本棚の裏の小部屋

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はぁあああっ???

2014-11-12 | 愚痴・悩み・ストレス・毒づき
帰宅してPCを開いたら
非常に不愉快な記事を発見。


◆配偶者控除の見直しをどう考えるか◆
ダイヤモンド・オンライン
2014年11月12日(水)08:00 出口治明 [ライフネット生命保険(株)代表取締役会長兼CEO]

配偶者控除は、1961年(所得税。個人住民税は1966年)に導入されたものであるが、
その背景には、冷戦構造下における「キャッチアップ型モデル」「人口の増加」「高度成長」
という3点セットがあり(いわゆる1940年体制)、終身雇用の男性の雇用者と無職(もしくはパート)
の妻からなる「片働き世帯」が「夫婦世帯」の典型かつ大多数を占める家族モデルとなっていたという特別な事情がある。

言うまでもなくこのような特別な状況は歴史的世界的に見れば極めてガラパゴス的であって決して普遍的なものではない。
人間は動物であって、動物は成人すれば自分のご飯は自分で稼いで食べるのがごく普通の状態である。
実際、世界のほとんどの先進国では、男性も女性も共に働くことが一般的であり、
女性の社会進出が進むと出生率が高まるというデータもある。
もちろん、そのためには、子育てをしながら安心して働ける社会環境の整備が必要であることは言うまでもない。


>人間は動物であって、動物は成人すれば自分のご飯は自分で稼いで食べるのがごく普通の状態である。

では、高齢で介護が必要なお年寄りや、障害者の方々などは自然淘汰されるべき存在ですよね。
そういう人や赤ちゃんのお世話をしている専業主婦も、自分で稼いでないという理由で普通の状態ではない。
その論点でいくと、ニートや引きこもり、生活保護受給者は存在意義が無いので、死罪でも良いくらいですかね。
例えばゲイの方などは、いくら成人で稼いでいても子孫繁栄に反していますが、それでも動物としては普通なのか。

動物と人間を一緒にして何かを例えるのは、おかしな事ではないですか?
たったこの一文で、どれだけの人を不愉快にさせ、敵に回すか、人の上に立つ方ならもっとよく考えて頂きたいです。


>女性の社会進出が進むと出生率が高まるというデータもある。
↑ 少なくとも日本はそうじゃないですよ。
大抵の会社は働いている母親に全然優しくないので、子供を産む気持ちが無くなるのは当然じゃないですか?

>もちろん、そのためには、子育てをしながら安心して働ける社会環境の整備が必要であることは言うまでもない。
↑ 「言うまでもない」などと、取り澄ました言い方をしている場合ではなく、
だから、その大前提がまず全く整ってないから今の状態があるんでしょ?子供をどこに預けて働くのか教えて下さーい。