PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

朝日新聞 憲法記念日特集にもの申す!

2007年04月30日 | 世の中を良くしたい!
◆写真は4月29日付けの朝日新聞の憲法記念日特集です。「ワンハンドレッド・アンサーズ」には前々から意見したかったが今回は特にひどいので意見を述べたい。【いつも新聞には赤色で思いっきり書き込んでいるのです】

①まずアンケートと言うものは設問と選択肢により、また回答者の選定、抽出数により大きく左右され気をつけないと数字が一人歩きしてしまう。今回の回答者は「各界で活躍する100人に月に1回程度聞き、回答の一部を紹介する」とあるから非常に偏った結果であるのに対して一般のアンケートと同様に考えてしまい誤解を与える内容である。

②各界で活躍する方々の15%があまり関心がないらしい。この様な大事なテーマにこの様に質問されてこの回答ではお粗末きわまりない。中には「戦争には反対だがいまの憲法に詳しくない」チチ松村。「関心を持つべきだという責任感がコワイ」みうらじゅん。こんな小学生並みの回答をする馬鹿を出すな!

③Q2の質問自体がナンセンス。「『護憲』『改憲』に代わる新しい言葉はないでしょうか?」これに対して珍妙な回答ばかりを掲載しているが一番多かった回答は、「新しい言葉はいらない」と言う回答。これは本文をしっかり読まないと分からないし、何%がこの回答かが分からない。

④Q2の治する私の回答としては、「まったく異なる憲法を作ろうと言う意見から文体等を改善しようと言う意見までが同列になっている」からそれぞれを分かりやすく表現するべきでしょう。
例えば9条護憲派vs9条改憲派、とか全面改憲派vs全面護憲派などの立場を明確にした表現が適当だと思います。
より細分化してA案とかA-1案とかの表現が必要かもしれない。解釈が曖昧な条文は憲法自体は代えずに補則で明文化する案もあると思う。

◆どちらにしろ「感心が無い」と言う文化人など、どっかへ行って欲しい。

「馬まわし」と「稚児の舞」

2007年04月30日 | 信州大好き!
◆岩崎神社の神事のシリーズです。馬に幣(ぬさ)をたて、お払いをしている写真です。この後、馬の後を追ってのぼりを持った町会の役員が境内を3周します。結構疲れます。私も回っているので自分の写真はありません。この馬は中央競馬を引退になり地方の草競馬に出場している「趣味の乗馬」馬です。

「稚児」によるお神楽「浦安の舞」です。最近は「稚児」と言わずに「舞姫」と呼ぶようです。毎年地区の氏子の小学校6年生の女の子が特訓し披露しますが、昨今の少子化で4年生も出ていました。まず供物の奉納、前半は扇舞、後半は鈴舞です。「浦安」とは日本の別の呼び方。安泰を祈念します。 遠い少年時代を思い出す。独特の調べと厳かな雰囲気の中で、きれいにお化粧をした女の子はとても大人に見えて、子供心にどきどきした事を思い出します。

パピーさん、これらが 「♪豊作願いて川干しまつり、稚児が舞い舞う華やかに風に乗って~♪」です。

「川干しまつり」です!

2007年04月28日 | 信州大好き!

  ◆4/29の朝は長野県松本市新村の岩崎神社の神事=「川干しまつり」に参加してきました。これは古来、川を堰き止めて、魚を捕まえてその魚種、量で収穫を占うとともに、捕れた魚を神様に奉納する神事です。長老、諸先輩たちに聞いたころ、この行事は非常に珍しいらしく長野県で行なわれていると言う話はまったく聞かないらしいです。。ネットで調べてもまったくヒットしませんでした。  上の写真は川の神様に対して畏敬の念を払う神事です。

 川を堰き止め、魚を採りますが、昨今、セギには魚は上って来てくれませんので、上流で放したイワナと虹鱒を手づかみで捕まえます。 ◆古来の日本の伝統的な宗教は神道であり、このブログでも何回も出てくる「アニミズム」に基づくものです。日本の独特の宗教観が定着した理由として最も説得のある説は、日本の自然環境があると言われています。春夏秋冬があって、毎年台風が訪れ、地震も多い島国。自然の恵みに恵まれている反面脅威にもさらされている国。雪が降るのも、米ができるのも、魚が採れるのも、鳥が飛ぶのもすべてが神様なせる業と考えられ、八百万の神がいると いう発想になったと言われています。

◆捕まえた魚はビクに入れて神様に奉納します。今年も天変地異が起きませんように。今年も豊作でありますように祈ります。

1000m登ると6℃寒くなる?

2007年04月28日 | 雑学・語源・薀蓄
 4月27日、9時のNHKの天気予報、人気の平井信行気象予報士いわく「行楽のシーズンです。山に登る時は気温が寒くなります。1000m登ると6℃ずつ気温が下がりますからどんどん服を着ていきましょう」との発言!
 えっ!確かにそうだけど一気に1000mは登れないよ。普通は「100m登ると0.65℃ずつ気温が下がります」と言うんじゃないですか。あっ、この人は登山したことが無いからこんな発言になってしまうのだな、と彼のホームページを覗くと、なんと富士登山マラソン8回完走!立派な記録だし、山の寒さは十分分かっている人なのに、納得できない発言。まぁいいか。そのホームページから写真お借りしました。

 ところで高度が上がるとなんで気温が下がるか知っていますか?これも結構、即答できない薀蓄です。ネットでも明快な回答が少ないです。この質問にはトンチンカンな答えが多い。空気が薄くなるからとか紫外線が強くなるからとか、中には太陽に近くなるからとか=それじゃ熱くなるはずジャン。

 「答えは熱源から遠ざかるから」。地球の熱源から遠ざかるから輻射熱量が低くなるのです。ストーブから離れていくと寒くなるのと同じです。この現象は対流圏では一定して下がり続け、成層圏との境界の高度11kmではマイナス70℃です。

 よく言われるけど、垂直方向に向かって行けばすぐに宇宙です。空に向かって時速60kmで車を走らせれば11分で成層圏に達してしまうのです。隣町より近いですよね。本当に薄っぺらな空気の層にへばりついて生きているのです。
 オゾン層の厚さは平均300ドブソンユニット(DU)で、0度、1気圧の地表に換算すれば3ミリの厚さしかありません。地球はとってももろいのですから、大事に大切に使わなければ!
 これが言いたかったのです。

村の鎮守のお祭りだ

2007年04月28日 | 信州大好き!
 村の鎮守の「岩崎神社」のお祭りです。昔は4月12日だったが、平日のお祭りはサラリーマンが大半のご時勢では無理で、15年くらい前から、28~30日に行なわれている。
 28日の朝6時から村の衆全員でのぼりを立て、提灯を上げます。
 明日は「川干しまつり」と「馬まわし」が行なわれます。詳細は明日のブログにアップします。
 さぁ、お参りして、露天のお店を見に行こう!

お天道様に恥ずかしくない生き方

2007年04月27日 | 世の中を良くしたい!
 コンビニに軽自動車がスッと止まった。運転席から(一見)綺麗なお姉さんが降りてくる。店にも入らずに大きなゴミ袋を店頭のゴミ箱に入れる。目を合わさないように足早に車に乗り込み去っていく。私は唖然と見ていた。なんということだろうか!コンビニにとってまったくメリットが無い。法的に処罰するなら廃棄物処理法違反か?

 身障者用駐車スペースに高級そうな外車が車を停める!降りてくる人はご想像通りのチンケなおっさん。どこが身障者なんですか?社会に対する思いやりの心に障害がある可愛そうな人と考えるしかない。足でも折って堂々と停められる様にしてあげようか?

 自分に恥ずかしくないのだろうか?薄っぺらな見栄しかない大馬鹿野郎が堂々と道を歩いている。悲しいな!お天道様が見ているよ。

自分に恥ずかしくない生き方をしていきたい。誰も見ていない時こそカッコ良く。それが男の美学。いつも自分に問いかけよう「俺はカッコいいか?」と。

物もちが良い④

2007年04月22日 | ロハスな生き方
 このラジオはSONYのスカイセンサー、昭和46年に購入したものだから36年前のラジオ。たぶん1万2000円位だったと思う。ダサい横型のラジオから縦型になったヒット商品で、当時にすれば高級品の部類で、宝物でした。

 高校1年から3年まで、新聞配達をしていてその初バイト料で買った物です。何故買ったかと言うと、本末転倒なのですが、朝5時半から7時頃まで配達していたために、旺文社のラジオ講座が聞けなくなり夜の12時から短波放送で聴くために必要だったのです。
 夜は深夜放送=オールナイトニッポンが面白くて深夜の2時頃眠り、朝は5時半頃には起きていたので、その頃からショートスリーパの習慣がつきましたね。しかも毎日1時間半以上、自転車とランニングしている訳で、しかもその後、学校まで往復50分程度自転車で通学していたのですから基礎体力は下手な部活よりついたのではないでしょうか。

 冬の寒さはつらかった。なにしろ信州の朝6時は極寒期にはマイナス15度くらいまで下がるので指が凍傷になりかけた事があります。雪が降る日は自転車が動かないので、走って配達したこともあった。当時は野良犬がいて、しょっちゅう咬まれた。今でも犬は大嫌いです。(オバQか?)
 
 『若い時の苦労は買ってでもしろ』と配達先のおじさんに励まされた。苦労なんかしないにこしたことは無いけどハングリー精神はつきますね。良い肥やしになったとは思う。 

 ラジオの話から新聞配達の話になってしまった。高校1年から今まで朝日新聞を丁寧に読んでいる。それから約36年間、海外出張の時以外で朝日新聞を読まない日は無い。

東京に無い物

2007年04月21日 | 信州大好き!
 昔の東京はかっこ良かった。学生の時、出張の時、東京には緊張して行った。電車に乗るとみんな背筋が伸びていて、服や髪はピシッとしていて、本なんか読んでいてとにかくみんな頭が良さそうでかっこ良かった。気合が入っていたし東京に行くと活力をもらって帰ってきた。

 今の東京はかっこ悪い、だらしない。電車に乗っても若者は当然ばか者で服装も態度もでたらめ。サラリーマンは疲れきっていて、やる気も無い。最近東京に行くと精気を吸い取られたように疲れる。出張に行っても逃げるように帰ってくる。

 昔は東京には何でもあった。文化と憧れと活力といろいろな物があった。今は逆に東京にあるものは大体手に入るから東京にしかないものはあまり無い。

 田舎にしかない物がたくさんある。まず自然だ。美味しい山、川、風、そして安全な食料が身近にある。

 今日の写真は「コイン精米所」。これは東京には無いでしょうが、田舎にはあちこちにある。農家はお米をモミか玄米で貯蔵している。この状態なら味の劣化は無い。お米が無くなって来ると20kg程度ずつ精米所で摺る訳です。20kg精米するのに300円くらいかかる。米は摺りたてがウマイ。2週間たつと味が落ちるのが分かる。

 これから家庭菜園が忙しくなる。自分で作るんだから安全、安心は本人が一番分かっている。早起きや休日の作業に時間をとられるのはつらいけど、死ぬまで元気でいたいから頑張るか!

教育に関するうまい例え

2007年04月19日 | 世の中を良くしたい!
 最近の保護者の事を例えて「半熟卵」と言うそうです。その心は「見かけは立派だが中身は半熟」との事。なかなかうまい例えですね。
 
 深夜のコンビニに子供と来る親。居酒屋の煙と酒臭い環境に赤ちゃんを連れてくる連中。親が子供なんですね。「親は無くても子は育つ」では無く「こんな親では子は育たぬ」ですね。全ては教育方針の失敗でしょう。

 よくたとえに使われるのは「昔の学校はスズメの学校⇒今の学校はメダカの学校」意味分かりますか?
 昔『♪スズメの学校の先生はムチを振り振りチーパッパ』だった。今『♪メダカの学校は川の中、誰が生徒か先生か?みんなでお遊戯しているよ』

 どちらも極端だとは思うのですが、メダカの学校では困るのです。昔の先生には権限と威厳があった。そしてそれに応じた責任もあった。今は安っぽい権利や自主を主張する「頭の悪いお利口さん達」が学校を崩壊させ生徒を駄目にしている。その結果、自己中心で他人に迷惑をかけても平気なおかしな人間が増えているのだと思う!

 平和や戦争には関係なく、しつけ、上下関係、道徳を体で覚えさせるために、日本でも徴兵制を義務付けたらどうだろう?韓国の男子は軍隊に行って男になって帰ってくると言われている。徴兵制を導入すればしっかりした人間ができるのではないだろうか!
 空手、さまざまな活動を通じて、少しでも世の中を良くする方向に貢献できればと思う。

テニス教室が始まりました

2007年04月19日 | スポーツ大好き!
 今年もテニス教室が始まりました。教室のご案内です。

場所:長野県松本市新村庭球場
時間:土日曜、朝6~8時
会費:5000円/1シーズン(コート使用料、ボール代を含む)
上級者による試合が中心ですが、初心者には基礎から丁寧に教えます。
気心の知れた仲間同士が和気あいあいと練習しています。
入会ご希望の方はコメントに入力してください。

テニスサークルのお花見

2007年04月19日 | スポーツ大好き!
 15日にテニスサークル「さくら」の仲間で恒例のお花見をしました。場所は松本大学の一角、旧新村小学校の敷地です。
 桜は満開で最高の気分です。毎年楽しみにしている行事ですが、例年風が強かったり天気が悪かったりしてイマイチの時が多かったのですが、今年は最高です。
 テニス教室も開校し、仲間と楽しくわいわい昼から飲むお酒は最高です。

ホタルの幼虫を放しました

2007年04月18日 | ロハスな生き方
 ホタルの幼虫を放している写真です。この直前に近くの幼稚園の園児により放流が行なわれたのですが。到着が5分遅く最高のシャッターシャンスを逃してしまいました。

 このプロジェクトは松本大学の南に人口の川(ビオトープとは言えないな)を作り、ホタルを復活させようという企画です。ホタルの成長に欠かせないのが、餌となるカワニナの養殖です。ホタルを飼うと言うよりカワニナをいかに増やして供給できるかがポイントです。

 で、今回ビックリしたのはカワニナは養殖しないで購入するとの事!その方が安定して入手できるし、養殖の手間が省けるそうです。なるほどこんなところにもビジネスチャンスがあるんだな。老後はこれも副収入になるかもしれない。

 ホタルは農薬、洗剤に非常に弱く、環境汚染の重要な指標です。と言うより、昔畑に乱舞していた蛍は理屈抜きできれいで、この復活に貢献できるならば尽力を惜しみません。

島内地区の鳥居火

2007年04月17日 | 信州大好き!
 【写真は4月12日付けのタウン情報から引用させていただきました】
 4月14~16日に自宅から5km程度離れた島内地区の「鳥居火山」と呼ばれる斜面で恒例の『鳥居火』が行なわれた。これは松本市の重要無形民俗文化財の伝統行事です。コンパクトデジカメではうまく撮れなかったので新聞の写真を使わせてもらいました。

 丘の中腹に氏子がたいまつを持って整然と並びます。夜の8時の合図に合わせていっせいにたいまつに火を着け振り回すと、この様にキレイな鳥居に見えます。大文字焼きのたいまつ版です。

 このいわれは応仁の頃この地にあった城に小笠原一族が火を放ち、劣勢の時に城の鳥居が倒れると風向きが変わり火が敵に向かって向かい始め勝利した。住民はこれを神の助けと考え、鳥居を再建せずたいまつで鳥居を作り神に対しての敬意を表している、との説が有力です。

 奉納する文字は「大」「一」「上」「十」「ト」です。神に対する畏敬、尊厳の行事を大切にしたくブログにあげました。

松本城の夜桜を見に行きましたが・・・

2007年04月13日 | 信州大好き!
 松本城に夜桜を見に行きました。花は八分咲きからまさに満開!花はまったく散り始めていない。ところが本丸のライトアップは昨日で終わり、月見楼でのコンサートもやっていない。楽しみにしていた夜店も無い。写真もうまく撮れないし、寂しい雰囲気が出てるでしょう。 何じゃこりゃ!?

 すべては気象庁の開花予報が早かったせいでしょう。確かに暖冬で早く咲くかと思っていましたが4月に入ってから寒の戻りがあり、結局は例年並になりました。

 照明機器のレンタルとかコンサートも何かと都合があるのでしょうし、市役所職員の残業の調整もあるでしょうが、できないところはいかにもお役所仕事。民間の会社にすれば、いかなる理由にしても作業工程が遅れた場合徹夜してでも顧客に迷惑をかけませんよね。いわゆるビジネスチャンスの喪失ですね!それにしても何とか融通が利かないものでしょうか?せめて本丸の開放くらいできるでしょう!

 今日、市役所にクレーマーとして投稿しますよ。

神仏習合から廃仏毀釈まで

2007年04月11日 | 宗教・哲学関連
 奈良国立博物館の『神仏習合展』を見た。『〈かみ〉と〈ほとけ〉が織りなす信仰と美』とのサブタイトルは素敵なコピーだ。楽しみにしていたのですが、時間が足りなかったのが残念です。神仏習合から廃仏毀釈までを時系列的にまとめてみました。

①日本人は古代より、山や河あるいは雷など、さまざまな自然現象の中に神の存在を見いだしてきた。先日千の風になってでも書いたようにアニミズムですね。

②このような日本人の宗教観念の基層を形づくってきた神々に対する信仰が土壌である状態に韓国から渡来人により仏教が入って来た。

③仏教の公式な伝来は聖明王から欽明天皇へ経典・仏像を贈った538年とされている。神と仏が互いに影響しあい、融合しながら「神仏習合」と言う新たな信仰世界を生み出していきます。

④当初、仏はたくさんいる神の一つとしての存在であったが、「神仏習合」は奈良時代の国家仏教形成とともに著しく進展して行く。

⑤8世紀になると、神もまた苦しむ存在であり、それは仏によって救われるという『神身離脱』の考えがおこり、神社に付属する寺院である神宮寺が出現した。神のために法華経を読経する神前読経も行なわれた。さらに仏教を守る神として護法善神の観念が生まれた。

⑥さらに10世紀になると、仏や菩薩がこの世を救うために仮の姿を表すと言う本地垂迹説が出た。仏や菩薩が本地(本体)、神を垂迹(仮の姿)とするものです。この時代まで神は人の前に姿を表さないとしていたが、仏像の影響を受け、神の姿を造形化した神像が製作されるようになった。

こうした「神仏習合」の姿を具体的に伝える造形遺品や文献史料の展示会が今回のテーマです。

⑦神仏習合と並行して死んだ人の霊のたたりを慰撫しようとする御霊信仰、疫病の原因が御霊のたたりにあるとする疫神信仰も盛んになった。

⑧平安時代になり法然による浄土宗、親鸞による浄土真宗、日蓮による日蓮宗などの新興仏教が乱立してくる。

⑨時代はとび、近代になると国学が出現し、日本固有の神の道が優れていることを主張する復古神道が生まれる。神社神道を中心的な宗教とするために、明治政府は1868年神仏分離を行なった。神仏習合から神社と寺院、神職と僧侶をはっきりと区別するようにした。曖昧な施設はどちらかを選ばなければならなくなった。=神仏判然である。一部の地域では仏教を排斥する廃仏希釈にまで発展したのである。この運動のために貴重な仏像や仏具が破壊されたのである。

 以上、本当に簡単にまとめたのですが、疲れた。各論はまたの機会に・・・。