京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のリリパット時間」

2019-06-30 09:25:27 | 時計修理

6月30日日曜日。大雨。日本最古の行事「夏越の祓」の日。
半年間の穢れを払う行事です。
G20たこ焼きサミットも大阪中の交通規制で大阪中の時計売り上げを吹き飛ばして終了。
大騒ぎの割には何も残らなかったのが悔しいという。

「リリパット王国」はガリバー旅行記で出てくる小人の国。
もちろん東洋人のデフォルメでしょう。
ガリバーが上陸して驚かせたのが鉄砲と時計。
16世紀に種子島に伝来したのも鉄砲と時計。
その後堺で時計産業が発達したが徳川時代になるとご禁制品になってしまう。
望遠鏡、馬車、飛行機、外洋船、時計など近代文化の芽がことごとくつぶされた時代です。

特に時計はさらさらと一日中止まることなく動いている機械にびっくりしたリリパット王国の人民。
もし、本能寺の変で徳川家康も明智光秀から討たれていたら?らっきー!
まもなく旧暦6月1日(西暦7月15日)がやってくる。
タイムマシン・デロリアンに乗って歴史を変えてみたいものです。

歴史を変えたいのが1941年12月の日米開戦。
開戦時の東条内閣を潰したら岸信介氏の孫の安倍晋三は生まれていなかった。ついでに森友、加計学園の獣医学部もなかった。
さらについでに私も生まれてこなかった。めでたしめでたしのタイムパラドクスです。

それにしても今回のG20サミットではたこ焼き、串カツのようなファストフードのPRばかり目立って本来の大阪食い倒れの魅力が発信できなかったようです?
それぞれ帰国後「リリパット国」お話のお土産はすぐに忘れられてしまうことでしょう。
外交のアベノおぼっちゃまはまたこれで失敗。トランプから高額な戦闘機ばかり売りつけられてしまいました。

難民が大嫌いなトランプさん。今日は朝鮮半島南北の壁を見に行くようです。
メキシコ国境の壁造りの参考にするつもりかと思う。
アメリカの代表的な時計のメーカータイメックスは北欧移民が創った会社です。
元々移民の国。先に入った富裕層の移民国家が貧困層の移民を攻撃する社会。
タイメックスを見るとその稚拙な造りでも味がある設計にアメリカらしさを思う。
タイメックス・アイアンマンを着けてトライアスロン競技に出ると終わりころには水が入る。
そんなクレームがありました。
今日は雨。
とかげになって一日暮らす日になりました。
時計の旋盤仕事はこの湿度が高い状態ではできない。

支払いはすべて終えたし電池や材料は来月分まで確保した。
のんびりした一日を送ります。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする