本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

ADHD徒然(1)

2010-06-06 | PDD(広汎性発達障害)
自分が独身の時にしていた仕事は
事務やCADオペレーター等、何の仕事にせよ
室内で机に向かってする内容のものばかりだったのですが、

家に帰ってお風呂に入ると、
何故か体中のあちこちに青アザが出来ているのをよく見付けました。

それを見て当時は
「ドカドカと物にぶつかるのに気付かない位、私は一生懸命仕事をしているんだ」
と、単純に馬鹿な悦に入っていた自分でしたが、それは勘違いでした。

子供を生んだ後、身の周りが急に自分にとって
未曾有の忙しさになった時に初めて気付いたのですが、
私は家事の最中でも、急げば急ぐ程、とにかく物にぶつかりまくっている。
洗った食器を急いでしまおうとしては毎回も棚に手や指を強打している時にアレ?と思いました。

「私は、手前の物が全然見えていないのだ」

視覚的に見えないのではなく、
単に見落としが大きいのですね。
それが原因での一番大きな失敗は自動車事故で、
その時は左やや後方から来る車が、本当に全く見えていませんでした。

その後にも一度、全く同じ状況で
車同士ぶつかりそうになった事もあります。
さすがに子供を同乗させる様になってから車での不注意は激減しましたが。

「そんな程度の事は誰にでもある」 と言われてしまうと
自分の障害(というか生活で感じる不自由さ)を説明する時に一番困るのですが、

取り敢えず私の場合は心理テストのWAIS-Ⅲの結果でも
確かに能力のバラつきが大きかったので(標準偏差の15以上)、
恐らく不注意優勢型のADHDの傾向はあるのだろうと自己認識しています(診断はPDD)。

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