PARK'S PARK

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日本一古い電車を見に行った

2007年01月28日 | 信州大好き!

 新村に保存されている、現存する日本最古の電車『ハニフ1号』が、さいたま市にオープンする鉄道博物館に寄贈されることになり、見学会を行なうとのニュースを知った。話しには聞いていたが一度も見たことがないので、この機会に見ておかなければ二度と見られないとイソイソと出かけた。土日の時間限定の見学会なので、そんな物好きはいないと思ったら浅はかだった。上高地線がとまると、来るわ来るわ、一眼レフデジカメをぶら下げた鉄道オタクっぽい中年男性がゾロゾロ。 駅員さんの、わけのわからない専門用語入りの説明に一同「おぉ~!」と感嘆のどよめき。私だけチンプンカンプン?私は外観や内装のレトロさに感心していたが、やはりマニアは違うようで足回りやエンブレムに注目している。

 ちなみにこの電車は1904年(明治37年)に製造され、当時東京都内の飯田町から中野町を走っていたとのこと。その後、信濃鉄道(現在のJR大糸線)に売却され、さらに筑摩鉄道(現在の松本電鉄)で終戦時に活躍したらしい。何と103年前の代物である!
 当時の最先端のデザインとして脚光を浴びたこの車の数奇な運命と長い風雪に蝕まれた車両に歴史と哀愁を感じた。



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