何を今更と言うほどに身の回りには日本料理店は多い。 ただ、日本でいう、ステーキ、ハンバーグ、スパゲッティー、ドリアなどチーズ系の料理等々の洋食屋さんは意外と少ない。 では、カレーはどちらに入るのか? 日本料理の店には確かにあるのだが、そこであえてカレー? 私は躊躇するところだ。 実際、親父さんが多いと言うこともあろうが、意外と注文する人は少ない。 ましてや、ハヤシライス、オムレツはメニューでも見たことがない。
カレーと中国を考えると、食べ方は絶対に合うと思う。 皿一枚にご飯の上にかけてスプーンで食べる。 一般の中国料理もよく見ると、料理をご飯の上に乗せて、ぶっかけ飯的な食べ方が多い。 でも、カレー味が浸透していないのだろうか、全く市民権を得ていない。
ラーメンは? 麺の食文化は確立しており、中国式ラーメンは安くて一般的メニュー。 日本式ラーメンもさほど抵抗はないようだが、やはり高い。 私が知る人は、というかテーブルにおいてあるから一般的かもしれないが・・・・・ 日本式ラーメンに“酢”を多めに入れる。 味見したがとても日本人が好む味ではないと思う。 (あの酢は餃子用に置いてある?)
中国人は人が集まる時には餃子を食べる習慣がある。 わいわいがやがやみんなで作り、肉も野菜も入っていると言う理由で、餃子だけ食べる。 作る過程は別として、カレーも肉も野菜も入っている。 大量に作れる点では簡単だ。 やはり定着すべき料理だと思うのだが。 中国人に聞いてみた。 カレーを入れるとみんな同じ味になる。 一ヶ月に一度食べれば十分。 ?? カレーをいろんな料理で広げようということか?
実は、あるカレーメーカーの誤算。 カレーよりも“わさび”が予定以上に売れるとか。 定着すると日本の使用量の比ではないそうだ。 わさび、からしは日本人の使用量はしれている。 中国では積極的にいろんな料理に使っているようだ。
ハウス食品が中国でカレーを拡販するそうだ。 上海のカレーの認知率は60%、購買率は25%くらい。 上海でこれだ。 確かに待ち受ける市場は大きい。
私にとってカレー・ハヤシライスは保存食。 大量に作り冷凍、いつでも食べれるし、飽きも来ない貴重なメニュー。 ハヤシライスがポイント。 開発区ではあまり見かけない。
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