京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の自慢話」

2019-06-27 10:01:25 | 時計修理

6月27日木曜日。雨の日。
まもなく祇園祭が始まります。今年は創設1150年目の節目の年と京都市はPRしています。
山鉾町の住民としては大騒ぎしてほしくない、事故事件が心配です。
ちょうど宵山に当たる日が信長の本能寺の変が起きた旧暦6月一日の新月。
ただでさえ不作法な観光客が急増している中での開催には自然とナーバスになってしまいます。
本音ではあまり大騒ぎしないで静かなお祭りをしみじみと楽しんでほしい。
京都市は観光客誘致で1150年を記念いしたいようです。
できるなら九州あたりからやってくる修学旅行生に来てほしい。ただしこの期間は宿泊施設、飲食店の価格は高騰します。
「京都人」のお祭り価格でいけずぶりを非難されるがほとんどの経営者は大阪、東京のよそさん。
ほとんどの京都人は店を閉めてお祭りを支えるのです。

上京区,北区の住民はこの期間、混雑を避けて四条通りを控えるので百貨店などの商業施設の売上は下がります。
現役時代、夏の繁忙期に全店の中で京都店だけがしょぼんと蚊帳の外。なんとも悲しい7月の量販期でした。
百貨店へ出店する場合祇園祭りリスクを考えたい。

7月1日の切符入から17日の先祭り山鉾巡幸まで一気に進みます。私は静かな「あと祭り」新町通り。
本来の祇園祭の気分がします。
先日町内の回覧板に厄除け粽の注文も回ってきた。顧客や親類に配るためにあらかじめ数の手配します。
去年のように早々と売り切れて私の自宅用粽が売り切れて嫁さんから怒られることにならないように気を付けます。
山鉾町の特典は「厄除け粽」無料配布分の1本だけであとは一般人と同じなのです。
また山鉾町に入居する際に祇園祭協力金を支払うのでご注意くだされ~。そこでケチってはいけない!

京都の中心部山鉾町に住んでいるのが自慢になる街。会所詰めの当番やら自宅前の清掃などはひそかな楽しみの一つでもある。
長崎高島炭鉱育ちの私がのちに京都・山鉾町を住まいにできた。
日本で一番のお祭りに呼ばれて参加できるのだから夢のようなサクセスストーリー奇跡を実感できる日です。

昨日北大路ビブレのテナントJINSで祇園祭用のメガネを買ってきた。8000円。
以前の会社ではメガネの扱っていたので私はセミプロ。
そこで、価格の安さもびっくり、難しい技のナイロールの取り付けも若い女性が目の前で器用に取り付けてくれてびっくり!
もたついて出来なかったら私が代わりにやってあげようと気合を入れていた。今では私たちじいさんたちの出番はなりました。
せめて電池交換時の裏蓋開けの技術を披露しましょうね~。
今日は雨の日。
6時30分受付終了、7時まで営業。傘と時計は忘れないようにお越しくだされ~。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする