●3月28日に信州紬/松本紬の伝統工芸士「武井豊子」さんの草木染展覧会を観に行きました。
豊子さんとは高校、大学(信州大学繊維学部)の同期生。
私が繊維学部を選んだ理由は李升基博士がビナロンを開発した事を知り、プラスチック関係の素材を開発し、何とか祖国の発展に寄与できないか、と考えたからです。
■彼女は繊維化学工学の専攻だったと思うけど、入学して自分の目指す道と大きく違うことに落胆していたようです。
そんな時、草木染めを知り、即日、学校を退学し、現在の道に進んだのです。
天職だったんでしょうね。それからの活躍は目を見張るものがあります。
総理大臣賞も受賞し、日本の草木染めの第一人者に登りつめました。
◆作品は本当に自然でやさしく、それでいて、丈夫で一生涯着られる素晴らしい着物です。
私は繊維学部を卒業しても、染色など全くできません。(笑)
彼女の作品は正絹、天蚕の自ら天然素材で染色するところから始まる。
藍、柿、一位、ログウッドなどなど。
写真が無くて残念ですが、本当にやさしい手触りと風合いがある。
★松本検定の資格を持っているので、松本藝術館の草間彌生の常設展を無料で見ることができます。
しかし、草間さんの作品は分かりやすくて、面白いけど、”狂気”と紙一重ですね。
写真を撮れないのが、残念ですが。
【この自販機は、横にある”自己消滅”↓と言う作品へのオブジェ。なかなか良いです。”
【クレイジー フラワーから逃げる子ども】
忙中閑あり。久しぶりに芸術に触れることができました。