日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

エレベーターも命がけ

2012年11月01日 | ハプニング

高層ビルが竹の子のごとく増え続けている。 当然エレベーターは不可欠となるのだが、これまでも、乗っている時に、異常な振動やドアが開いた時に大きな段差で飛び降りたとか・・ ここまでの経験は私でもある。 幸いにも?

過日、他社に出向いて帰る時、エレベーターに乗ろうとしたら、『そのエレベーターはこの前落ちたよ。 私は乗ってました。』 まじっ? (開発区の開業3年以内の中国銀行周辺の細長いビルの話) 幸い緊急停止で、どうも4階から3階程度で止まりはしたようだが、しばらく缶詰。 ぞっとする。

今日のニュースで 《老朽化や点検費用削減で-中国当局が警告》 との報道。

『建築ラッシュ、建物の老朽化に伴い、エレベーター事故が急増すると警告。 中国では、年間20%のペースでエレベーターが増加。 死亡事故発生率は1万台=0.2人と、一部先進国レベルに達しているという。』 なにっ? 先進国も同様なのか。 これには驚いた。

ちなみに、2011年の中国のエレベーター事故件数は57件、うち死者数は42人。 報告されたもののみだろうが。 原因は明らかだ。 メンテナンス不足! 中国人は苦手だからねぇ~。 むろんそんな技術者がいるわけがない。 たぶん引き抜き合戦が激しく展開されていると思う。 それに負けたビルは? 今後が大変だ。

エレベーターは長距離バスよりも危険な乗り物だったか・・・・ もしかしたら、事故率はNO,1では? 箱の中だけに安心と錯覚するだけ。 一本(?)のワイヤーで吊り下がっている。 工事中のエレベータの穴を上からのぞいたことがあるが、落ちたら確かに死ぬ。 防衛策? 階段を歩くしかないのだが。



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