日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

国慶節に思う

2009年10月01日 | 比較文化
10月1日。中国は建国60周年を迎えた。10時に天安門で祝賀行事が始まった。車、人は極端に少なく、やはりTV放送を見ているのだろう。例によって花火、爆竹も・・(余計なお世話だが、誰が??? 共産党員だろうが)

何といっても、注目は軍事パレード。行進で動くのは、手と足だけ。見事なものだった。新兵器がずらりと並び迫力満点だ。

でも、目的はなんだろうか? 国民に見せるため? 海外に軍事力を鼓舞するため? 確かに各国の軍事専門家はしっかり見てることだろうが・・

この軍隊は共産党のために動く。民族56の国、国民であっても、共産党に逆らえば見せ付けた軍事力が最後は動くぞ! ってことか?

現在、軍の兵力は北京に集中している。ここを攻撃されたら? 地方を攻撃されたら? だから警備が厳しくなるのだろう。 でもどうして、マッサージ、カラオケなのか?

中国国民はこれを見て国家に誇りを感じるのだろうか?

これだけ動員すると、食事、トイレ、宿泊は? 誰が、どのようにして統率してるのか?

一文字で目立ったのは・・党 国家 社会主義。あったぞ、“国民に仕えろ”

観客席に(一般の人は入れないのに)軍服が目立った。家族らしきものと。

感心しながらも、どうでもいいようなことを考えた。

個人的には、あれだけの団体行動(演技)を見せつけられると、個の存在がいかに小さいかを思い知らせた。

「国慶節おめでとう」のメールが来るが、さて? これってどう返事するものだろう? 次は「中秋節おめでとう」だが・・・・ 理解できない。






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