京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のほっこり時間」

2019-06-25 09:31:39 | 時計修理

6月25日火曜日。天神市の日。
晴れ。先日のホコリアレルギーが続いて入口は閉じたまま。
眼も顔も腫れたままだが遺品整理業者さんを恨めない。辛いお仕事でしょうね~。
いいお天気が続いてさわやかな風で気持ち良い一日なのに残念です。

ところで来年の東京オリンピックが楽しみ、東京ではチケットが入手できないほど大変な人気とか!
私の場合、オリンピックには興味がないが開催期間中に京都から観光客が消えるのがうれしい。
この期間に嵐山、醍醐寺へ出かけよう!「鬼の居ぬ間にほっこり命の洗濯」
バスや地下鉄から迷惑外人が消える。
その後民泊バブルが消滅する。いいことずくめです。

近年のマンションラッシュ。四条通り周辺のオクションなど高級マンションが立ち並んでいます。
同時に外人観光客目当ての排気設備の貧弱なオープンカフェ、屋台も並ぶ。
店からの肉を焼く煙で高級マンションでは窓が開けられないそうだ。

自宅周辺の路地裏にもゲストハウスが乱立してきた。
2メーターほどの狭い路地にパンツ姿、部屋の使い捨て紙のスリッパ姿で表へ出てくる。
通行人をにらみつけながらタバコを吸っている中国人。
夜中の二時過ぎ丑三つ時に大声が静かな街並みに響き渡ります。窓を開けて寝ているのでいきなり目が覚める。
ケンカをしてるのか?とにかく中国人は声が大きいのが特徴です。
これから暑いシーズンに窓を開けて寝られないのでは地獄の京都。またタバコの火による火災が心配だ。
京町家では生火は使わない習慣があって隣近所に煙で火災の心配をさせない気配りがあります。
観光客にはそんな理屈は通らない。

工房を立ち上げたころ資金稼ぎでに風呂洗いのアルバイトをやっていました。
外人観光客が去った後は時間給の一律料金が恨めしい。
仕事はとにかくハードだ。
カップ麺のスープまで風呂に中に捨てる。
家電製品の空箱、着古した衣類やらバスタオル、シーツまで湯船に投げ込んで出ていきます。
水にぬれたタバコの吸い殻は臭いが抜けないのでうんざり。
客が持ち込んだダニ、蚤を自宅へ連れて帰るので家族から総すかんに合う。
会社を辞めて京都へ戻ってきた自分を責める毎日でした。

上京区から下京区に引っ越した私たち家族は「観光客誘致」京都市政で詐欺に遭ったような気分です。
「金を使わない貧乏客しかこない」京都。富裕層は伊勢、有馬へ逃げた。

終の住まいと決めて引っ越した矢先、近所にボコボコと出来たゲストハウスにはかなり悔しい。
逆に工房周辺の外人観光客がいない久我神社付近はほっこり天国なのだ。
これからこの地域がクローズアップされるか?
工房に来てくれる外人さんは大学職員など貴重な定住者です。
京都の外人さんと観光客の見分けが困難ですが交通難所の北区まで遡上できた外人さんはお得意さんになるのだ。

とにかく東京オリンピック騒ぎでは開催期間が楽しみです。
途上国ではあるまいし今更、オリンピック聖火リレーに浮かれているメディアは残念だが外人さんをきれいに引き連れて行ってほしい。
笛の代わりに聖火でハイドパイパーする。「ハーメルンの笛吹き男」の現代版だ。
明日は水曜日。
不規則営業になります。午前中10時から2時までは営業します。
先週水曜日はお休みさせていただきましたので何とか営業します。お待ちしておりますよ~。












コメント
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