京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のうずくまる粋」

2019-07-11 09:46:00 | 時計修理

7月11日木曜日 雨。
祇園祭期間中 花見小路ミシュラン星三つの「美登幸」がもらい火?焼失したそうです。
100年続いた老舗でも焼けるのだ。もらい火はどうしようもないが焼けたらまた立ち上がればいい。

陶器の中でも河井寛次郎「うずくまる」がいい。
千本釈迦堂陶器市が終わると次は清水焼陶器市が始まります。
「うずくまる」の後は「立つ」しかないその一瞬の姿勢がいい。

何度の何度も地面に打ち付けられるような時計師の仕事。
コケてもすぐに立ち上がる癖のようなものが身についています。
やれやれぇ~昨日もクレームだらけだった。
自分のミスならまだまし、カシオG-SHOCKの電池交換時期が早いとクレーム。
ロレックスが週二分も進むでぇ~どうしてくれる!
写真の気温差時計も結構クレームを受けた。
私が販売したり造ったりしたらそりゃ~謝るところですが理不尽じゃ~。

夏は日時計がいい。板に描かれたユニーク格言が面白いのです。
「太陽がなければわたしはなにも示せない」そりゃ~そうじゃ~。
「嫁さんがいないと何もしめせない」今日は嫁さんが女子会で夜は放し飼いなのだ。やっほ~!

プロバンスの格言。
「陽気なトカゲさん おまえの陽ざしを 満喫なさい
時間はたちまち 過ぎていく そして明日は 雨かもしれない」

今日は四条室町「鶏鉾」雨の鉾立。
祇園祭は神事です。鉾立の日は邪魔にならないように室町通りは避けます。
この期間中は神様をあまりがっかりさせないように気を使いたい。

家庭ごみを捨てる場所もこの期間中50メートルほど山鉾のない場所になります。
今日から夕方18時までの営業です。お早めにお越しくだされえ~。






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