薬を飲み忘れないようにしないとね

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初の完成品としての国産防衛装備品輸出、フィリピン向け警戒管制レーダー

2020年09月05日 | ミリタリー

河野太郎防衛相は8月28日の記者会見で、
対空レーダー4基の輸出について、
三菱電機とフィリピン国防省との間で契約が成立したと発表されたそうです。
日本・米国・イスラエルの提案の中から日本が選ばれました。 固定式警戒管制レーダーJ/FPS-3MEが3基と、
移動式対空レーダーJ/TPS-P14MEが1基。
受注総額は約100億円。
F-35の1機分にも満たない契約ですが、
日本が進む防衛装備品輸出は、
攻撃兵器ではないこのようなものが向いていると思います。
といっても他に海外で競争できそうな物って…
 
固定式警戒管制レーダーは、
を元にした輸出型だそう。
弾道ミサイルを追尾するための能力向上が行われ「改」が付いたので、
フィリピンでは必要ない能力なので、
お安くするため外されてるでしょうね。

J/FPS-3改といえば我が家からも見える、
脊振山分屯基地でも使われているレーダー。
基地モニターの時、レーダーそのものを見られる機会があったのですが、
階段を登らないといけないので断念しました…。
見た方に聴くと黒い板って言われてましたが。

移動式対空レーダーはJTPS-P14を元にした輸出型。
陸上自衛隊の高射特科が使用しているもので、
高射特科では73式大型トラックに積んでの使用。
最低でも300km以上の探索距離があるみたいです。

コメント (12)
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