京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のいざこざ時間」

2019-07-05 09:34:26 | 時計修理

7月5日週末の金曜日でおじゃ~!
昨日は久しぶりやらかしたミス。電池交換後の時刻合わせを10分間違てセットして渡してしまいました。
デジタル電波クロックの見間違い。
夏に多いミスです。皆様も気を付けて暑さに対応しましょう。

最近時計の価格がわからないものが多くなりました。
バイヤー時代に取り扱っていないモデルが増えているのも要因です。
先日久しぶりに新京極の時計屋さんに入ってびっくり!このモデルはこんな安物だったのかぁ~!
一見高価そうに見えるので慎重に取り扱っていたのがなんと1万円。
逆のパターンではディーゼル、ニクソン。今度からへへ~っ!と頭を下げて取り扱うことにする。

平成時代に価格が混乱したアイテムでは時計、メガネ、靴と政治家。
急激に価格が下がりました。
靴はマルイのデザートブーツが4年目に入るがしっかり使える優れモノでした。長崎の急坂のお墓掃除に見事に対応しています。価値あるね~と感動。
メガネは先日購入のJ!NS。
 なんと8000円の眼鏡にびっくり。今度のお休みにサングラスを買いに行こうかと思うくらいびっくり価格でした。
日頃工房に引きこもっているので世の中の流れからおいて行かれていたようです。

時計も同じ。
私の仕事が「神様のお仕事」から「消費者の仕事」に替わったのが昭和時代。
当時の通産省へ時計店出店届け出で理由を「消費者利便のため」と書いていました。
当時、時計は社会を守る重要な仕事から安価なクオーツ時計になった。
当時消費者のための仕事に変わったのだと寂しくおもう。

ところが平成に入ると「時計は株主のお仕事」に変わった。会社は株主のためにあると聞いてがっくりときた。
株主のためならそこそこやっていればいいのだ。使わないで消えた有給休暇が恨めしい。
ソーラー電波の時代に入ると時計は使い捨てアイテムに変わった。
時計を作る人も使い捨て派遣社員から工場ごと中国へ移ってしまう。

「神様」「人間」「お金」とどんどん下世話の目的へ移り変わりました。
工房のお客さまも同じように「神様のアイテム」「大事な受験、仕事用のアイテム」「お金持ち証明のアイテム」など様々です。
昔ロレックスは売れた理由の一つ。
世界中どこでもお金に困ったら時計を質に入れたら日本に帰れる。
強盗に襲われたらロレックスを放り投げて反対の方角に逃げて助かる。そんな都市伝説がありました。
今ではロレックスを持っているだけで襲われる要因になるらしい。
今のビジネスマンはソーラー電波の使いすて時計に限るよ~という。

平成時代、一番の値下がりは政治屋でしょう。
この影響で投票率が40%を切ることになった。投票所まで出かける価値がある政治家不在時代になった。
なぜか海外へ遊びまわった挙句北方四島の二島は失った。戦闘機ばかり大量に売りつけられた。香港の民主化運動は無視。
従軍慰安婦騒動で10億円あっさりだまし取られて文句一つ言えない。
G20では成果がないのにはしゃぎすぎが目立つ。
こんな人たちが首相の国だ。

京都でも今回、一生懸命モリカケ隠しで頑張ったアベノおぼっちゃまべったりさんが立候補しましたね~。
あの国会効果で立候補者の写真を見るだけでうんざりする。
皇室まで利用した森友詐欺事件では簡単に騙されたおぼっちゃま夫婦のわきの甘さにうんざりでした。

今回も投票所への足取りは重いね~。
100円ショップのサンダルでもはいてペタペタと行きましょうかね~。
昔、投票所へ正装して行った時代がありました。投票日は昭和生まれの私も服装に気を付けます。

貧乏人の私でも投票権をもちます。これを勝ち取るまでの歴史を考えるとどうしても行くしかないのだ。
今回は京都名物なつかし「虎フン」へ恩返しの平和維持選挙。
憲法9条を守りたいね~。
平和である時間もあとわずかでは寂しものです。
今日は週末の金曜日。タバコを吸える居酒屋も少なくなりました。
仲間がタバコ休憩で表に出ている間の5分間。手持ちぶたさの飲みすぎ被害をどうしてくれる!
文句を言いたい時計師なのだ。



コメント
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