本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

今宵は満月

2012-08-02 | ADHDだけど部屋の大掃除
『不要なものを手放すのに最適な時』とお友達からメールが来たので
『不要なものがあり過ぎて一日じゃ終わりません!』 と、返信しました。

整理するのは物に限らず、考えや、感情、人間関係・・・なども同様だそうで。

その人のお家に先日お邪魔した時、私が
「結婚前に付き合った人の写真は全て処分したけれど、
北海道にツーリングへ行った時のだけはフエルアルバムに
今だったらPCで簡単に手に入る様な写真や文字などを雑誌から選んで
切った貼ったしながら、一冊の本の様に作ってしまったので捨てられない」

という事を、話の流れで相談したんです。

ものを処分するというのは本当に自分の内面と向き合うという作業で、
捨てられない背景にどんな心理があるのか、よく考える必要があるんですよね。

と、まあ断捨離の本に書いてるような事ですが
改めてお互いに、それをウンウンと納得しながら、

『自分が今死んだとして、遺品を整理する夫や子供達にそれを見られてもいいか否か』

という基準でもって捨てたら良いのじゃないかという結論に達しました。

ああ本当にそうだなあ、大事なのは「今」だしなあ。
この分厚いアルバムが捨てられないのは、この先バイクに乗る可能性が低いから
バイクに乗っていた時代の自分を丸ごと失いたくないのと、一冊の作品にしてしまったからなんだ。

そういう訳で、家に戻ってから彼女に
『自分なりに区切りがついたので、古い日記から処分を始めたよ』
とメールして、その言葉にウソ偽りはありませんが、肝心のアルバムが未だに部屋から発掘されていません。

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