銅谷町(地図)

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シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia :多くは熱帯から亜熱帯に分布し、900種以上に及ぶ大きな属で、わが国にも10種3変種が分布している。宿根性の種が多いが、ときに位一、二年草から木本性低木になるものまである。茎は直立もしくは斜上し、縦線と毛耳がある。葉は全縁、歯牙縁、または羽状全裂し、花苞葉は苞に変わることが多い。花は両性唇形花で群生し、穂状、総状、円錐花序をなすが、まれに腋生する。萼は卵形、円筒形、釣鐘状で2裂し、上唇は全縁または3歯をもち、下唇は2深裂する。花筒は萼に対して超出または内在し、縁辺は2唇裂する。雄ずいは花筒の喉部に着生し、完全雄ずいは2。痕跡雄ずいは花粉がなく、バネの役目をして、昆虫の運んできた花粉を受粉させる仕組みをしている。

サルビア・スプレンデンス シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia splendens

ブラジル原産で、スカーレット・セージscarlet sageともいう。一、二年草で、草丈1m、直立性で、基部は木化する。葉は長さ7cm、1花穂の長さ20cm、2~6の小花をつける。小花柄は外花筒弁12mm、内花筒弁22mm、上唇13mm。この種から現在の園芸品種の多くがつくられている。花期:7~10月。

主な園芸品種:白色の’アルバ’cv.Alba、濃いバイオレットから紫色の’アトロパープレア’cv.Atropurpurea、濃い赤色の’アトロサングイネア’cv.Atrosanguinea、赤と白の2色’ビカラー’cv.Bicolor、矮性でコンパクトな多花性早生系統で白、ピンク、ローズ、パープルなどの花色がある種子系の’ドレスパレード’cv.dressparade、草丈が大きく、大輪花の’グランディフローラ’cv.Grandiflora、早生極矮性で密生し、スカーレット色で種子系の’スカーレット・ピグミー’cv.Scarlet Pygmy、四季咲き性の’センパフローレンス’cv.Semperflorens、矮性で密生し、多花性で開花期間がが長く、種子系の’セント・ジョンズ・ファイアー’cv.Saint John's Fire、また’ドレスパレード・若姿’cv.Dressparade Wakasugata、’スカーレット・シグナル’cv.scarlet Signal、’シズラー・ラベンダー’cv.Sizzler Lavender、’フェニックス・パープル’cv.Phoenix Purpleなど。

栽培管理:繁殖は種子。最低気温零下1.1~4.4℃。十分に気温が上がってからポットなどにタネを播き、本葉が7~8枚になったら日当たりと水はけの良い場所に定植する(4~5月)。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]


奥州市水沢区黒石町のヒマワリ(向日葵) 2012年7月26日(木)

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2012年7月26日(木)、奥州市水沢区黒石町長根の国道343号線沿いの減反中の田圃と思われる所に群植されたヒマワリ(向日葵)が、沢山花を咲かせていました。上の画像は、東北新幹線黒石トンネル下り出口付近。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.13.4.450N39.4.58.710&ZM=&MT=%E5%A5%A5%E5%B7%9E%E5%B8%82%E6%B0%B4%E6%B2%A2%E5%8C%BA%E9%BB%92%E7%9F%B3%E7%94%BA%E3%80%80%E9%BB%92%E7%9F%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB&from=ocn_Default&SH=&sw=1 [奥州市水沢区黒石町の地図]

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(上と下3つ)同じ品種と思われる沢山のヒマワリ(向日葵)に混じって’オータムビューティー’cv.Autumn Geautyという名の園芸品種も花を咲かせていました。

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キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus:主として北アメリカに約70種が分布する一年草、または多年草。属名は「太陽の花」の意。太陽の方向を向いて咲くといわれ、「向日葵」の名があるが誤り。種子のように言えるのは正確には痩果で、食用油や飼料となる。日本へは江戸期に渡来した。別名:ニチリンソウ。

ヒマワリ(向日葵) キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus annuus草丈1~2.5mになる強健な一年草。7~9月に茎端に大きな花を咲かせる。頭花の径は大きなもので30cm以上になり、舌状花は黄色で筒状花は黒紫色。

草丈30~50cm、矮性で頭花15cmほどで多花性の花壇用品種、草丈1.5mほどで頭花15cm前後の切花用品種、極早生で草丈40cmの鉢物用品種など多数育成されている。花色は舌状花の基部が黄褐色で複色のもの、黒に近い赤やクリーム色、蛇の目模様などもあり、花形は完全八重咲きのものなど咲き方も様々で、花粉の出ないものもある。

園芸品種に、’太陽’cv.Taiyou、’オータムビューティー’cv.Autumn Beauty、’サンビーム’cv.Sunbeam、’サンゴールド’cv.Sungold、’サンリッチ・レモン’cv.Sunrich Lemon、’テディー・ベアcv.Teddy Bearなどがある。

栽培管理:移植を嫌うので、4~6月頃暖かくなってからタネを直播きし、間引いて育てる。吸肥力が旺盛なので、特に鉢植えは水や肥料を切らさないように管理する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]