日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

バナナも折れる

2012年11月27日 | 大連生活

開業予定日が二転三転しながらも、いよいよチケット販売が始まった高速鉄道だが、ここに来てやっと中国人も信用したみたいで、よく話題にでてくる。 たぶん、自分がいつ乗るか、何処に行くかを楽しみにしている事と思う。 

無論、私の周りでもハルピンの氷祭りを・・・ 当然出るのだが、いつ? まさか春節の時? あの世界最大の人民大移動の時期に、まして開通初年度の・・・・ ぞっとする。 私も行ってはみたいが、運良くチケットがとれても、ホテルは? 行けば何とかなるかもしれないが、なにせマイナス40度。 何とかならなければ死の世界。

マイナス40度の寒冷地での高速車両は世界初。 地面の凍結2mほどを想定しているらしい。 確かに技術があるのだろうが、工事は突貫工事並み、管理監督が末端まで行き届いているのやら。 凍結したバナナは折れる。 私も鉄の仕事だが、鉄とて割れる。 

速度は冬の間は200kmに落としたそうだ。 勇気ある決断。 最初から言えばいいのに。 しかし、200kmの衝撃は? 現在テスト走行が行われているものの、マイナス40度にはなっていない、未知の世界へいきなり挑戦となる。 そうとうな神経を使っている事だろう。



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