京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の選挙時間」

2019-07-21 09:22:41 | 時計修理

7月21日 またまた雨が降りそうな曇りの日曜日。弘法市と選挙が重なった日になりました。
京都の小売業は「選挙とマラソン」日は閑散日になります。
一日暇つぶしの日。
最近投票率が40%台に落ちてくるとその都市伝説も変わってきて百貨店は普段通りの集客数になったようです。

今朝早々、出勤前の8時台にも関わらず投票所は私と若い人二名だけで閑散としていました。
10名以上の監視委員さんたちに囲まれるとなんとなくおろおろしてしまいます。
投票所のある下京区は自民党の地盤なのか?以前住んでいた上京区とは雰囲気が違う。
上京区の場合は町内会の大事な行事に出席できたよ~!と晴やかな気分でした。重い下京区の息苦しさにびっくり。

特に下京区で働いている皆さんは派遣、非正規社員比率が全国ワーストクラスなので選挙どころでなくお疲れの様子です。
今回の選挙は大切なメディアも伏せる「憲法9条を守る」選挙です。投票に行くか?戦場に行くか?の選択選挙。

ところが途中から年金問題にする替えた電通、博報堂の争点を隠す手法は見事にはまって棄権率が高くなりました。
「その日暮らし」の20~30歳代の人が老後の年金を当てにするはずがないのだ。
また年金は逃げ水のように消えていくものだと覚悟を決めている人がほとんどで家業が収入が固定化されている政治屋に期待をしていない。

「北方領土が戻るためには戦争しか手段がない」当たり前のように言う維新の政治家がいました。
そんな政党は維新の本音を慌てて隠したかったようですが本人はけろっと議員を続けています。
「いつも政党内では普通に主張して来たことをいきなり否定されるのか?」今一つ理解不足なので議員を辞めない。

「憲法改正」の目的は9条を変えて戦争ができる国にしたいのでしょう。
自衛隊を公認してドイツ並みの徴兵制を導入するのが目的か?そのためにまずアリのひと穴を開けることだ。

京都市長さんが京都アニメの大火災の最中に必死に選挙応援するほど優先順位の感覚が私たちと違う。
間違いなく人の命より選挙で勝つことを優先する人たちであることが解ります。
普通の人なら梯子をもって現場へ駆け出したくなるのが当たり前でしょう。
所詮「ごまめの歯ぎしりだ」
それでも一票を投票してきた。牛車に向かってカマを振り上げる蟷螂山町の縁者なのだ!

写真はセイコー・クレドール。特別で大事な日にはこれを忘れない。
今日は選挙の日。自分が持っている最高の時計をつけて投票に行きましょう。
時間が後戻りしないように歯を食いしばってでも前へ進めましょう!








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