日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

大胆に! 五彩城再構築 (案)

2012年03月13日 | 比較文化
開発区と言えば、“五彩城”と言われる程。 本来、開発区は日系をメインとした外資系企業が数多く、メーカーを中心とした産業区。(今ではインテルがNo,1)  ちなみに英語ではレインボータウンと看板がある。 虹が7色なのは日本だけ。 中国では虹は5色だからこうなる。 五彩城は七色の街という訳だ。 博多の中洲、北海道のススキノと言ったところ。

普通、海外に行けば現地人が飲み食いする場所によそ者(外国人)がお邪魔するというパターンながら、五彩城に限っては、日本人が現地人で中国人はよそ者的感覚。 飲食店ではどこの店でも日本語が通じ、実に不思議なスポットである。 

とはいえそれは以前の話。 最近は、中国人はもちろんの事、西洋人、韓国人も結構多く、すでに単独支配下にはない。 どうしても飲むと(飲まないでも)元気な中国人、2~3倍の人数に感じるから不思議。 食事の店には家族連れも、ここ数年で大きく変貌している。 ただ、侵略されたわけではなく、迷惑がるのは大きな勘違い。

海外にある日本人街といわれる場所は? 
本来、日本人街と言うのであれば、国際(文化)交流の場所ではないのか? 単に飲み屋街ではむなしい気がする。 せっかく外地に日本人を対象とした街があるのであれば、むしろ中国人が入り込んで国際交流・・・ 長崎の中華街では中国の春節にあわせ、ランタン祭りが開催されるように。 これが本来の姿であろう。 

タイで言えば、タニヤとパッポン。 ここは明らかに飲み屋街。 日本人が行く店と西洋人が行く店と明確に分離。 しかし、共倒れで日本が目立つことは無い。

しかし、ここは独断場、日本(人)のイメージが悪い。 日本人は仕事もするが、酒・カラオケ(女性)・・。 五彩城は日本人街でありながら、日本のイメージアップにはつながっていないようだ。 

私が人事のように言う資格があるのか・・・ 絶対にない。 それはそれで当たり前。 ただ、五彩城=日本人のイメージが強いだけに困ったもの。

夏になれば、いたるところで踊っている。 せめて五彩城の広場では日本の祭り、踊りを見たいもの。 いっそ、盆踊りでもやってみたら。 日本のイベントの開催は見たことがない。 せっかくのスポットを活かしてないのは日本人自身。 飲みに行くだけだから吸い上げられる。 飲む、食べるだけの場所ではなく、もっと文化交流的な場所に変貌してもいいような気がする。 この地で阿波踊り、ヨサコイ、竿灯・・・ 見てみたいし、中国人にも見せてあげたい。 

大連にはいろんな県人会があるようだが、(残念ながら私のところは無い)飲み食いだけでなく、一度企画されたらいかがだろうか? ID、ビブレ等のミニコミ誌の関係者の方、“日本の祭り”のイベントを主催されたらいかがだろうか? 各県派遣事務所の方、観光誘致を目的に地元の祭りを五彩城で再現されたらいかがだろうか? 各企業の広報担当者の方、集客は間違いない・・・・ (即売も可能、見落としてませんか?)

いずれにしろ、日本をテーマとしたイベントの場所として最も活かせる場所であることは間違いない。 



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