PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

オリンピック 雑感

2008年08月26日 | 徒然なるままに
●オリンピックが24日に無事終了した。
心配されたテロ、大気汚染などのトラブルは無く、ひとまずほっとしている。
聖火リレーの時からトラブル続きで、会期中も必ず事件が発生すると予想していたのですが・・・。

中国共産党側からすれば、徹底した報道規制が功を奏したのでしょう。
何も無かったのはうれしいのだが人的被害がでない範囲で、デモンストレーションが行なわれ中国、世界的に虐げられているマイノリィティーの現状が問題提起されれば良かったと思っている。

■さてオリンピックが”平和の祭典”などと言う能天気な催し物では無いことはいまさら言うまでも無く、ユダヤイルミナティーによる大衆愚昧政策にまんまと乗せられて、世界中がコントロールされているのです。
ユダヤの力で唯一制圧できていない中国勢力も、国民の不満や理性を骨抜きにする術は知っている。

■国威掲揚、商業主義、様々な利権が渦巻く裏の面ばかりが垣間見られて、鼻につく。
当然、競技や結果にはほとんど興味が無いが、世間一般常識程度は持ち合わせていないといけないので、新聞で結果等は知っている。
印象に残った場面と私見を記録しておこう。

■開会式:賛否両論あるのですが、私はチャン・イーモウ監督の作品が大好きなので、基本的に大きく評価しています。
「LOVERS」「HERO」にも見られる原色を大胆に使う作風は非常に美しく感じます。
最近では北朝鮮でしか見られない一糸乱れぬマス・ゲームも大好きなのです。
しかし、やっぱり長かったね。特に入場行進は考えなければ。

「口パク事件」いかにも中国的ですね。
「見た目が良い子と歌のうまい子がそれぞれを分担するのが何が悪いの?」と思っているのでしょうね。
「少数民族の子どもたち偽装事件」これも同様に、「何でいけないの?」なんでしょうね。
中国のグローバル・スタンダード化は今回急速に進歩したといって良いでしょう。
しかし、所詮・・・、やめておきましょう。

■マラソンのワンジル選手の優勝は大きく評価します。
持って生まれた素質はあったのでしょうが、それを優勝に導いた原点は、本人のいうように「我慢、我慢」でしょう。
ケニア生まれ「日本育ち」の彼の我慢は並大抵では無かったと思います。
     

1988年出版の赤瀬川隼の「ブラック・ジャパン」を思い出した。
ソウル・オリンピックの最終日、胸に日の丸をつけた黒人がマラソンで優勝!
これは日本国籍を剥奪された台湾人の復讐劇の策略によるものです。
大胆な設定で当時の常識のイカガワシさを着いた名作です。

★とりとめなく書いたのですが、テロや不満分子の動きを封じ込め、競技運営にも目立ったミスも無かったのですから、まず成功したと言えるでしょう。
一見華やかな宴は終わりましたが、これからが本当に国際化できるか否かの正念場でしょう。
世界的な景気減速は中国バブルに終止符を打つことでしょう。
貧富の差、少数民族との調和、政府幹部による利権の独占と汚職問題。
様々な問題を解決し、世界をリードする国際社会の一員となって欲しいものです。

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