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PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

『就職氷河期』の嘘

2010年02月03日 | だまされている?
●報道によれば、バブル絶頂期の1990年は81.0%。
対して2008年の大学新卒者の就職率は59.7%。
したがって、現在は『超就職氷河期』だと騒いでいる。
しかし、この報道には作為的な大きなウソがあるようです。

■1990年の大学新卒者数は400,103人。
2008年は551,016人。
37%、15万人も新卒者が増えているのです!



この理由は1985年の大学数=460校。⇒一方2009年773校!
たった24年で300校以上増えている。
少子化で経営が困難になることは見えていたのに、文科省は大学の開校をだらしなく認めてきた。

人口が減って大学が増えているから大学進学率はウナギ登り!
それにしても大学進学率って50%を超えているんですね。知らなかった。

巨大な利権が動いたと思われます。
そしてどこの大学も経営難に喘いでいる。
まったくこの国のトップには高所から俯瞰したグラウンドデザインが無く、姑息な目先の利益ばかりを追いかける”小役人”ばっかりだ。


◆さて、就職率に話しを戻せば、就職率=就職者÷大学新卒者です。
分母は大学新卒者、分子は就職者数です・・・。
1990年の新卒者の就職数は324,164人。
2008年は388,227人。
就職氷河期と言われている現在の方が、就職数は多いのです。



新卒者の数(=分母)が15万人も増えているのですから就職”率”は下がるに決まっている。



★マスコミの報道には大きなウソがある。
マスコミとしては、平凡な記事を流すより、危機感を煽った方が読者受けすると思っているようです。
または、もっと大きな”力”による扇動があるのかもしれない?

とにかく、テレビはもちろん、新聞、雑誌には嘘が半分以上だと思って見なければいけない!
※参考文献:『モーニング』1月22日号『エンゼルバンク』

『脳卒中の原因は高血圧』の嘘

2010年01月28日 | だまされている?
●信州の冬は寒い。 
寒さのため、脳卒中で倒れる方が周りに増えている。
「脳卒中」について日頃からおかしいと思っていることをまとめておきたい。

「脳卒中」には大きく分けて3つあります。
①脳内の血管が破裂する「脳出血」
②脳内の血管が詰まる「脳梗塞」
③脳とくも膜の間に出血する「くも膜下出血」です。

脳卒中=脳内出血のイメージがありますが、内訳は以下の通りです。
脳梗塞 84%
脳出血 13%
クモ膜下出血 3%
見て分かるように圧倒的に脳梗塞なのです。

■脳出血は血圧が高いと起きやすいことは間違いが無い。
しかし血管の老化で破けることもあるので、血圧が低くても出血することはある。



◆一方、脳卒中の最大の原因である脳梗塞は脳内の血管にゴミや汚れである血栓が詰まるわけですから、血圧が高いと起きるわけではない。
逆に血圧が高ければ、詰まらずに済むのに低くなったために詰まりやすくなることもあるようです。



★『血圧を下げなければ脳卒中で死ぬぞ!』は脅しではないのだろうか?
最も、和食に中心にして、適度な運動をしていれば血圧など上がるわけも無いと思う。
高血圧が脳卒中の原因なら、食事療法、運動を進めて、根本的に対応する指導をするのが先でしょう。
何故、医者は血圧を下げろ下げろと言うのでしょうか?
血圧降下剤を売りたいからなのではないでしょうか?

これに限らず、医者は病気を作らなければ儲かりません。
CT、MRIなどの高額な機器を購入し、病気を作り、薬を売る図式ができているのでしょう。
私は胃カメラはおろかバリウムすら飲んだことがありません。
人間ドックなんかしたら、病気が作られちゃうからね。
基本的に薬は飲まない!自然治癒力でゆっくり治す。
そんな哲学で生きていきます。

※参考文献;松本光正著『血圧心配症ですよ!』 
浜六郎著『高血圧は薬で下げるな!』