●7月4日に「新村のホタルを育む会」主催の“ホタル祭り”が行われました。
私は4年前からこの会に所属し、頑張ってきました。
新村せせらぎ公園を作り、ビオトープとしてホタルの舞う環境を整備するところから始まったのです。
ホタルの復活は想像を超えた難しさがある。
ホタルの幼虫の生育もデリケートでノウハウもある。
※を見てください。
★6時からのイベントには70人くらいの方が集まってくれた。

ワタアメを作り、ビンゴを企画し、ホタルの生活史の説明。
子供たちも飽きずに聞いてくれた。

今日は、10匹位が飛翔。
ホタルの光と飛び方には感動がある!!

写真を撮るけど、とにかく難しい。
眼で見るより光量が少ない。

じっとしていない。
被写体が遠い。
だいたい、出来上がりの作品のイメージがない。
今度は動画で“YOU TUBE”にアップした方がいいかな なんて考えている。
辰野のホタル祭りは20年くらいたつのだろうか?
今は大成功で1万匹以上が乱舞している。
新村は4年目。
水温が低い、土が固い、など条件は悪い。
自然の循環が始まるには7年かかると言われている。
今日初めてホタルをみる子供がたくさんいた。
手や肩に何の警戒もなく、とまってくれる。

子供は大喜び。
この感動を、伝えたい。
蛍は環境浄化の最適な指標だから。
※ホタルの生活史の超概略
今の時期にホタルは交尾して卵を産む。
新村のホタルは“源氏蛍”
源氏の方が光が強いし、生命力が強い。
源氏の方が光の点滅が長い。
一つの卵から1000程度の幼虫が孵る。
これを会員が大切に飼っている。
餌はカワニナ。
この繁殖が難しく、当初は業者から高いお金を出して買っていた。
ヒルに喰われてしまう。
小さな幼虫は小さなカワニナしか食べれない。
で、来年の3月まで幼虫を飼育して、川に放流。
6月から上陸して土の中で蛹になる。
で、やっとこの次期に羽化するのですが、羽化してからの寿命は一週間から10日!
セミと同じで、交尾して子孫を残すためだけのあまりにも短い春(?)
飛ぶのは当然オス。
自然界の基本どおりオスは小さい。
一生懸命、光を出してメスを引きつける。
メスは大きくて動かない(人間社会も一緒だって??)
今日数えて、メスが少ないのが気にかかる。