『崖の上のポニョ』／最高！最高！

●『崖の上のポニョ』を見ました。
宮崎駿監督の作品はすべて観ていますが、最近の『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』は、やや難解で謎解き的な面が増えすぎて、う～ん、と思っていました。

　　　　　　

■『ポニョ』は逆に実にストレートに表現されていて素晴らしく分かり易い、良い作品に仕上がっていると思いました。
序盤のスピード感、中盤からの迫力のある海の荒れ方。
後半の非現実的な世界に引き込まれるまで、あっと言う間ですね。
しっかり者の『宗介』、天真爛漫で一途な『ポニョ』が丁寧に描かれていますね。

　　　　　　

◆『人魚姫』をモチーフにしているのは明らかですが、テンポよく、そしてほのぼのとした宮崎ワールドは絶好調ですね。
コンピューターグラフィックスを一切使わず、すべて手書きの色鉛筆的なタッチが優しさを出している。

★ＮＨＫのメイキングドキュメントを見ました。
宮崎監督は天才的な才能に加えて、本当に命を削っているくらいなひた向きな努力で作品を作っている。

宮崎監督も高齢になってきましたから、これ以上の作品は望めないかもしれない。
若手アニメーターの育成にも熱心で、厳しい指導は有名ですね。
監督の哲学が伝わってジブリが素晴らしい作品を作ってくれることを望みます。

▼オマケ
映画館には子供たちもたくさん観ていたのですが、とにかく”おとなしい”？
もっと「わー」とか「スゴイ！」とかの声が出てもいいと思うのですが・・・？
あまりうるさいのも、邪魔な時があるけど、少し盛り上がりが欲しいですね。

地球の表面のモグラ叩き？

●28日に各地で１時間に100mmを越える「ゲリラ豪雨」が発生し、その被害は甚大である。
特に愛知県では過去の被害を受けて積極的に対策をしてきたにも関わらず、その想定を上回る豪雨であった。
都市型豪雨は一箇所に集中するし、逃げ場も無いから、かつての霞堤などの工法を使うこともできない。
都市部では排水管工事も容易にはできないし、行政としても頭の痛い現象でしょう。
　　　
　　　　　　　　【８月29日21時の天気図：全国的に雨、雨】

■さて、近年何故ゲリラ豪雨がかくも多く発生するようになったのであろうか？
これも一連の異常気象の一端なのでしょうか？
特に私が気になるのは、中国がオリンピックの開会式に合わせて打ち上げた1000発以上の「消雨弾」の影響は無いのでしょうか？
数年前から実験していたと言う報道ですし、これが地球に影響を与えない訳が無いと考えるのですが。

◆地球の大気圏など本当に薄っぺらく、薄い薄い風船の皮の様なものなのです。
黄砂が舞えば日本はすぐに黄色い空になる。
その中には、口蹄疫だろうが、鳥インフルエンザだろうが、何の検疫もイミグレーションも関係無くフリーパスでやってくる。
中国の煙突から排出される煤煙は、即、日本にも光化学スモッグをもたらし、酸性雨を降らせる。
　　　　　　　
　　　　　　　　【誰が地球を喰い物にしているの？】

★地球は本当にひ弱でデリケートなのです。
日本から2000km余りしか離れていない北京上空で、ヨウ化銀などの化学物質を大量にばら撒けば、環境はバランスを崩すのが当たり前。と考えるのが普通ではないでしょうか？

風船のあっちを押せば、こっちが盛上がります。
地球の雨量の総量は一定のゼロサムゲームなのです。
地球は本当にひ弱なのだから、丁寧に扱って欲しいですね。

チキンラーメン／50周年！

●８月25日は世界初のインスタントラーメン”チキンラーメン”が発売されて50周年！
”ヌードル・パパ安藤百福さん”　が敗戦後の闇市でラーメンの屋台に行列ができるのを見てインスタントラーメン開発のヒントとしたのは有名ですね。

■50周年を記念して、チキンラーメンを買ってきました。
改良の第２弾のＷ玉子ポケットは、白身、黄身がうまく乗っかる。
50年変わらない味は懐かしいし、今でも全く改良の余地が無い美味しさ！
素晴らしい世紀の大発明ですね。

◆イギリスのロック歌手”エルヴィス・コステロ”が６月に百福さんにリスペクトして『ＭＯＭＯＦＵＫＵ』と言うアルバムを発売した。
昨年、96歳で百福さんが亡くなると欧米ではその功績を称えるブログが多く現れたそうです。
学生時代にカップヌードルを食べながら勉学に励んだ人々が欧米にも多かったのは意外です。
『ＭＯＭＯＦＵＫＵ』のジャケットのクレジットには「He fed those who study」（彼は学ぶ者を食べさせた）とある。

★インスタントラーメンは現在世界の約44カ国で年間916億食も消費されている。
箸を使って食べるアジアの食べ物を、百福さんのアイディアでフォークを使うことによって世界の食べ物にした。
ラーメンを”人類は麺類”と言うまでに広めたのです。

台湾出身の呉百福さんが苦労して、庶民に安くて美味しい食べ物を安定して供給したいと頑張った努力が実ったのです。
日本政府を始めとする権力による差別に非常に苦労されたようですが、私欲を捨てた献身的でバイタリティーあふれる生涯に敬意を表します。

ニンテンドウの功罪

●ニンテンドウを始めとするゲームの罪は非常に大きいと思う。
そのひとつは、あまりにリアルにできているために、仮想と現実の区別がつかなくなっている事でしょう。
特に、物を壊す、人を殺す設定が多く、実際に人を殺すことに抵抗が無くなってしまう。
これは少年期の人格完成の時期に大きな悪影響を与えると思うのです。
　　　　　　　　

こんな話しを思い出しました。
昔、催眠術講座に通った時に、事前に絶対にしてはいけないことを注意された。
女性の服を脱がせてはいけない。他人に危害を加えさせてはいけない。
催眠状態の人間にナイフを持たせて他人に射せと命令しても、深層心理がブレーキをかける。
しかし、あれは人形です。人形にナイフを射しなさい！と言うと簡単に射すそうです。
わき道にそれました。

要はバーチャルと現実の区別がつかないために、常識では考えられない凶悪犯罪が立て続けに起きている。

■もうひとつは、運動をしなくなったこと。
何時間もテレビ画面を見続けて、全く動かない。
小学生の時期に屋外を走り廻って、鍛えられる筋力と運動神経が全く鍛えられず、大人になっても体力が無く、我慢することができない。
　　　　　　　

◆さて報道によると「ニンテンドウWii」が欧米の中高年者にブームを巻き起こしているとの事。
興味深いのは、ブームの中心はボウリング、テニスなどの体験型ゲームとの事。
これは実際に身体を動かして、得点を競うもので、「Ｗｉｉパーティー」と称されているらしい。

身体を使い、実際にあるゲームをするのですから、前述の運動不足、バーチャルと全く反するものですから、大賛成です。
ニンテンドウＤＳは私も購入して、中国語会話のスキルアップのために使っているがこれも問題なく使える素晴らしい商品です。

★ニンテンドウのブランド価値は日本企業で第５位です。
今まで、個人的には恥ずかしい文化の輸出ととらえていたのですが、これで少々汚名が払拭できれば良いのですが。

数字で説得する技術

●↓この広告を見てください。とにかく数字が目立ちますね。
数字で表現しようとする最近の広告の典型ですね。
○秒に１個売れているとか、○割の人が認めているとか、数字のトリックではあるのですが人を引き付けますますね。


■なんだかんだ言いながら、この表現に乗せられてすぐに注文してしまいました。
しかし、ポイントを的確にまとめていて、非常に分かりやすい良い本です。
　　　　　　　　　　　　

◆特に役にたったのは「聴く力」
少し訓練すれば「話す力」は人が聞いてくれる程度にはアップするし、楽しい。
しかし人の話しを聴くことは、自分の知識が多くなればなるほど概ねつまらないし、忍耐が必要になってきます。
そんな時に相手を盛り上げ、内容を引き出し、さらに自分のペースに引き込むのには非常に訓練とノウハウが必要ですね。
ここで役に立つのは「ヘソ聞き」。
相手が話す時には、おへそを相手に向けて、ヘソで聞くようにすると、話し方の印象は非常に良いようです。
その他にも、役に立ち使える内容がたくさんありました。

★私はデジタルやアーティクルが大好き！
要点を３つにまとめなさい。なんて表現は大好きなんです。
会社で結論と要点を簡潔に述べるトレーニングは鍛えられてきた。

「仕事のできる本」「整理整頓ができる本」「時間を作る本」などはすぐに飛びついてしまう。
これらのスキルアップ本は焼き直しで期待はずれの物もあるが、とにかく読み続けて自分に刺激を与え続けなければならない。
少しでも自分のスキルをアップさせよう！

▼オマケ：
「５力男」が「５時から男」に誤変換された。（入力間違いですが）
５時から男なんて言葉ありましたね。
今も５時になると飛び出して行く人なんか、いるのでしょうか？

オリンピック 雑感

●オリンピックが24日に無事終了した。
心配されたテロ、大気汚染などのトラブルは無く、ひとまずほっとしている。
聖火リレーの時からトラブル続きで、会期中も必ず事件が発生すると予想していたのですが・・・。

中国共産党側からすれば、徹底した報道規制が功を奏したのでしょう。
何も無かったのはうれしいのだが人的被害がでない範囲で、デモンストレーションが行なわれ中国、世界的に虐げられているマイノリィティーの現状が問題提起されれば良かったと思っている。

■さてオリンピックが”平和の祭典”などと言う能天気な催し物では無いことはいまさら言うまでも無く、ユダヤイルミナティーによる大衆愚昧政策にまんまと乗せられて、世界中がコントロールされているのです。
ユダヤの力で唯一制圧できていない中国勢力も、国民の不満や理性を骨抜きにする術は知っている。

■国威掲揚、商業主義、様々な利権が渦巻く裏の面ばかりが垣間見られて、鼻につく。
当然、競技や結果にはほとんど興味が無いが、世間一般常識程度は持ち合わせていないといけないので、新聞で結果等は知っている。
印象に残った場面と私見を記録しておこう。

■開会式：賛否両論あるのですが、私はチャン・イーモウ監督の作品が大好きなので、基本的に大きく評価しています。
「LOVERS」「HERO」にも見られる原色を大胆に使う作風は非常に美しく感じます。
最近では北朝鮮でしか見られない一糸乱れぬマス・ゲームも大好きなのです。
しかし、やっぱり長かったね。特に入場行進は考えなければ。

「口パク事件」いかにも中国的ですね。
「見た目が良い子と歌のうまい子がそれぞれを分担するのが何が悪いの？」と思っているのでしょうね。
「少数民族の子どもたち偽装事件」これも同様に、「何でいけないの？」なんでしょうね。
中国のグローバル・スタンダード化は今回急速に進歩したといって良いでしょう。
しかし、所詮・・・、やめておきましょう。

■マラソンのワンジル選手の優勝は大きく評価します。
持って生まれた素質はあったのでしょうが、それを優勝に導いた原点は、本人のいうように「我慢、我慢」でしょう。
ケニア生まれ「日本育ち」の彼の我慢は並大抵では無かったと思います。
　　　　　

1988年出版の赤瀬川隼の「ブラック・ジャパン」を思い出した。
ソウル・オリンピックの最終日、胸に日の丸をつけた黒人がマラソンで優勝！
これは日本国籍を剥奪された台湾人の復讐劇の策略によるものです。
大胆な設定で当時の常識のイカガワシさを着いた名作です。

★とりとめなく書いたのですが、テロや不満分子の動きを封じ込め、競技運営にも目立ったミスも無かったのですから、まず成功したと言えるでしょう。
一見華やかな宴は終わりましたが、これからが本当に国際化できるか否かの正念場でしょう。
世界的な景気減速は中国バブルに終止符を打つことでしょう。
貧富の差、少数民族との調和、政府幹部による利権の独占と汚職問題。
様々な問題を解決し、世界をリードする国際社会の一員となって欲しいものです。

急性リンパ管炎

●23日からとにかくダルイ！
喉が炎症を起こしているから、単純な風邪だと思っていたが異常にしんどい。
日曜日の夜はしっかり寝たのに、ダルさが取れない。
発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、何とか午前中は仕事をしたが、ダウン！
どうも医者に行った方が良さそうだ。

■かかりつけの医者に行くと「急性リンパ管炎」との診断でした。
原因は先週の土曜日に、半袖のＴシャツ、靴下を履かずに農作業をしたために、トマトの枝と小石で傷つき、そこから雑菌が進入したようです。
多分連鎖球菌かブドウ球菌でしょう。
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　【足が痛くて歩けない】

　　　　　　　
　　　　　　　　【満身創痍の腕：写真撮るの苦労しました】

◆それがリンパ管を通って全身に回ったようです。
腕のリンパ管が赤く変色し、腫れている。
疲れもあったし、抵抗力が無かったようです。

本来なら、熱が出ることにより病原菌を死滅させて、自然治癒力で回復させたいところですが、悲しいかな時間が無いので薬に頼らなければなりません。
抗生物質：フロモックス、鎮痛剤：ボルタレン座薬、消毒：アクリノールを処方してもらった。
アクリノールは３時間置きに張替えなければならないから結構面倒です。

★やはり年をとると抵抗力が低下してくる。
無理をしないこと、疲れた時にはしっかり休むこと。
ここの所、無理をし過ぎた。
アルコールは肝臓に負担がかかるから、飲まないこと。
飲む場合も、適量を守り、仕事、運動に影響が出ないようにしなければ。

完全にオーバー・ワークです

●週末のスケジュールはいつもタイトで、まさに分刻みでこなしていかなければなりません。
時系列でざっとあげると、

■23日
８時～：ネギの植え替え。先を切って植え替えることで、柔らかくおいしくなるのです。
耕運機が無いので、人力で耕すのはかなりの重労働なのです。
11時～：友達がデジカメを買うので、お付き合い。
時々新商品をチェックしておくのは大切なこと。
12時半～：知人の葬儀に参列。とても悲しいです。
渡来人まつりの会計締め。
17時半～：民団の納涼会参加：いろいろな情報交換と親睦。
19時～：まろ：青応会と言うグループで30年ぶりに大学の先生を囲んでの会の名簿つくりとタイムスケジュール作成

24日
６時～：廃品回収の新聞準備
９時～：公民館掃除
10時～：空手練習
13時～：諏訪大会申し込み作成
15時～：会社資料作成
17時～：穂高に移動
18時～：前松本大学学長の別荘にて渡来人まつり反省会。
22時～：会社資料作成

◆体調が悪いです。
睡眠不足と筋肉痛。
風邪も引いている。
仕事でもトラブルが発生し、解決策に頭が痛い。

★明日は完全にブルー・マンディーです。
仕方がない。泣き言を言わずに頑張るしかないですね。

朝には紅顔ありて、夕には白骨になれる身なり。

●知人の葬儀に参列しました。
享年60才。あまりに早い御逝去でした。
天寿を全うせずに西方浄土に旅立った方の葬儀に出ると、非常な虚無感”諸行無常の儚さ”を感じます。
　　　　　　

■蓮如上人の『「御文書」五帖　白骨章』の一説を思いおこしました。
『朝（あした）には紅顔ありて、夕（ゆうべ）には白骨となれる身なり』
「朝には美しい生き生きとした顔をしていても、夕べには白骨と化してしまう身です」

◆この名文を私は自分なりに現代的に解釈している。

人間の体内には生まれた時から時限爆弾がセットされている。
それは”いつ””どこで””どのような”形で爆発するかは、まさに神のみぞ知るのです。
爆発するのは今日で、脳溢血で当突然死するかもしれない。
爆発する前に、臓器パーツの耐用年数の方が早く来て天寿を全うするのかもしれない。

★この世で唯一確実なことは、人間には必ず死がおとづれることです。
それを避けることはできないのです。

テイクオフした飛行機は必ずどこかに着陸します。
今まで地上に降りなかった飛行機は１機もいない。
無事にソフトランディングできれば、本望ですが、急降下して墜落は嫌ですね。

体内の爆弾がいつ爆発しても良いように、悔いの無い”生き様”を見せて行きたい。

改めて故人の御冥福をお祈りいたします。合掌

身土不二／緑ちょうちん

●『身土不二（しんどふじ）』と言う言葉がある。
仏教用語の【しんどふに】では無く、食養運動のスローガンの方です。
最近、巷で聞かれる『地産地消』の原点に当たります。

■身土不二は『地元の旬の食品や伝統食が身体に良い』と言う考え方の基に進められて来た。
考えてみれば、地元の旬の食材は新鮮なのだから、栄養価の劣化も少ないし、生産者の顔が見えるので、安全・安心が担保されている。

【松本市中町のお店：緑提灯★３つ！】

◆最近、松本市内でも『緑提灯』を見かけるようになった。
赤提灯でなく、安心安全をイメージしたグリーンマークである。
この様な認定制度が発足することは喜ばしいですね。

★国内の食料自給率が１％伸びて40％に回復した。
お米の消費量が延びていることが一番の要因です。
政府は50％を目指した指針を作成すると言うことです。
①安全安心な食料を国民に供給する義務。
②農業優先政策による労働力の確保と景気刺激策。
③有事の際の備え。

これらの観点から、自給率の向上は国家としての最大の使命であると考えます。

「古い電車で新しい語らいの会」

●松本電鉄、上高地線の新村駅で行なわれた「古い電車で新しい語らいの会」主催の「上高地線ふるさとなつまつり」に参加しました。
報道によれば松本電鉄の経営は順調でなく、一刻も早い回復を願うところです。
駅を住民のより所にしようとする趣旨に賛同し応援しています。
イベントでは古い車両を開放していたのですが、昔通学で利用した電車に乗るのは懐かしいものです。　　　　　　　

■昨年までは、日本で一番古い電車「ハニフ号」が保存されていたので、鉄道マニアも多く集まっていて賑っていたのですが、そのシンボルも無くなってさびしい気がします。　　　　　　　

現在、ハニフ号は埼玉の鉄道博物館に展示されていますが、その状態は非常にお粗末で、嫁に出した娘が（だいぶ高齢ですが）いじめられているような気さえします。
何とか改善して欲しいものです。　　　　　　　

【Ｎゲージの模型もリアルです】

◆今回のイベントでは、古い電車に乗ったり、社員が苦労して作製したペーパークラフトも販売されていました。
模型、電車が好きな私としては、即行買い求めて造ったのですが、かなり精密で美しい仕上がりです。　　　　　　　

【これは松電のバスです】 　　　　　　　

【白線流しで有名な駅でのすれ違い】

★上高地線を取り巻く経営環境は決して良くありません。
ここは地区住民の有志が盛り上げて行きたいと思います。
パピーウォーカーによるイメージソングで盛り上げる。
『白線流し』ツアーなども熱心なファンがいると思います。
村の大切な足なので、みんなで盛り上げて行きたいと思います。　　　　　　　

♪人の願いを線路に乗せて～♪

酸素カプセルを体験したけれど・・・

●友人からの紹介で「酸素カプセル」を体験した。
ご存知のように昨年の甲子園の決勝で早実の斉藤選手が延長戦の晩にこれで回復した事で有名になりましたね。
その後、酸素カプセルはドーピングに当るから、高校野球では禁止との通達が出たのです。


最近ではベッカムが利用して、骨折のリハビリに３ケ月は必要と言われていたのに１ケ月で回復したともっぱらの評判のものです。

酸素がドーピングに当るなんて、本来の主旨からはずれるのではないだろうか？
逆に言えばそれだけ効果があると言うことでしょう。

■むかしトライアスロンをしている頃血液ドーピングと言うものがあったことを思い出しました。
自分の血液を保存しておいて、大会の直前に輸血するのです。
血液が増えるから、当然酸素運搬量が伸びるので、劇的な効果があったらしい。

◆酸素カプセルはかなり怖いのです。
ちょうど棺おけのようなカプセルに入るのですから、閉所恐怖症の方は無理でしょう。
装置の中は爽やかな雰囲気を期待したのですが、蒸し暑いし、酸素を送るコンプレッサーがカタカタとうるさいし、期待しすぎたのか劇的な効果は感じません。

1.2気圧の高気圧になるのですが、気圧が上がるにつれて何回か”ミシッ”と言う音は怖い。
耳がスキューバダイビングした時のように痛くなります。
鼻をつまんで耳抜きをするのですが、どんどん気圧が高くなるためか、なかなか抜けません。

★よく眠れたので、それなりに疲れは取れたような気がします。
劇的な爽快感は感じられませんでした。
１回では効果は確認できないかもしれません。

幸福な王子／原点

●古本屋で「しあわせの王子」の絵本を見つけた。
この本は私の原点なのです。

■幼い時に、この本を読んで大きな感動を覚えた。格好いいな～。です。

◆自分の存在を無くしてまで他人の幸せに貢献する。
それを助けるツバメ。
そしてみすぼらしく死んでいく。
ここにダンディズムと美学を感じる！

★自分がボランティア活動に頑張っているのは、この本の哲学が根底に流れているからでしょう。
大好きな作家のオスカー・ワイルドについては又の機会に・・・。

夏休みの自由研究「アゲハの観察」

●アゲハの観察をした。最初は家の裏のカラタチに着いている1mm程度の大きさの卵を枝さら持って来て飼育箱に入れる。
数日すると孵化して、小さな毛虫になる。

■毛虫は徐々に大きくなるが、かなりの量のカタラチを食べるので、２日に１回くらい新しい枝が必要になる。
幼虫は徐々に大きくなり、２令、３令と成長していく。

 

◆やがて蛹になるが、新聞紙の上の蛹は褐色に、飼育箱の蓋の上の蛹は緑色になる。

 

蛹になる時には、背中が下になるような方向で硬くなる。
何故なら、羽化する時に、重力を利用して抜け出て、羽を乾かすかららしい。
蛹になってから、約４日くらいで、美しい蝶になって旅立って行った。

 

★子どもの頃から、羽化は不思議だった。
グロテスクな毛虫と美しい蝶は似ても似つかない、全く対極の変身です。
今回はかなりアバウトで、日数も記憶だけなので、来年はしっかりノートに記録してみたい。

韓国の旅⑲／慶州⇒釜山⇒名古屋：総括

●韓国旅行も、いよいよ最終日です。
今回の日程は４泊５日だったが、ひさびさの充実度でした。
宿は行き当たりバッタリで安宿ばかり。
見学先も大体しか決めなかった。
でも、最高の効率で普段行けない場所に行くことができた。

 ■今回の旅の総括をしましょう。

Ⅰ．紗也加の郷は日本人の末裔か？　　
①この説には諸説があるが、とにかく現地の住民は「自分たちの祖先は日本人だ！」と強く信じている。　　
②金の姓が圧倒的に多く、紗也加が金の姓名をもらったと言う伝説に合致する。　　③雑賀衆であるとする説は非常に有力であると思います。

Ⅱ．韓国を旅するなら絶対にバスがお得！　　
ただし高速バスターミナルは数箇所に点在するから、事前に調査は十分にすること。　　
今はインターネットで調べられるから、事前調査は面白いですよ。　　
もっとも日本語・英語は少なく、ハングル文字が読めないと行き先が読めない場合もあるので十分な勉強が必要です。　　
タクシーも日本に比べればかなり安いのですが、韓国国民よりはだいぶ高く、結局はボラレている。　　
しかし言葉に自信が無ければ、これしかない。

Ⅲ．食事が美味しい！キムチ、副食はまさに「薬食同源」です。　　
海岸の近くでは魚が美味しい！　　
ヘルシーで、パワーが出ます。　　
ビールは昔に比べれば、冷えて出てくるようになったし、日本人の好みに合うようになった。
これもグローバル化でしょう。

Ⅳ．宿はモーテルが便利で安くて異国情緒を楽しめます。　　
大体一人3000円くらいでしょう。　　
ホテルではインターネットが大体はできます。　　
今回のために買い換えたDocomoの携帯はメールも電話も快適です。　　
料金もそれほど高くはありません。　　
釜山空港に着いて電源を入れたとたんに、海外での使用方法がメールで届いたのにはビックリ！
しっかり把握されているようです。犯罪やアリバイで嘘はつけませんね。

★久しぶりに仕事のこと、家のことをまったく忘れました。
こういう、プライベートな旅はいいですね。
本当にリフレッシュできた、良い旅でした。
年に１回くらいプライベートな旅ができれば幸せなんだけど。